開講学期 Course Start |
2014年度 前期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
情報電子工学系学科 |
対象学年 Year |
1 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
必修 |
授業方法 Lecture or Seminar |
複数教員による講義と実習 |
授業科目名 Course Title |
フレッシュマンセミナー |
授業科目名(英語) Course Title |
[授業科目名(英語)] |
単位数 Number of Credits |
1 |
担当教員 Lecturer |
板倉賢一、本田 泰、中根英章、鏡 慎 |
教員室番号 Office |
板倉:V510 本田:R306 中根:F305 鏡:E302 |
連絡先(Tel) Telephone |
板倉:0143-46-5424 本田:0143-46-5465 中根:0143-46-5548 鏡:0143-46-5524 |
連絡先(E-mail) |
板倉:itakura(at)mmm.muroran-it.ac.jp 本田:honda(at)csse.muroran-it.ac.jp 中根:nakane(at)mmm.muroran-it.ac.jp 鏡:kagami(at)mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー Office Hour |
板倉:月曜日:16:15〜17:15 本田:火曜日:13:30〜14:30 中根:火曜日:14:00〜16:00、水曜日:16:00〜18:00 鏡:火曜日:14:00〜16:00 板倉,本田のオフィスアワーは,情報システム学コース・コンピュータ知能学コースの掲示板(教育・研究9号館V棟2階),または, http://www.cs.muroran-it.ac.jp/ の教職員紹介にも載っています。 中根,鏡のオフィスアワーは,電気電子工学コース・情報通信システム工学コースの掲示板にも表示されています。 |
授業のねらい Learning Objectives |
1.高校と大学における学習の違いについて理解する。 2.講義、実習をとおして情報工学、電気電子工学を学ぶ目的・意義を理解するとともに、実験器具の取り扱い方を取得する。 3.講義、実習をとおしてコンピュータの内部構造と動作原理を理解する。 4.グループで協力・議論しながら、問題を解決する方法を習得する。 5.情報工学、電気電子工学分野の技術が社会や環境に与えることを認識する。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
1.情報工学、電気電子工学に関わる数学、物理則、実験器具の取り扱い方を習得している(情報工学:情報基礎、電気電子工学:知識力 40%) 2.実習で得た知見を論理的に整理し、説明する能力を修得している。(電気電子工学:応用力 40%) 3.他者と議論・協力して目標を達成する能力を修得している。(情報工学 チームワーク力、コミュニケーション力、電気電子工学:コミュニケーション力 20%) 4.情報工学の課題について自ら積極的に学習、調査して報告できる(情報工学:自己啓発) |
授業計画 Course Schedule |
総時間数:1.5時間×15回=22.5時間 第1週 ガイダンス1(授業のスケジュール、情報工学、電気電子工学の概要および電気電子技術と社会・環境との関わり) 第2週〜15週 1クラスを2グループに分け、以下の実習Aと講義・実習Bをそれぞれ7週ずつ行う。 [実習A] (中根, 鏡) 実習A−1週 概要説明 実習A−2〜7週 2グループに分けて、次の@とAの実習を3週ずつ行う。 実習A−@ 3週 (中根) 2人1組25班になって簡単なアナログ回路とPICによるディジタル回路を組み立ててライントレーサを作る。 自分達で組み立てたライントレーサを制御するプログラムを作り、その働きや利用法などを検討する。 実習A−A 3週 (鏡) 16名程度の3班に分けて、次の3テーマの実験を行う。各実験終了後に、結果をまとめ報告する。 1) 電子の比電荷e/mの測定 2) ラジオ作製 3) 抵抗回路の製作と電圧計測 [講義・実習B](板倉、本田) 講義・実習 B−1週 概要説明,技術文章の書き方,情報システムの概要 講義・実習 B−2〜7週 2グループに分けて、次の@とAの講義・実習を3週ずつ行う。 講義・実習B−@ 3週(板倉) 1)コンピュータの内部構造と動作原理、数値と文字の表現 2)コンピュータネットワークの概要 3)その後、5名程度の9班に分けて、以下の内容を行う。 (1)コンピュータの分解・組立実習 (2)グループ・レポートの作成 実習B−A 3週(本田) 1)レゴロボットとプログラミング環境 2)確率的障害回避アルゴリズムとプログラミング 3)レゴロボット走行実験 |
