開講学期 Course Start |
2014年度 前期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
応用理化学系学科 |
対象学年 Year |
1 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
必修 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義 |
授業科目名 Course Title |
有機化学A (応理前半) |
授業科目名(英語) Course Title |
[授業科目名(英語)] |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
中野博人 |
教員室番号 Office |
H210 |
連絡先(Tel) Telephone |
0143-46-5752 |
連絡先(E-mail) |
catanaka(at)mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー Office Hour |
月曜日16時〜18時 (その他の時間でも在室のときはいつでも対応します。) |
授業のねらい Learning Objectives |
生物はすべて有機化合物でつくられており、生命や生きているものに興味を持つ人は誰でも有機化学の基礎を理解する必要がある。有機化学は炭素化合物の研究を行う分野であり、この講義を通して有機化学の基礎概念を習得する。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
1. 原子の構造と化学結合の概念を理解できる。 (25%) 2. 有機化合物の種類および性質について理解できる。 (25%) 3. アルカンおよびシクロアルカンの性質、それらの分子中の原子の空間配置(立体化学)と化学的な挙動を理解できる。 (25%) 4. 立体化学の概念について理解できる。 (25%) |
授業計画 Course Schedule |
総授業時間数(実時間):22.5時間 講義には主に教科書を使用して行う。講義中に例題および本文中の問題を中心として演習を行う。アルカンおよびシクロアルカン分子中の空間配列(立体化学)と化学的な挙動を理解するために3および4章では分子模型を用意すること。 第 1週 有機化学の重要性 第 2週 構造と結合 (その1)(1章) 第 3週 構造と結合 (その2)(1章) 第 4週 極性共有結合 (2章) 第 5週 共鳴 (2章) 第 6週 酸と塩基 (その1)(2章) 第 7週 酸と塩基 (その2)(2章) 第 8週 1〜2章のまとめ (小テスト) 第 9週 官能基 (3章) 第10週 アルカンとその立体化学 (3章) 第11週 シクロアルカンとその立体化学 (その1)(4章) 第12週 シクロアルカンとその立体化学 (その2)(4章) 第13週 立体化学 (その1)(5章) 第14週 立体化学 (その2)(5章) 第15週 3,4,9章のまとめ |
教科書 Required Text |
John McMurry 著、伊東 椒ほか訳「マクマリー 有機化学(上)(中)(下)」、 東京化学同人、(上) 4,500円 + 税 (中) 4,400円 + 税 (下) 4,400円 + 税 (附属図書館蔵) HGS分子模型C型セット、丸善、 4,000円 + 税 |
参考書 Required Materials |
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教科書・参考書に関する備考 |
教科書と同程度の内容で有機化学の全容を把握する参考書として、 H.ハート、L.E.クレーン、D.J.ハート共著 (秋葉欣哉、奥 彬共訳) 「ハート有機化学」培風館 4,000円 + 税(附属図書館蔵) 要点を解説した参考書として、 奥山 格 監修、著 「有機化学」、丸善、 5,000円 + 税 |
成績評価方法 Grading Guidelines |
成績は定期試験(100点)で評価し、60点以上の者を合格とする。 各到達度目標の評価方法は、次ように行う。 目標1.定期試験において関連問題を出し,達成度を評価する。 目標2.定期試験において関連問題を出し,達成度を評価する。 目標3.定期試験において関連問題を出し,達成度を評価する。 目標4.定期試験において関連問題を出し,達成度を評価する。 |
履修上の注意 Please Note |
分子模型を毎回(3,9章の授業)用意すること。 授業中に出題した問題、例題は充分に復習すること。 きちんと出席することを心がける。 期末試験で不合格の者に対して、補習の教育を実施した後、再試験を1回行い、 60点以上の者を合格とする。 再試験でも不合格の者は再履修すること。 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
講義内容の質問に限らず、気軽に研究室を訪問してください。 全ての教科は講義を聴くだけでなく、予習と復習が行われることを 想定している。15回の講義だけで教育目標が達成されると 考えてはならない。 |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
この科目は、応用化学・生物工学プログラムの学習目標、B-1(専門的知識)の達成に寄与する。 この科目は、応用物理プログラムのJABEE基準1(c)、(d)-1aに対応し、学習・教育目標のD(理工学基礎)の達成に寄与する。 |
関連科目 Associated Courses |
有機化学B,有機化学C,生物有機化学,有機化学実験 |
備考 Remarks |
質問があるときはいつでも教員室に来室してください。 |