開講学期 Course Start |
2015年度 前期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
機械航空創造系学科 材料工学コース |
対象学年 Year |
3 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
必修 |
授業方法 Lecture or Seminar |
演習 |
授業科目名 Course Title |
材料加工プロセス学演習 |
単位数 Number of Credits |
1 |
担当教員 Lecturer |
桃野 正(特任教授) 田湯 善章 |
教員室番号 Office |
田湯 善章:K707 |
連絡先(Tel) Telephone |
田湯 善章:0143-46-5641 |
連絡先(E-mail) |
田湯 善章:tayu@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー Office Hour |
田湯 善章:木曜 16:30〜18:00 |
授業のねらい Learning Objectives |
ものづくりの原理を学び、材料の加工と製造プロセスに関連する事例を基に演習を行う。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
1. 金属が凝固する際の結晶の生成・成長を定量的に表現できる。 2. 凝固にともなう伝熱現象を定量化できる。 3. 相平衡状態図を基礎として非平衡凝固を考察できる。 4.材料の圧延,鍛造,プレス加工における力学について考察できる。 5. 差分法による熱伝導解析の基礎を学ぶ。 |
授業計画 Course Schedule |
総合授業時間(実時間):22.5時間 第 1週 シラバスの説明、データの統計処理、直線回帰、最小二乗法 第 2週 指数関数と片対数グラフ、べき曲線回帰と両対数グラフ 第 3週 アレニウスプロットと活性化エネルギー 第 4週 伝熱・凝固時間の算出法(1)、クボリノフの法則 第 5週 伝熱・凝固時間の算出法(2)、界面抵抗を考慮する 第 6週 平衡凝固と組成的過冷、臨界条件の算出と凝固組織 第 7週 非平衡凝固とミクロ偏析(1)、固相線と準固相線 第 8週 非平衡凝固とミクロ偏析(2)、非平衡凝固にともなう共晶相の生成 第 9週 材料の圧延加工演習 第10週 材料の鍛造加工とプレス加工演習 第11週 差分法の基礎 第12週 差分法による一次元熱伝導解析 第13週 差分法による二次元熱伝導解析 第14週 有限要素法の基礎 第15週 総合演習とプレゼンテーション 演習時間中に課題を課すので,各自予習・復習すること。 |
教科書 Required Text |
桃野 正 他著、「材料プロセス工学」、朝倉書店 |
参考書 Required Materials |
井川克也 編:「鋳造凝固 講座・現代の金属学 材料編10」,日本金属学会 |
教科書・参考書に関する備考 | 主に上記教科書を使用し、演習資料を随時配付する。 |
成績評価方法 Grading Guidelines |
授業中に実施する演習課題およびレポートを合計して100点満点で評価し、60点以上を合格とする。 各到達度目標の評価方法は、次のように行う。 目標1. 授業中に実施する演習課題および宿題レポートにより達成度を評価する。 目標2. 授業中に実施する演習課題および宿題レポートにより達成度を評価する。 目標3. 授業中に実施する演習課題および宿題レポートにより達成度を評価する。 目標4. 授業中に実施する演習課題および宿題レポートにより達成度を評価する。 目標5. 授業中に実施する演習課題および宿題レポートにより達成度を評価する。 |
履修上の注意 Please Note |
材料加工プロセス学を履修していることが望ましい。 講義には必ず電卓(関数電卓など)、A4グラフ用紙等を持参すること。 不合格の場合は再履修とする。 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
演習を通して、材料の加工と製造プロセスを定量的に表現できるよう努めてください。 |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
材料工学コースの学習目標の(D), (G)に対応 JABEE教育プログラムの学習教育到達目標の(d)材料工学の専門知識, (g)自主継続学習能力に対応 |
関連科目 Associated Courses |
材料加工プロセス学(必修) |
備考 Remarks |
桃野特任教授への連絡事項は、田湯助教に連絡してください。 |