開講学期
Course Start
2015年度 前期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
機械航空創造系学科
航空宇宙システム工学コース
対象学年
Year
3
必修・選択
Mandatory or Elective
選択
授業方法
Lecture or Seminar
講義
授業科目名
Course Title
宇宙航行工学
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
上羽 正純
教員室番号
Office
B202
連絡先(Tel)
Telephone
0143-46-5346
連絡先(E-mail)
E-mail
ueba@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
Office Hour
毎週火曜日 13時〜15時
授業のねらい
Learning Objectives
科学衛星、通信衛星等のスペースクラフトが宇宙空間においてミッションを達成するためには、飛行中の制御により目的地まで到達必要である。本授業では、スペースクラフトが地表からロケットにより打ち上げられ宇宙空間を航行する力学とそのために必要な・航法・誘導・制御について紹介を行い、宇宙システム工学的素養の取得を目指す。
到達度目標
Outcomes Measured By:
(1)ペイロードを地上からパーキング軌道へ投入するためのロケットの重量が計算できること。
(2) 軌道移行の原理を理解し、ホーマン移行での必要増速度が計算できること。
(3) 航法の基本原理及びそれを用いる誘導方式を理解し、説明できること。
(4) 衛星特有の制御系構成を理解し、説明できること。
授業計画
Course Schedule
総授業時間数:24時間
第1,2週. 超高層大気、地球、太陽系
第3,4週 軌道論の基礎
第 5週 ロケットの打ち上げ軌道
第 6週 小テスト
第 7週 人工衛星の軌道
第 8週 衛星が受ける摂動
第 9週 軌道移行
第10週 小テスト
第11、12週 航法と誘導
第13〜15週 制御と安定
第16週 期末試験

小テストを2回実施するので、しっかり自己学習すること。
教科書
Required Text
なし
参考書
Required Materials
室津義定、「宇宙工学の基礎T- 宇宙航行力学 -」、共立出版
#富田信之、「宇宙システム入門」、東京大学出版
#多摩川精機兜メ、「ジャイロ活用技術入門」、工業調査会
 
教科書・参考書に関する備考 自作資料を必要に応じて配布
成績評価方法
Grading Guidelines
到達度目標の修得状況を小テスト(20点×2回)と期末試験(60点)にて評価。合計100点満点中60点以上を合格とする。小テストは計算問題、期末試験は基本原理・しくみについて説明を求める文章問題を予定。
履修上の注意
Please Note
不合格者に対しては、再試験は、行わない。
教員メッセージ
Message from Lecturer
宇宙探査機についてのシステム工学的知識を取得するためには必須の授業である。
配布プリントは事前に自宅学習されていることを前提に授業を進めるので、配布プリントの課題には必ず取り組んで授業に臨むこと。
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
航空宇宙システム工学分野に必要な基礎となる知識の習得を目指している。
関連科目
Associated Courses
航空宇宙制御工学U、飛行力学U
備考
Remarks