開講学期 Course Start |
2014年度 前期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
情報電子工学系学科(夜間主コース) |
対象学年 Year |
3 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
必修 |
授業方法 Lecture or Seminar |
コンピュータを使用しての演習 |
授業科目名 Course Title |
情報工学演習A |
授業科目名(英語) Course Title |
[授業科目名(英語)] |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
寺本 渉 |
教員室番号 Office |
V609 |
連絡先(Tel) Telephone |
46-5433 |
連絡先(E-mail) |
teramoto(at)csse.muroran-it.ac.jp ※(at)を(at)と表示 |
オフィスアワー Office Hour |
火曜日15:00〜16:00 |
授業のねらい Learning Objectives |
代表的なオペレーティングシステムの1つであるUNIX上でのC言語によるプログラム開発の基本を身につけることを目的とする。まず,UNIXシステムの基本的な操作法,特に,プログラミングに必要な開発ツールの使い方を習得する。続いて,実際にCプログラムを作成しながら,実践を通して,講義「プログラミング」で学んだC言語の基本文法を学習する。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
1. UNIX上のプログラム開発に必要なコマンド,エディタを操作できる。 2. C言語の基本的な文法を理解し,簡単な計算と結果の表示ができる。 3. 要求に沿った簡単なプログラムを,適切な構文,データ型を用いて作成できる。 4. 作成したプログラムのデバッグを行うことができる。 |
授業計画 Course Schedule |
第1週: ガイダンス 第2週: UNIXの基本操作の習得 第3週: Cプログラミングの基本の確認 第4週: 入出力と演算 第5週: 制御構文(1)条件判断と分岐の習得 第6週: 制御構文(2)繰り返しの習得 第7週: 配列(1)基本操作 第8週: 配列(2)文字列の扱い 第9週: 関数(1)関数の作成法とその利点 第10週: 関数(2)値渡しと参照渡しの違い 第11週: ポインタ(1)基本の理解 第12週: ポインタ(2)ポインタによる演算 第13週: ファイルの入出力 第14週: 構造体 第15週: まとめと総合演習 授業総時間数:90分×15週=1350分 |
教科書 Required Text |
毎回の演習のポイントとなる内容をまとめたプリントを配布します。 |
参考書 Required Materials |
皆本晃弥著「やさしく学べるC言語入門--基礎から数値計算入門まで--」,サイエンス社,2,520円 |
教科書・参考書に関する備考 | 演習用プリントは,参考書の内容が元になっている。参考書は,将来,C言語に関する復習やちょっとした調べものに非常に便利なので,できる限り購入しておくこと。 |
成績評価方法 Grading Guidelines |
各授業終了時に提出してもらうレポートで達成度を評価し,成績を判定する。到達度目標1に関しては第1-2週および第15週のレポート,到達度目標2に関しては第3-4週および第15週のレポート,到達度目標3, 4に関しては第5-15週のレポートで,それぞれ評価する。100点満点中60点以上を合格点とする。演習によるプログラミング技術の修得を目的とするため,80%以上の出席を単位取得の必要条件とする。やむを得ず欠席する場合は,必ず届け出ること。 |
履修上の注意 Please Note |
不合格の場合には再履修すること。 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
本演習は,講義による演習内容の解説と課題の実践という形式で進めます。課題は,授業終了時に提出してもらいます。本演習は,引き続き行われる演習科目の基礎にあたり,UNIXツールやCの文法が道具として使えるようになることを目指します。 |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
この授業科目は情報電子工学系学科の学習目標の以下の項目に対応している。 情報技術者[情報基礎]数学と自然科学の基礎知識を身につける。 |
関連科目 Associated Courses |
プログラミング,情報工学演習B,それ以降に開講される卒業研究などでも全般的に必要とされる。 |
備考 Remarks |
本演習の受講学生は,授業実施時間以外にも,学生開放時間にはR棟R105,R106演習室のコンピュータを利用できるので,予習,復習に積極的に活用して下さい。 |