開講学期
Course Start
2015年度 前期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
機械航空創造系学科 材料工学コース 
対象学年
Year
3
必修・選択
Mandatory or Elective
必修
授業方法
Lecture or Seminar
講義
授業科目名
Course Title
金属材料学A
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
斎藤 英之
教員室番号
Office
K-702
連絡先(Tel)
Telephone
0143-46-5654
連絡先(E-mail)
E-mail
saitoh@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
Office Hour
火曜日 16:30〜17:30
授業のねらい
Learning Objectives
主要な金属材料である鉄鋼材料について、微視組織−熱処理−材料特性の関係を修得し,鉄鋼材料の種類、特性や用途について理解することを目的とする。
到達度目標
Outcomes Measured By:
1.金属材料・鉄鋼材料に関する基本的な用語を理解し,使用することができる。
2.炭素鋼・特殊鋼のミクロ組織−熱処理−機械的性質の関係を理解できる。
3.炭素鋼・特殊鋼の種類による使用例の違いを説明できる。
授業計画
Course Schedule
総授業時間数(実時間): 22.5 時間
1週 金属材料の基礎1
2週 金属材料の基礎2
3週 炭素鋼の基礎
4週 鋼塊・鋼材、鋼の塑性加工
5週 炭素鋼の熱処理と実用炭素鋼1
6週 炭素鋼の熱処理と実用炭素鋼2
7週 鋼の表面処理
8週 特殊鋼の基礎
9週 特殊鋼の炭化物と熱処理
10週 低合金特殊鋼1
11週 低合金特殊鋼2
12週 高合金特殊鋼1
13週 高合金特殊鋼2
14週 磁性材料
15週 鋳鉄

・何度か宿題を課す予定である。
教科書
Required Text
矢島悦次郎他共著「第2版 若い技術者のための機械・金属材料」,丸善(2900円+税)。
参考書
Required Materials
W.D.キャリスター著、入戸野修監訳「材料の科学と工学1 材料の微細構造」培風館(2500円+税)#
谷野・鈴木共著「鉄鋼材料の科学」内田老鶴圃(3800円+税)。#
杉本・長村・牧他共著「材料組織学」朝倉書店(3600円+税)(図書館に所蔵あり)。#
高橋・浅田・湯川共著「金属材料学 第3版」森北出版(3200円+税)(図書館に所蔵あり)。 
教科書・参考書に関する備考
成績評価方法
Grading Guidelines
定期試験 100 点満点中 60 点以上を合格とする。各到達度目標の評価は定期試験における点数で達成度を評価する。宿題のレポートは評価に加えないが,宿題をやってこない者には減点する場合がある。再試験は状況により実施する。再試験も 60 点以上を合格とするが,成績は基本的に 60 点あるいは 65 点とする。解答が特によくできていた場合には 70 点を与えることもある。 再試験に不合格の場合には再履修すること。
履修上の注意
Please Note
「結晶構造学」、「材料科学A」の内容を理解していることが望ましい。
教員メッセージ
Message from Lecturer
使用する教科書は簡単ながら項目の関連などがよく整理されており、分かりやすい教科書である。「覚える」ことが重要となる科目なので、教科書に沿った予習・復習が極めて重要である。次週に講義をする部分についても宿題として課し,予習・復習の手助けとすることを考えている。
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
材料工学コースの学習目標の(D)に対応
JABEE教育プログラムの学習教育到達目標の(d)に対応 
関連科目
Associated Courses
「結晶構造学」、「材料科学A」、「材料科学B」、「弾塑性力学」、「材料プロセス学」。
今後の関連科目は「金属材料学B」、「システム材料学」である。
備考
Remarks