開講学期
Course Start
2015年度 前期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
建築社会基盤系学科 土木工学コース
対象学年
Year
3
必修・選択
Mandatory or Elective
必修
授業方法
Lecture or Seminar
講義
授業科目名
Course Title
海岸・海洋工学
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
木村克俊
教員室番号
Office
D312
連絡先(Tel)
Telephone
0143-46-5269
連絡先(E-mail)
E-mail
kimura@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
Office Hour
水曜 12:00〜12:30   金曜 12:00〜12:30
授業のねらい
Learning Objectives
海の波の基本的性質を理解して、これらを外力とする海岸・海洋構造物の基本的な設計法を習得する。 さらに、災害に強く、自然にやさしい海辺づくりの手法を身につける.
到達度目標
Outcomes Measured By:
1.波の基礎的性質を理解し、水粒子運動を計算できる。
2.海面波の発生・発達とその性質を理解する。
3.波浪の伝播に伴う変形を計算することができる。
4.海岸・海洋構造物の設計を行うことができる。
5.自然環境や社会的ニーズに対応した防災対策の必要性を理解する。
6.漂砂のメカニズムを理解し、現地における海浜変形を推定することができる。
授業計画
Course Schedule
講義時間(試験含む)24hr
第1週 海岸・海洋の概要
第2週 波の基礎的性質(1)
第3週 波の基礎的性質(2)
第4週 波の基礎的性質(3)
第5週 波の発生・発達とその性質(1)
第6週 波の発生・発達とその性質(2)
第7週 波の伝播に伴う変形(1)     
第8週 波の伝播に伴う変形(2)     レポート(その1)出題
第9週 波の伝播に伴う変形(3)
第10週 潮汐、高潮、津波、長周期波(1) レポート(その2)出題
第11週 潮汐、高潮、津波、長周期波(2)
第12週 波と構造物            
第13週 漂砂と海浜変形(1)
第14週 漂砂と海浜変形(2)
第15週 まとめ、海岸・海洋に関わる今後の課題
第16週 定期試験
・教科書の該当部分(授業時間内で指示する)を予め理解した上で授業に参加すること。
・授業後にレポートおよび小課題に取り組むことにより、該当する部分の理解度を確認すること。
教科書
Required Text
合田良實「海岸・港湾」(二訂版)、彰国社、4,000円
参考書
Required Materials
合田良實「港湾構造物の耐波設計」(増補改訂版)、鹿島出版会、5,300円 
教科書・参考書に関する備考
成績評価方法
Grading Guidelines
定期試験を80%、レポートを20%で評価し、60点以上を合格とする。不合格者には再試験を実施し、再試験に不合格の場合は再履修すること。
各到達度目標の評価方法は、次のように行う。
目標1.レポート(その1)および定期試験で計算問題を出題し、達成度を評価する。
目標2および3.定期試験で計算問題を出題し、達成度を評価する。
目標4.レポート(その2)および定期試験で計算問題をを出題し、達成度を評価する。
目標5および6.定期試験で記述問題をを出題し、達成度を評価する。
履修上の注意
Please Note
流れの力学、水理学T、水理学Uを履修していることが望ましい。
教員メッセージ
Message from Lecturer
レポートでは、小論文形式と、設計計算(各自設計条件が異なる)の2種類を課す。
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
土木コースの学習教育目標との関係
○(C)将来能力
○(D)土木専門基礎
◎(F)環境防災
○(G)自然調和
関連科目
Associated Courses
流れの力学、水理学T、水理学Uを履修していることが望ましい。後年次の港工学を履修することにより、海域施設の計画・設計に必要な知識の修得を目指す。
備考
Remarks