開講学期
Course Start
2014年度 前期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
応理前半
対象学年
Year
1
必修・選択
Mandatory or Elective
必修
授業方法
Lecture or Seminar
講義
授業科目名
Course Title
線形代数 (応理前半)
授業科目名(英語)
Course Title
[授業科目名(英語)]
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
桂田英典
教員室番号
Office
Q405
連絡先(Tel)
Telephone
5804
連絡先(E-mail)
E-mail
hidenori(at)mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
Office Hour
火曜日 16:00-17:30
授業のねらい
Learning Objectives
工学部のどの課程でも必要となる数学の基礎知識のうち、線形代数の初歩を講義する。線形代数学への入門として,行列と行列式の演算及び行列の基本変形(掃き出し法)を理解する。また、行列を用いた連立1次方程式の解法を理解する。更に、行列式の余因子展開を理解する。
到達度目標
Outcomes Measured By:
1)行列の演算ができる。
2)行列の基本変形を用いて連立1次方程式の解を求めることができる。
3)掃き出し法を用いて逆行列や行列式を求めることができる。
4)余因子を用いて逆行列や行列式を求めることができる。
5)3次元空間におけるベクトルの性質を理解する。
授業計画
Course Schedule
1  行列の定義、和  
2  行列の積及びその性質  
3  正則行列、逆行列
4  行列の分割  
5  連立1次方程式と行列
6  簡約な行列
7  連立1次方程式の解法    
8  連立1次方程式の解法 (続き)
9  基本行列、正則行列の逆行列
10 置換とその性質
11 行列式の定義とその計算法
12 行列式の性質
13 行列式の展開
14 クラーメルの公式
15 空間のベクトル
16 定期試験
(総時間数24時間)

各週毎に、予習及び復習を指示する。
以上の項目をそれぞれ1回を目処に講義を行う。
教科書
Required Text
線形代数(学術図書出版社) 著者:桂田英典他
参考書
Required Materials
齋藤正彦著「線形代数入門」東京大学出版会 基礎数学1、定価1,995円(税込) 図書館に10冊所蔵あり 
教科書・参考書に関する備考
成績評価方法
Grading Guidelines
1)原則として1)~5)までの到達度目標を定期試験(筆記試験,100点満点)で評価する.合格は60点以上とする。再試験は1回だけ実施し、60点以上を合格とする。
2)上記以外に,学生諸君の積極的な取り組みを期待して1)から5)までの到達度目標をレポート(80%),口頭試問(20%)と組み合わせた試験により評価することがある。詳細は講義の最初に述べる。
3)講義時に随時出欠調査を行う。出席状況が悪い場合には定期試験,再試験の受験資格を失うことがある。
履修上の注意
Please Note
不合格者は,再履修となる.
教員メッセージ
Message from Lecturer
授業の予習・復習をするように心掛けて下さい。課題は必ず提出して下さい。
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
この授業の単位修得は応用理化学系学科、
・応用化学コース・バイオシステムコースの「A.語学、数学、自然科学、及び情報技術等の基礎知識を身につける。【基礎】」
・応用物理コースの「D.(理工学基礎)技術者としての素養および応用物理を理解するための基礎として、数学、自然科学、情報科学を習得する。」
に対応している。
関連科目
Associated Courses
解析A、解析B、解析C、線形空間入門
備考
Remarks
わからないところは、質問して下さい。