開講学期 Course Start |
2015年度 前期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
建築社会基盤系学科 |
対象学年 Year |
4 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
選択 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義 |
授業科目名 Course Title |
自然環境の保護保全 |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
松名 隆 |
教員室番号 Office |
Q614 |
連絡先(Tel) Telephone |
46−5834 |
連絡先(E-mail) |
pine@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー Office Hour |
水曜日17:00〜18:00 |
授業のねらい Learning Objectives |
本授業では、自然環境の保護保全を社会的・文化的視点から考察する力を身につけることを目標とする。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
1.自然環境を社会的・文化的視点から見るために、先ず自然と社会・文化との関係について、理解できるようになること。 2.各種の自然に関わる具体的事業を通して、自然と人間とのあるべき関わり方への理解を深めていけるようになること。 3.1,2を踏まえて、歴史的事例を上げながら、近代・現代における自然保護・保全の思想を検討できるようになること。 |
授業計画 Course Schedule |
以下の各週毎のテーマについて、「 自然環境の保護保全」の視点を踏まえて講義する。 総授業時間数:22.5時間 第1週 本授業のテーマと授業計画について 第3週 世界の先住民族とその基層文化(1)と自然環境 第4週 世界の先住民族とその基層文化(2)と自然環境 第5週 世界の先住民族とその基層文化(3)と自然環境 第6週 日本の各地域の基層文化(1)と自然環境 第7週 日本の各地域の基層文化(2)と自然環境 第8週 日本の各地域の基層文化(3)と自然環境 第9週 北海道の基層文化としてのアイヌ文化(1)と自然環境 第10週 北海道の基層文化としてのアイヌ文化(2)と自然環境 第11週 北海道の基層文化としてのアイヌ文化(3)と自然環境 第12週 先住民族の文化享有権と生物多様性条約 第13週 アイヌ民族の文化享有権と生物多様性条約 第14週 原発立地と地域住民の文化享有権 第15週 大間(青森)、上関((山口)原発建設予定地の事例検証 授業計画を参照しながら、教員の指示に従って、次週のテーマについて予習し、 授業の後、最後のレポート作成のために、その週のテーマについて簡単にまとめて おくこと。 |
教科書 Required Text |
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参考書 Required Materials |
貝澤、丸山、松名、奥野(共編著)『アイヌ民族の復権〜先住民族と築く新たな社会』(法律文化社、2011年) |
教科書・参考書に関する備考 | |
成績評価方法 Grading Guidelines |
・期末レポートによって評価する。60点以上を合格とする。 ・到達度目標1〜3は、何れも期末レポートによって評価する。 |
履修上の注意 Please Note |
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教員メッセージ Message from Lecturer |
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学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
JABEE(a)地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養に対応する。 |
関連科目 Associated Courses |
社会環境基礎論、基層文化論、アジアの文化、自然再生論 |
備考 Remarks |