開講学期 Course Start |
2015年度 前期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
機械航空創造系学科 材料工学コース |
対象学年 Year |
3 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
必修 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義、演習(グループ学習) |
授業科目名 Course Title |
技術者倫理 (材料工学コース) |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
河内 邦夫、佐々木 眞 |
教員室番号 Office |
K505(河内)、Y601(佐々木) |
連絡先(Tel) Telephone |
0143-46-5640(河内)、0143-46-5655(佐々木) |
連絡先(E-mail) |
kkawa@mmm.muroran-it.ac.jp(河内) sasaki@mmm.muroran-it.ac.jp(佐々木) |
オフィスアワー Office Hour |
火曜 8:30〜10:00 (河内) 月曜 15:00〜17:00 (佐々木) |
授業のねらい Learning Objectives |
技術者倫理の基本概念を理解し、技術者として身につけなければならない基礎的な技術者倫理に関する知識を獲得する。その上で具体的な事例をとおして、技術者の判断が社会や環境に与える影響を理解し,倫理的ジレンマの解決方法を多様な価値観を踏まえ考察する。本授業では,講義、グループ討論、調査、分析、発表などを総合して技術者倫理を修得する。 なお,技術者倫理には広い意味で研究者倫理を含める。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
1. 技術および技術者の判断が社会や環境に与える影響や効果を認識し、技術者の専門職としての責任を理解することができる。【技術と社会・環境】(知識・理解)30% 2. 多岐にわたる分野にかかわる技術者倫理を総合的に理解することができる。【専門性と総合性】(知識・理解)20% 3. 技術や技術者がかかわる倫理的な問題について,その解決をするために重視すべき価値や技術者としての態度を,個人はもとよりグループで認識することができる。【価値の多様性】(価値・態度) 20% 4. 技術や技術者がかかわる倫理的な問題に対し、倫理的手法を用いて解決する道筋を選択することができる。【判断力・問題解決能力】(能力・スキル)30% |
授業計画 Course Schedule |
総授業時間数(実時間) 24時間 第1週 シラバス説明, 技術者,技術者倫理とは何か? 第2週 倫理は怖くない(外部講師 蔵田伸雄先生) 第3週 事例研究 第4週 リスク、ヒューマンエラー 第5週 事例研究 第6週 事例研究 第7週 企業倫理(外部講師 竹中章二先生) 第8週 内部告発 第9週 グループ討論説明・班分け・テーマ決定 第10週 グループ討論 *役割分担を決める。 第11週 グループ討論 第12週 グループ内発表練習 第13週 グループ討論 *役割分担の最適化 第14週 発表会 第15週 発表会,全体講評会 第16週 定期試験 講師の都合で実施日が変更になることがあります。 *本授業では,技術者倫理と研究倫理は個別に扱うものではなく,多くの事項は共有するものとして取り扱う。例:環境・生命への配慮,安全保障への対応,ガイドライン・倫理規定 *授業前に教科書の該当する章を読み,あらかじめ理解をすること。 *授業時間外では,社会情勢の情報を得る努力,学修する事例の背景調査,グループ内での討論など,自己学修をするように努力すること。 |
教科書 Required Text |
北海道技術者倫理研究会編 「オムニバス技術者倫理」 共立出版 |
参考書 Required Materials |
札野順「改定版 技術者倫理」日本放送出版協会 (2400円) ウィットベック「技術倫理 1」みすず書房(2800円) 杉本泰治,高城重厚「大学講義技術者の倫理入門 第4版」丸善(1700円) 中村収三ほか「技術者による実践的工学倫理 第2版」化学同人(2200円) 佐伯昇/杉本泰治「技術倫理 日本の事例から学ぶ」丸善(2000円) |
教科書・参考書に関する備考 |
講義中にプリント類を配布する。 本学附属図書館に関連書籍およびビデオが多数有ります。 |
成績評価方法 Grading Guidelines |
レポート40%,グループ討論および発表40%および定期試験20%を総合して評価する。 100点満点で60%以上を合格とする。 各到達度目標の評価方法は次のように行う。 目標1について:レポートおよび定期試験により評価する。 目標2について:レポートおよび定期試験により評価する。 目標3について:グループ討論および発表会により評価する。 目標4について:グループ討論、発表会および定期試験により評価する。 レポート グループ活動 試験 配分 目標1 25% 5% 30% 目標2 15% 5% 20% 目標3 20% 20% 目標4 20% 10% 30% 40% 40% 20% 100% |
履修上の注意 Please Note |
・履修上の注意 機械航空創造系学科の材料工学コースの学生に限る。 ・授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知する。 ・インターネット、パソコンの基本技術が必要です。 ・単位認定には出席率(=出席回数/授業回数)80%以上が必要です。 ・再試験は行わない。 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
・講義に加えて調査、研究、討論、発表を行います。 ・授業は1クラス制(A304大教室)と3クラス制(N101教室)で実施します。毎時間の教室を確認してください。 ・授業中の質問は大歓迎。オフィスアワーなどでの質問も適宜受け付ける。 ・見やすいレポート(文字や書き方)を心がけること。 ・授業中の質問は大歓迎。オフィスアワーなどでの質問も適宜受け付ける。 |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
材料工学コースの学習目標の(A), (B), (I)に対応 JABEE教育プログラムの学習教育到達目標の(a), (b), (i)に対応 |
関連科目 Associated Courses |
フレッシュマンセミナー |
備考 Remarks |
外部講師紹介 蔵田伸雄(北海道大学大学院文学研究科応用倫理研究教育センター・教授) 竹中章二(東芝・首席技監) |