開講学期
Course Start
2014年度 前期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
応用理化学系学科
対象学年
Year
1
必修・選択
Mandatory or Elective
必修
授業方法
Lecture or Seminar
講義
授業科目名
Course Title
物質科学
授業科目名(英語)
Course Title
[授業科目名(英語)]
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
近澤 進、戎 修二、宮永 滋己、岩佐 達郎(担当順)
教員室番号
Office
近澤 (K-405)、戎(K-402)、宮永(Y-201)、岩佐(Y-507)
連絡先(Tel)
Telephone
近澤(0143-46-5618)、戎(0143-46-5620)、宮永(0143-46-5530)、岩佐(0143-46-5661)
連絡先(E-mail)
E-mail
近澤(chika(at)mmm.muroran-it.ac.jp) 、 戎(ebisu(at)mmm.muroran-it.ac.jp ) 、
宮永(miyanaga(at)mmm.muroran-it.ac.jp)、 岩佐(iwasat(at)mmm.muroran-it.ac.jp)
オフィスアワー
Office Hour
近澤(金曜日 13:30〜15:00)、 戎(金曜日 16:00〜18:00)、
宮永(水曜日 16:00〜18:00)、 岩佐(月曜日 9:00〜10:00)
授業のねらい
Learning Objectives
物質の示すさまざまな物理的・化学的性質を理解し,身の回りにある製品に物質のどのような性質が利用・応用されているか考える習慣を身につける。
到達度目標
Outcomes Measured By:
1. 私たちの身の回りにある物質をその性質により分類できる。(知識力)(50%)
2. 物質の示すさまざまな物理的・化学的性質を理解できる。(理解力)(50%)
授業計画
Course Schedule
:総授業時間数(実時間);22.5時間 
 第1週 物質科学の紹介、シラバス、講義の説明、単位の取り方等(近澤)
 第2週 ナノへの扉   (近澤)
 第3週 新しい磁石T  (近澤) 
 第4週 新しい磁石U  (近澤)      
 第5週 量子の世界  (戎)      
 第6週 物質の構造  (戎)      
 第7週 磁性と超伝導  (戎)      
 第8週 量子論の考え方とレーザーの原理 (宮永)   
 第9週 レーザーの発振原理  (宮永) 
第10週 レーザー光の特徴とその応用T  (宮永) 
第11週 レーザー光の特徴とその応用U  (宮永) 
第12週 生物物理T 「生物」と物理? (岩佐) 
第13週 生物物理U 遺伝子を見る (岩佐)
第14週 生物物理V タンパク質を見る (岩佐)
第15週 生物物理W 細胞を見る (岩佐)
教科書
Required Text
教科書は用いない。必要に応じて、分野別の参考書を各担当教員が講義中に提示する。 
参考書
Required Materials
#全体: 岩波講座 物理の世界 構成 全85冊(大学図書館に所蔵)。この中で,次を参考図書とする。
#  物質科学入門1  物質科学への招待 福山秀敏著 
#  物理科学入門2  物質の成り立ち 常行 真司著
#  量子力学2  量子力学の考え方 長岡洋介著 
#  物質科学の展開  超伝導と超流動 勝本信吾、河野公俊著
#  ものを見る,とらえる2  レーザー光による原子物理 藪崎 努著
#  物理と情報6  DNAと遺伝情報の物理 伏見 譲著 
#講談社ブルーバックスシリーズ (大学図書館に所蔵)
#  1483 新しい物性物理 伊達宗行著
#  1643 金属材料の最前線 東北大学金属材料研究所編著
#  1692 新材料科学の最前線 首都大東京都市環境学部分子応用科学研究会編 
教科書・参考書に関する備考 教科書を用いないので、各担当教員が必要に応じて適宜プリント・資料などを配布する。
成績評価方法
Grading Guidelines
4名の担当教員が小テストまたはレポートを課す。 
各担当教員が100点満点で評価し、4名の評価の平均が60点以上を合格とする。
4名の担当教員の一人分でも成績が欠けたら不合格とする。
各到達度目標の評価方法は以下のとおりである。
目標1.各担当教員が小テストまたはレポートで、知識力を問う問題・課題を出題し、達成度を評価する。
目標2.各担当教員が小テストまたはレポートで、理解力を問う問題・課題を出題し、達成度を評価する。
履修上の注意
Please Note
授業の理解を深めるには,「授業計画」を参考にした予習と,講義および配布資料の復習が不可欠である。不合格になった者は再履修すること。
教員メッセージ
Message from Lecturer
応用物理コースで学ぶ学問と、皆さんが日常使っている製品やそれらを構成している物質との接点が見えてくるかもしれません。
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
・応用化学コース・バイオシステムコース
この授業の単位修得は、学習・教育目標の
(B)−1:応用化学および生物工学に関する専門基礎知識を身につける;
に対応している。この授業科目はJABEE基準1の(c) と(d)に対応している。
  
・応用物理コース
この授業の単位修得は、学習・教育目標の
(A)科学技術が環境や社会に及ぼす影響を認識し,技術者・研究者として
  社会に対する責任を自覚できるようになる;
(B)問題の本質を理解した上で、自らまたはチームで課題を設定し、必要な情報を
  収集・分析して、状況に応じた具体的な解決方法を提示できるようになる;
(D)技術者としての素養および応用物理を理解するための基礎として,数学
  自然科学,情報科学を修得し、問題解決にこれらをもちいることができるようになる;
(F)応用物理分野の専門知識を習得し,これを自ら取り組む研究
  課題に応用できるようになる;
に対応し,特に(F)の達成に主体的に関与する。この授業科目はJABEE基準
1(b)、(c)、(d)-1a、(d)-2aに対応している。
関連科目
Associated Courses
応用物理コース全科目
備考
Remarks
応用理化学系学科1年次の導入科目のため他学科履修を認めない。