開講学期 Course Start |
2015年度 前期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
建築社会基盤系学科建築学コース 3年 |
対象学年 Year |
3 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
選択科目 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義 |
授業科目名 Course Title |
都市環境計画 |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
市村 恒士 |
教員室番号 Office |
Y703 |
連絡先(Tel) Telephone |
0143-46-5240 |
連絡先(E-mail) |
kichi@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー Office Hour |
月曜日 金曜日 11:30 〜 12:00 |
授業のねらい Learning Objectives |
本授業では,都市環境及びその周辺環境における問題・課題を解決するための,計画等に関わるいくつかの視点について理解することを目的としている。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
・都市環境計画に関する調査・分析手法(基本統計や多変量解析等)について理解する。 ・都市と自然・緑に関わる行政の現状について理解する。 ・市民・NPO法人による「都市と自然・緑」を用いた都市・地域づくりについて理解する。 ・企業による「都市と自然・緑」を用いた地域づくりについて理解する。 ・社会企業家等による地域づくり(コミュニティビジネス)について理解する。 ・低炭素・循環型社会と「自然・緑」を用いた都市・地域づくりについて理解する。 ・生物多様性を考慮した地域づくりについて理解する。 |
授業計画 Course Schedule |
1回目 ガイダンス,都市環境計画概論1(都市環境計画とは) 2回目 都市環境計画概論2(都市環境計画の視点) 3回目 都市環境計画に関する調査・分析手法(基本統計や多変量解析等) 4回目 都市と自然・緑に関わる行政の現状1 5回目 都市と自然・緑に関わる行政の現状2 6回目 都市と自然・緑に関わる行政の現状3 7回目 市民・NPO法人による「都市と自然・緑」を用いた都市・地域づくり1 8回目 市民・NPO法人による「都市と自然・緑」を用いた都市・地域づくり2 9回目 企業による「都市と自然・緑」を用いた地域づくり 10回目 社会企業家等による地域づくり(コミュニティビジネス) 11回目 低炭素・循環型社会と「自然・緑」を用いた都市・地域づくり1 12回目 低炭素・循環型社会と「自然・緑」を用いた都市・地域づくり2 13回目 低炭素・循環型社会と「自然・緑」を用いた都市・地域づくり3 14回目 生物多様性を考慮した地域づくり1 15回目 生物多様性を考慮した地域づくり2 まとめ ※総時間数(45分×2)×15回=22.5時間 講義内容のパワーポイント資料を事前に配布するので,予め目を通し,特に疑問となる点等について整理しておくこと。 また,数回のレポートを課すので,授業時間外に対応すること。 |
教科書 Required Text |
なし。 随時,参考資料等を配布する。 |
参考書 Required Materials |
授業内で随時案内する。 |
教科書・参考書に関する備考 |
特になし |
成績評価方法 Grading Guidelines |
・都市環境計画に関する調査・分析手法(基本統計や多変量解析等)について理解する。 →基本統計や多変量分析に関する主に記述,語句問題により理解度を測る。 ・都市と自然・緑に関わる行政の現状について理解する。 →都市及び都市近郊緑地の保全創出に関わる施策に関する記述,語句問題により理解度を測る。 ・市民・NPO法人による「都市と自然・緑」を用いた都市・地域づくりについて理解する。 →NPO関連法や指定管理者制度及び施設マネジメントに関わる記述,語句問題により理解度を測る。 ・企業による「都市と自然・緑」を用いた地域づくりについて理解する。 →CSRや企業の地域づくりへの参入意図に関わる記述,語句問題により理解度を測る。 ・社会企業家等による地域づくり(コミュニティビジネス)について理解する。 →社会起業家やコミュニティビジネスに関わる記述,語句問題により理解度を測る。 ・低炭素・循環型社会と「自然・緑」を用いた都市・地域づくりについて理解する。 →地球温暖化やリサイクル等に関わる一般論や,低炭素・循環型と関わる緑の評価手法についての記述,語句問題により理解度を測る ・生物多様性を考慮した地域づくりについて理解する。 →生物多様性等に関わる一般論や,生物多様性保全と関わる緑の評価手法についての記述,語句問題により理解度を測る. 100点満点中60点以上で合格 授業内で行う小テスト・レポート等で20点程度 期末テストで80点程度 ※再試験を一度のみ行う。 |
履修上の注意 Please Note |
特になし |
教員メッセージ Message from Lecturer |
本授業では,これまでの建築・都市の視点のみならず,自然環境等を活用し,生活の質を保ちながら環境の質(環境問題の解決等)を目指した都市・地域づくりについていくつかの切り口から説明する。 高学年(3年生)・選択の授業であることから,単純な知識の獲得に留まらず,各受講生が自ら今後の都市や地域をどのようにすべきかを考えることを促す内容である。 そのためにも,受動的な立場はなく能動的な立場で積極的に今後の都市・地域づくりを考えていきたい受講者のみを対象とする。 |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
この授業の単位修得は,建築学コースの学習・教育目標の(F)実験や実習を重視した教育により、建築の環境・生産に関する基礎的知識と応用力を修得する、(H)積雪寒冷地に適した建築を設計・施工する能力を身につける、に対応している。 |
関連科目 Associated Courses |
空間の環境 卒業論文 |
備考 Remarks |
特になし |