開講学期
Course Start
2015年度 前期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
建築社会基盤系学科(建築学コース)
対象学年
Year
4
必修・選択
Mandatory or Elective
選択
授業方法
Lecture or Seminar
講義および演習
授業科目名
Course Title
建築測量学実習
単位数
Number of Credits
1
担当教員
Lecturer
永井 宏
教員室番号
Office
D319
連絡先(Tel)
Telephone
0143-46-5219
連絡先(E-mail)
E-mail
nagai@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
Office Hour
月曜日12:00-12:30, 火曜日12:00-12:30
授業のねらい
Learning Objectives
建築測量に関する基本的な知識や方法を理解し、測量機器やデータの取扱いを実習作業を通して修得する。
到達度目標
Outcomes Measured By:
1.各種測量の目的や機器の構造・取扱いを理解し、適切な測量作業を行える。(理解力)
2.測量データを適切に記録できる。(知識力)
3.測量結果から距離,角度,面積等を計算し,また誤差処理を行うことができる。(計算力)
授業計画
Course Schedule
総授業時間数(実時間):33.75時間
 1週目 シラバスの説明,測量の概要     p.1-23 (教科書)
 2週目 距離測量                 p.51-69
 3週目 距離測量の実習
 4週目 水準測量                 p.93-116
 5週目 水準測量の実習
 6週目 水準測量の実習
 7週目 角測量                   p.117-135
 8週目 角測量の実習
 9週目 トラバース測量              p.136-159
10週目 トラバース測量の実習
11週目 トラバース測量の整理
12週目 平板測量                 p.71-92
13週目 平板測量の実習
14週目 平板測量の実習
15週目 測量実習の総括
・講義には,教科書の該当部分を予め理解した上で講義に参加すること.
・適宜,小テストを実施する.
・実習には,事前に配布する実習要領を熟読し十分に理解して参加すること.
・レポートに関しては自力で作成し,期日までに提出こと.
教科書
Required Text
「図説建築測量」 藤井衛他著 産業図書 ISBN 978-4782861028
参考書
Required Materials
 
教科書・参考書に関する備考 授業に使用する必要な資料は適宜配付する。
成績評価方法
Grading Guidelines
:100点満点中60点以上を合格とする。
・各実習課題のレポート(60%),実習での測量作業(20%)および測量記録(20%)で評価する。
・全実習課題のレポートの提出および8割以上の出席を単位修得の条件とする。

各到達度目標の評価は、次のように行う。
目標1.実習での作業状況や測量精度を評価する。
目標2.野帳の記録状況を評価する。
目標3.レポートでの測量計算や誤差処理結果を評価する。
履修上の注意
Please Note
・実習作業前には、実習要領および教科書を読み予習してくること。
・各実習課題は、グループ作業となるため班員全員で協力して作業を行うこと。
・事故のないよう細心の注意を払い、実習作業に集中すること。
・測量機器は高価なため、取り扱いは慎重に行うこと。
・講義(内業)、実習(外業)に関わらず、開始時は講義室に集合すること。この時、出席をとるので遅れないこと。
・実習終了時には器材を確認し、必ず指導者から”終了”することの許可を得ること。許可なく終了した場合、
 班員全員が欠席扱いとなる場合があるので注意すること。
・屋外の実習に際しては作業のし易い服装とすること。サンダル履きは認めない。
・不合格者の再試験は行わない。
教員メッセージ
Message from Lecturer
建築物を計画・設計する上で敷地の大きさや形状を把握すること、また設計図書に基づく的確な工事を遂行する上で建物の位置・寸法の基準線等を決定することは非常に重要となる。建築に携わる者として各種測量の目的や方法を学び、実務的な機器や測量データの取扱いの一端に触れて欲しい。建物づくりの第一歩である。
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
この授業の単位修得は,建築学コースの学習・教育目標の
(C)未来に対する深い洞察力をもって高い視点から問題に対処し,将来にわたって豊かな能力を身に付ける。
(F)実験や実習を重視した教育により,建築の環境・生産に関する基礎的知識と応用力を修得する。
に対応している。
関連科目
Associated Courses
今後の関連科目はない。
備考
Remarks