教科書 Required Text |
[実習A] 情報電子系学科 フレッシュマンセミナー 実習指導書 2014年版 [講義・実習B]魚田勝臣ほか著「コンピュータ概論 第6版 −情報システム入門−」共立出版 定価(2800円+税) |
参考書 Required Materials |
・九州工業大学情報科学センター(編)「デスクトップLinuxで学ぶコンピュータ・リテラシー」、朝倉書店 ・木下是雄著「理科系の作文技術」、中公新書 ・藤沢晃治「分かりやすい表現の技術 」、講談社ブルーバックス |
教科書・参考書に関する備考 | 他に、適宜授業中に資料を配布する。 |
成績評価方法 Grading Guidelines |
実習Aおよび講義・実習Bの成績を総合し、100点満点中60点以上を合格とする。点数の内訳は、実習A:50点、講義・実習B:50点である。原則として、すべての授業に出席し、課されたレポート(報告書)をすべて提出している学生を採点対象者とする。不合格者は再履修となる。演習・実験レポートにより評価する。 目標1について:講義レポート(6.25%)および演習・実験レポート(18.75%)により評価する。 目標2について:演習・実験レポート(25%)により評価する。 目標3について:演習・実験レポート(25%)により評価する。 目標4について:講義レポート(6.25%)および演習・実験レポート(18.75%)により評価する。 |
履修上の注意 Please Note |
授業の変更や緊急の連絡は、掲示板で通知することがあるので注意すること。 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
この授業で対象とするのは、情報工学、電気電子工学に関係する基本的で興味を増すような講義・実習ですので、きちんと予習と復習を行えば、全員が十分に理解できます。教員とティーチングアシスタントが実習をサポートするので、疑問点はどんどん質問しましょう。 |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
学習・教育目標との対応 「電気電子工学コース・情報通信システム工学コースの学習目標」との関連 (◎:主体的に関与、○:付随的に関与) A.自然現象を理解するための基礎となる数学・物理学の知識を習得する B.電気電子工学分野の技術の基礎となる知識を習得する C.習得した知識を種々の問題に適用し、その結果を検討・評価する能力を修得する D.与えられた問題を解決するための実験を計画・遂行する能力を修得する ○E.自分の意見を論理的に整理し、他者に説明する能力を修得する ◎F.他者と議論・協力して目標を達成する能力を修得する G.物事を自主的・継続的に学習する能力を修得する H.電気電子工学分野の技術が社会や環境に与える影響を考える能力を修得する 「情報システム学コース・コンピュータ知能学コースの学習目標」との関連 (◎:主体的に関与、○:付随的に関与) 人 ◎ [自己啓発]自己を啓発して学習する習慣を身につける。 ○ [チームワーク力]他者と共同して仕事を進める能力を身につける。 [社会的視点]社会的・国際的視点に立って考える能力を身につける。 技術者 [技術者倫理]環境と社会に対する技術者の責任意識を身につける。 [段取り力]論理的に計画を立案し合理的に段取りを設定して課題を解決する能力を身につける。 ○[コミュニケーション力]日本語による発表・討論・技術文書作成能力 および国際的な仕事をするための基礎的英語能力を身につける。 情報技術者 ◎ [情報基礎]数学と自然科学の基礎知識を身につける。 [コンピュータサイエンス]情報工学の基礎知識と応用能力を身につける。 [情報システム]情報システムの基礎知識と構築・運用能力を身につける。 |
関連科目 Associated Courses |
(電気電子工学コース・情報通信システム工学コース) 今後の関連科目は、物理学実験、電気電子工学実験AおよびB、工学演習I,工学演習II、卒業研究である。 (情報システム学コース・コンピュータ知能学コース) 今後の関連科目は、プログラミング演習、情報システム学ゼミナール、コンピュータ知能学ゼミナール、現代社会と情報工学、情報工学PBL:システム開発演習、卒業研究である。 |
備考 Remarks |