開講学期 Course Start |
2014年度 前期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
情報電子工学系学科 情報システム学コース コンピュータ知能学コース |
対象学年 Year |
3 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
選択科目 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義 |
授業科目名 Course Title |
情報理論 |
授業科目名(英語) Course Title |
[授業科目名(英語)] |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
塩谷浩之 |
教員室番号 Office |
V605 |
連絡先(Tel) Telephone |
ex5436 |
連絡先(E-mail) |
shioya(at mark) mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー Office Hour |
水曜日 11:00-12:00 |
授業のねらい Learning Objectives |
情報理論では情報源符号化の数理的土台となる理論と符号化方式についえ学びます.本授業では,数理的知識を補強しつつ,情報源の符号化、通信路の符号化の仕組みを理解することをねらいとします. |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
1. 符号化の仕組みを理解し,そのしくみを論理的および数理的に説明できる。 2. 情報量を理解し,その数理的性質を説明し具体例に適用できる。 3. 具体的な符号化方式について理解し,符号化法を数理的に説明できる。 |
授業計画 Course Schedule |
[授業総時間:90分×15=1350分] 1. 情報理論ガイダンス,確率統計・数学試験 2−3.データ圧縮入門,符号と復号可能性 4ー5.復号可能性とクラフトの不等式 6ー7.整数の符号化 8−9.平均符号長とエントロピ 10.最適符号 11-12.情報圧縮と情報源符号化定理 13.エントロピの数理 13.マルコフ情報源モデル 14.通信路符号化 15.定期試験 |
教科書 Required Text |
・今回は特に指定しませんが,下記の「参考書」の欄に挙げた専門書など色々ありますので, 各自で必ず調べて準備してください。 専門書を自分自身で調べることは,大学で学ぶのにとても重要なことです。 ・授業資料については,授業時に指示がありますので,それにしたがってください。 |
参考書 Required Materials |
1)情報理論と符号理論 (G.A.ジョーンズ・J.Mジョーンズ著,(訳)一楽重雄 他,丸善出版) 2)情報理論 (橋本 猛 著 培風館) 3)はじめての情報理論 (小嶋 徹也 著,近代科学社) 注意 ・理論的記述の豊富さでは1),内容の広さでは2),理解しやすさでは3), ・線形代数,解析,確率統計などの参考書も,進行していく授業内容 と自分の知識に応じて準備してください。 |
教科書・参考書に関する備考 | 受講する場合は,教科書を必ず用意すること |
成績評価方法 Grading Guidelines |
授業において行われる小試験を受験していることを単位取得の必要条件とし, 定期試験で60点以上である場合に合格とする。再試験は原則行わない。 目標1に対して論理と数式に関する問題を出題し達成度を評価する。 目標2に対して論理と数式に関する問題を出題し達成度を評価する。 目標3に対して論理と数式に関する問題を出題し達成度を評価する。 |
履修上の注意 Please Note |
1) 情報理論の内容は多様で、かつ深い。授業時間で学ぶだけでなく、自分なりの電子ノート(Webノート)を作成し、問題の解や他の講義とのをリンクを構成するなど工夫すること。 2) 再試験は行わない。また、不合格の場合には再履修すること。 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
解析A, 解析B, 解析C,確率・統計,情報数学を履修・単位取得をして,かつ内容を十分に理解していることを前提として講義を行います。 |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
情報技術者[コンピュータサイエンス] 情報工学の基礎知識と応用能力を身につける,に対応している. |
関連科目 Associated Courses |
数論アルゴリズム, 計算機代数システム, 形の数理, 応用数理工学など |
備考 Remarks |
本科目は選択科目です。 |