開講学期 Course Start |
2014年度 前期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
情報電子工学系学科 |
対象学年 Year |
2 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
必修 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義 |
授業科目名 Course Title |
解析C (情シ・コンピコース) |
授業科目名(英語) Course Title |
[授業科目名(英語)] |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
黒木場正城 |
教員室番号 Office |
Q411 |
連絡先(Tel) Telephone |
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連絡先(E-mail) |
kurokiba(at)mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー Office Hour |
金曜日17:00-18:30 |
授業のねらい Learning Objectives |
科学を理解する上で、変化する量を関数として取り扱う数学的考え方は基本である. 工学現象を記述する際,多くが微分方程式で表現される.解析Cでは,解析A,解析Bで 学んだ1変数関数の微分積分法,多変数関数の微分法に続いて,多変数関数の積分法を 学習し、さらにそれまでに学んだ数学の技術を適用して,常微分方程式の解の求め方に ついて学習する. |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
・重積分法の基本的な概念を理解し,重積分の値を求めることができる. ・変数変換を用いて重積分の値を求めることができる. ・広義重積分の値を求めることができる. ・変数分離形微分方程式を解くことができる. ・1階と2階の線形微分方程式を解くことができる. |
授業計画 Course Schedule |
総授業時間数:1.5時間(90分)×16週(定期試験の週を含む)=24時間 第1週目 シラバスの説明,1変数関数積分の復習 第2週目 2変数関数の重積分の定義とその性質 第3週目 長方形領域の累次積分 第4週目 有界な縦(横)線形領域上の累次積分 第5週目 座標変換(変数変換)とヤコビアン、重積分の計算 第6週目 重積分の定義の拡張(広義重積分) 第7週目 中間試験 第8週目 変数分離形常微分方程式 第9週目 同次形常微分方程式 第10週目 一階斉次線形常微分方程式の一般解 第11週目 一階非斉次線形常微分方程式と定数変化法 第12週目 定数係数斉次二階線形常微分方程式の一般解 第13週目 定数係数斉次二階線形常微分方程式の一般解 その2 第14週目 定数係数非斉次二階線形常微分方程式の一般解 第15週目 定数係数非斉次二階線形常微分方程式と定数変化法 第16週目 定期試験 |
教科書 Required Text |
「理工系の微分積分」高坂良史・高橋雅朋・加藤正和・黒木場正城 著 学術図書出版 |
参考書 Required Materials |
「詳説演習 微分積分学」 蟹江誠夫・桑垣煥・笠原皓司 著 培風館 「理工基礎常微分方程式論」大谷光春著 サイセンス社 |
教科書・参考書に関する備考 |
微積分の本は数多く出版されています. 自分の感性にあったものを見つけてください. 図書館などで本を探すのも勉強になるでしょう. |
成績評価方法 Grading Guidelines |
中間試験40%、定期試験40%、演習20%の割合で評価する。100点満点中60点以上を合格とする。 |
履修上の注意 Please Note |
・ 出席を重視する.出席率が低いものは上の規則では評価しない. ・ 講義の際、演習課題を与えるので、レポートとして提出する事. ・レポートの提出は出欠の確認も兼ねているので留意する事. ・レポート演習問題を完全に解答していない答案,および氏名,出題日が 記載されていない答案は、提出しても未提出の扱いとする. ・ 中間試験の掲示には注意する事. ・ 中間試験、定期試験は必ず受験すること.然るべき理由で受験できない場合は、 試験後1週間以内に理由書(病気の場合は医師の診断書の写し、交通事故の場合は 事故証明書の写し)を提出する事。本人が連絡できない場合は代理人の連絡でも 良いが,1週間以内に必ず連絡をする事.正当な理由の場合のみ、追試験等の措置を 講ずる. ・出席が良好で、成績が50点以上60点未満の不合格者に対し、本人の申し出により 再試験を行う.申し出のない再試験受験は認めない. ・再試験合格者の成績は、試験の得点にかかわらず60点とする。 ・再試験受験希望者は試験日の連絡に注意する事.再試験日時の相談には応じない. |
教員メッセージ Message from Lecturer |
予習、復習が大切です.たくさんの演習によって計算力を養ってください. |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
建築社会基盤系学科の学習・教育目標 「A. 未来をひらく科学技術者に必要となる総合的な理工学知識の習得する」 に対応している。 |
関連科目 Associated Courses |
解析A, 解析B, 線形代数 |
備考 Remarks |