開講学期 Course Start |
2015年度 前期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
建築社会基盤系学科 |
対象学年 Year |
1 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
必修 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義と演習 |
授業科目名 Course Title |
基礎物理A (建社) |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
伊土政幸(非常勤講師)、桃野直樹(窓口教員) |
教員室番号 Office |
Q301(非常勤講師室)、Q206(桃野) |
連絡先(Tel) Telephone |
0143-46-5656(桃野) |
連絡先(E-mail) |
mom@mmm.muroran-it.ac.jp(桃野) |
オフィスアワー Office Hour |
金曜日16:00~18:00 |
授業のねらい Learning Objectives |
物理学は理工学分野の基礎となる学問であり,その考え方や手法を最もよく表しているのが物体の運動を扱う「力学」といえる。基礎物理Aでは,物体を「質点」とみなし,微積分を用いてその運動を議論する。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
1.運動の記述に必要なベクトルや微積分の基本公式を理解し,種々の物理量を表すことができる。 2.物体の位置,速度,加速度を微積分により導くことができる。 3.質点に働く力および運動方程式を理解し,代表的な問題を解くことができる。 4.仕事とエネルギーの概念を把握し,代表的な問題を解くことができる。 5.作用反作用の法則を理解し,代表的な問題を解くことができる。 6.解いた結果から何が言えるのかを考える習慣を身につける。 |
授業計画 Course Schedule |
総授業時間数(実時間):24時間 <質点の力学> ○ 質点と位置について ○ 位置,変位とベクトルについて ○ 速度,加速度について ○ 運動方程式(力と運動)について ○ 放物運動について ○ 単振動,単振り子について ○ 仕事と運動エネルギーについて ○ 保存力とポテンシャルについて ○ 位置エネルギーと力学的エネルギー保存則について ○ 万有引力と惑星の運動について <質点系の力学> ○ 2体問題および重心とその運動について ○ 運動量と運動量保存則について ○ 物体の衝突について 第16週 定期試験 予習、復習をおこなうこと。 課題レポートを数回課す予定である。日々自己学習を行い自力で解答し,期日までに必ず提出すること。 |
教科書 Required Text |
「物理学(三訂版)」 小出昭一郎 裳華房 定価2100円+税 |
参考書 Required Materials |
# 「基礎物理学(三訂版)」 原 康夫 学術図書出版会 定価2200円+税 |
教科書・参考書に関する備考 | |
成績評価方法 Grading Guidelines |
授業履修者に対して課題レポートおよび定期試験を行い,レポート20%、定期試験80%として評価する。100点満点中60点以上を合格とし、不合格者には一度だけ再試験を実施する。再試験に不合格の場合は再履修となる。 特別の事由がある者については定期試験の再試験をもって追試験とする。成績は定期試験時と同様であるが,追試験不合格者に対する再試験は実施しない。 到達度目標1~5の評価は,レポートと定期試験,追試験または再試験で行う。 |
履修上の注意 Please Note |
欠席回数により最終成績を減点する場合がある。 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
物理学は多くの学問の基礎になる科目ですが,その内容は,講義で聞いただけではなかなか理解ないかもしれません。予習・復習などを通して何度か 繰り返し勉強して下さい。また、物理学の言語ともいえる数学について,ベクトルや微分積分法の基本もよく理解しておいてください。高校で物理を履修していない学生にとっては,すべてが新しい内容と思いますが,少し時間をかけて勉強すれば,物理学は論理的に簡潔で学び安い学問であることが理解できることと思います。 |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
1. 建築学コースの学習目標(A)「未来をひらく科学技術者に必要となる総合的な理工学知識を修得する.」に主体的に対応し,学習目標(C)「未来に対する深い洞察力をもって高い視点から問題に対処し,将来にわたる豊かな能力を身につける.」にも対応している。 2. 土木工学コースの学習目標(A) 「未来をひらく科学技術者に必要となる総合的な理工学知識を修得する。」に主体的に対応し,学習目標(C) 「未来に対する深い洞察力をもって高い視点から問題に対処し,将来にわたって豊かな能力を身につける。」にも対応している。 3. JABEE基準1の(c)数学、自然科学および情報技術に関する知識とそれらを応用できる能力に対応している。 |
関連科目 Associated Courses |
基礎物理B(1年次後期) |
備考 Remarks |