開講学期 Course Start |
2015年度 前期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
機械航空創造系学科 |
対象学年 Year |
2 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
必修 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義 |
授業科目名 Course Title |
解析C (機航後半) |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
長谷川雄之 |
教員室番号 Office |
Q413 |
連絡先(Tel) Telephone |
(緊急連絡はE-mailを利用のこと。) |
連絡先(E-mail) |
yuji@mmm.muroran‐it.ac.jp ※緊急連絡に限る。件名に必ず学籍番号・氏名を記すこと。 |
オフィスアワー Office Hour |
2015年度前期:木曜16:45〜18:15 |
授業のねらい Learning Objectives |
工学の基礎となる数学のうち、多変数関数の積分法及び微分方程式論の基礎について講義する。重積分および常微分方程式とその解法を理解することを目標とする。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
(1) 重積分法の基本的な概念を理解し、重積分の値を求めることができる。 (2) 変数変換を用いて重積分の値を求めることができる。 (3) 広義重積分の値を求めることができる。 (4) 変数分離形微分方程式を解くことができる。 (5) 同次形定数係数線形微分方程式を解くことができる。 (6) 未定係数法・定数変化法を用いて非同次形定数係数線形微分方程式の特殊解を求めることができる。 |
授業計画 Course Schedule |
総授業時間数(実時間):24時間 ※第1週の冒頭にこの科目に関するガイダンスを行う。 ※内容が若干変更になることもある。 ●重積分 第 1週 1変数関数の微積分の簡単な復習/重積分の考え方 第 2週 累次積分(1) 第 3週 累次積分(2) 第 4週 重積分の変数変換(1) 第 5週 重積分の変数変換(2) 第 6週 重積分の変数変換(3) 第 7週 広義重積分 第 8週 中間試験 ●微分方程式 第 9週 変数分離形 第10週 1階線形微分方程式 第11週 完全微分形 第12週 同次形定数係数線形微分方程式の解法(1) 第13週 同次形定数係数線形微分方程式の解法(2) 第14週 非同次形定数係数線形微分方程式の特殊解の導出(1) 第15週 非同次形定数係数線形微分方程式の特殊解の導出(2) 第16週 定期試験 第1週〜第7週および第9週〜第15週のうち4つ以上の週で成績評価に関係する演習を事前通告なく行う。 |
教科書 Required Text |
以下のうち、2については購入する必要がある。 1.「微分積分」 高坂・高橋・加藤・黒木場 共著 (学術図書出版/本体1900円) (1年次「解析A」「解析B」で使用したもの) # 2.「テキスト 微分方程式」 小寺平治 著 (共立出版/本体1800円) |
参考書 Required Materials |
1.「入門微分積分」 三宅敏恒 著 (培風館/本体1900円) # 2.「明解 微分方程式」 長崎・横山・中村 共著 (培風館/本体1400円) # 3.「理工系の微分・積分」 溝口・五十嵐・桂田・佐藤(一)・佐藤(元)・竹ヶ原・山口 共著 (学術図書出版社/本体1900円) |
教科書・参考書に関する備考 |
教科書欄の1は1年次科目「解析A」「解析B」で使用したものと同じ。 2は微分方程式に関する授業から使用する。 参考書欄の本は図書館にあり。 |
成績評価方法 Grading Guidelines |
中間試験、定期試験、演習をそれぞれ100点満点で評価したとき、 中間試験40%、定期試験40%、演習点20% の比重つきで合計した得点(端数切捨て)が60点以上であれば合格とする。 各到達度目標の達成度は、中間試験・定期試験・演習で問題を出題して評価する。 |
履修上の注意 Please Note |
1年次科目「解析A」「解析B」の内容をよく理解していることが大前提となる。 1.出欠席 次の者は不履修となるので、次年度に再履修しなければならない。 ・中間試験・定期試験のうちどちらか一方でも欠席した者 ・講義を4回欠席したことが確認された者 ※居眠りや継続的な私語のほか、下記4で述べる行為に該当する場合は欠席とみなすから注意のこと。 2.再試験は行わない。 3.【重要】試験についての注意(特に過年度生) (1) 中間試験の日程は、講義時及び掲示板で事前に通知する。 (2) 中間試験は通常の講義時間外に行うこともある。 (3) 掲示板に掲載される情報に常々注意を払うこと。 4.演習 講義中に適宜「演習」を実施する。 形式は、1.解答用紙を配布し解答を記入する、もしくは2.口頭試問、などである。 解答用紙を配布する形式の演習の場合、提出を求められた場合は速やかに提出すること。 なお、解答欄が空欄の提出や締切後の提出(下記5に該当の場合を除く)は欠席扱いとする。 5.講義および試験欠席の申し出は1週間以内に 本項目は病気・事故などやむを得ない事情による欠席を1週間以内に申し出た者に限り適用する。 申し出時に欠席事由を証明するもの(診断書等)の提示を求める場合がある。なお、大学教務課あてにも必ず欠席届を提出すること。 (1) 講義欠席:申し出があった場合、上記1の欠席回数に数えない。 (2) 試験欠席:申し出があった場合、追試験の対象とする。 (3) 演習未提出:申し出があった場合、提出締切日を別途設ける。 ただし1週間経過後は無断欠席扱いとし、(2)の追試験や(3)の演習事後提出受付等は一切行わないものとする。 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
講義に関する最新の情報はQ413前掲示板または下記URLを参照して下さい。 {http://www.mmm.muroran-it.ac.jp/~yuji/lecture_info/} |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
機械システム工学コースの学習・教育到達目標との対応 (B) 工学基礎力の修得 数学や物理学等の自然科学に関する基礎知識を持ち、論理的に考え、工学的課題に応用できる 航空宇宙システム工学コース「A.基礎となる知識の習得」 材料工学コース「C.工学基礎」 |
関連科目 Associated Courses |
解析A、解析B、線形代数(以上1年次必修科目) |
備考 Remarks |