開講学期 Course Start |
2014年度 前期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
情報電子工学系学科 情報システム学コース コンピュータ知能学コース |
対象学年 Year |
2 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
必修 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義演習 |
授業科目名 Course Title |
データ構造とアルゴリズム |
授業科目名(英語) Course Title |
[授業科目名(英語)] |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
渡邉 真也 |
教員室番号 Office |
V613 |
連絡先(Tel) Telephone |
内線5432 |
連絡先(E-mail) |
sin(at mark)csse.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー Office Hour |
月曜日 15:00−16:00 (期間中に変更する場合がある) |
授業のねらい Learning Objectives |
情報工学・科学に入門するための基本的なアルゴリズムとデータ構造について紹介し,アルゴリズムの基本設計,データ構造の設定などについての基本的な知識と運用方式を学ぶことをねらいとしている. |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
1.一般的概念としてソートや探索といった基本的なアルゴリズムについてその計算量や特徴を理解し応用できる. 2.特徴的なデータ構造についてもその特性を理解し,運用することができる. |
授業計画 Course Schedule |
総授業時間数(実時間);22時間30分 1.ガイダンス,アルゴリズムの基礎概念,計算量(1) 1章 2.アルゴリズムの基礎概念,計算量(2) 1章 3.基本的なデータ構造(スタック,キュー,リスト)(1)2章 4.基本的なデータ構造(スタック,キュー,リスト)(2)2章 5.ソーティング1(選択法・挿入法・バブルソート)(1) 3章 6.ソーティング1(選択法・挿入法・バブルソート)(2) 3章 7.ソーティング2(マージソート,クイックソート)(1) 3章 8.ソーティング2(マージソート,クイックソート)(2) 3章 9.中間試験 10.集合と探索(逐次探索法)4章 11.集合と探索(2分探索法)(1)4章 12.集合と探索(2分探索法)(2)4章 13.グラフ(グラフと表現)6章 14.グラフ(深さ優先,幅優先)6章 15.期末試験 ※詳しい予定は第1週目に説明します. ※また,進度により上記スケジュールが変更になる場合があります。 |
教科書 Required Text |
教科書:「あるごりずむ」広瀬貞樹著,近代科学社 (必ず用意すること) |
参考書 Required Materials |
・アルゴリズムイントロダクション1 数学的基礎とデータ構造 近代科学社 T.コルメン・C. ライザーソン・R. リベスト 著,浅野哲夫 他 訳 ・アルゴリズム 第1巻,第2巻,R.セジウィック著 (野下他共訳) 近代科学社 |
教科書・参考書に関する備考 |
データ構造とアルゴリズム,アルゴリズム基礎などのう題目の書籍は多数あります. 多くが参考になるはずです. |
成績評価方法 Grading Guidelines |
中間試験の得点を4割,期末試験の得点を6割に配分した計100点満点の成績評価を基準とする.ただし,この成績評価において合格点(60点)に満たないものの合格点に近くかつレポート点が十分な点に達しているものに対しては,別途追加レポートの提出を課し,課題基準に達している場合のみ合格を与えるという措置をとる. なお各到達度目標の評価方法は,次のように行う. 目標1:中間試験,期末試験においてアルゴリズムに関する問題を出題し,その達成度を評価する. 目標2:中間試験,期末試験において基本的なデータ構造の理解度に関する問題を出題し,その達成度を評価する. |
履修上の注意 Please Note |
情報電子工学系の1年次の専門科目を全て習得していること. また,予習復習をかねたレポートをほぼ全ての回において課すので必ず提出すること. 不合格の場合には再履修すること. |
教員メッセージ Message from Lecturer |
本講義は,プログラム設計を学ぶ上で根幹となる科目です. 必ず毎回のレポート作成を通じて予習,復習を行い,講義内容を真に理解するようにしてください. |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
この授業科目は学習・教育目標のうち情報技術者の下記の項目に対応している. [コンピュータサイエンス]情報工学の基礎知識と応用能力を身につける。 |
関連科目 Associated Courses |
この科目は,1学年開講のプログラミング演習,2学年開講のコンピュータ知能学演習との関連が強い科目である. 今後の関連科目は,2学年後期開講の情報工学PBL:システム開発演習,3学年開講のコンピュータ知能学実験,情報システム学実験である. |
備考 Remarks |
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