開講学期
Course Start
2014年度 前期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
機械航空創造系学科機械システム工学コース
対象学年
Year
4
必修・選択
Mandatory or Elective
必修
授業方法
Lecture or Seminar
3〜4名のグループでの実習
授業科目名
Course Title
ロボティクス設計法
授業科目名(英語)
Course Title
[授業科目名(英語)]
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
花島直彦,湯浅友典,成田幸仁,船水英希
教員室番号
Office
B312(花島),B309(湯浅),B317(成田),Y402(船水)
連絡先(Tel)
Telephone
来室するかメールで連絡
連絡先(E-mail)
E-mail
hanaアットマークmondo.mech.muroran-it.ac.jp

アットマークは (at) に直してください.
オフィスアワー
Office Hour
金曜日の12:55〜14:25(花島)
授業のねらい
Learning Objectives
ロボット・トライアスロン標準ロボットを教材として,メカトロニクス・システムの設計法や製作法などを具体的に学習する.ステップごとに発表・討論の機会を設ける.
到達度目標
Outcomes Measured By:
*ロボット設計製作について
(1) 与えられた課題をクリアするために,ロボットの機能や機構を構想し,それを実現するための設計問題を自ら設定できる.
(2) ロボットの設計・製作・プログラミングなどに,機械工学,電気工学,情報工学の知識や技術を応用できる.
(3) ロボットの設計・製作・プログラミングなどに,他のグループにない独自のアイディア・工夫をこらすことができる(創造力).
(4) ロボットの周囲にいる人の安全に配慮するなど,公序良俗に反しない設計ができる.
(5) 構想した機能や機構を図,文章,式,プログラム等で表現できる.
(6) グループ内,あるいはグループ間で,円滑なコミュニケーションを成立できる.
(7) グループで1つのものを作り上げるためのチームワークを構築できる.
(8) 15週間という限られた製作期間内でロボットが完成するように,各行程を継続的に計画し,実施することができる.
*プレゼンテーションについて
(基本目標)
(1) 自分のアイディアや成果,考察,意見などをスライドに表現し,他者の前で説明することができる.
(2) 他者の発表に対して質問やコメントを述べることができる.質問やコメントに対して受け答えができる.
(発展目標)
(3) 自分の発表をわかりやすくする工夫ができる.
(4) 自分の意見を述べるとともに,相手の意見を受け入れ,発展させ,コミュニケーションやチームワークを培うことができる.
授業計画
Course Schedule
授業はおよそ次の目安で進める.詳細の日程は第1回目のガイダンス時に説明する.

総授業時間数(実時間);22.5時間
(1) ガイダンス(班分け)(1週)
(2) 標準ロボットの製作とプレゼンテーション(約7週)
(3) グループ毎に計画に基づき設計,製作,プログラミング(約7週)
(4) チェックコンテスト
(4) ポスター形式の発表会(1回)
(5) 成果発表コンテスト(1回)

# 毎週のミーティングで,1週間の進捗状況を報告してもらうので,予復習の時間にしっかり作業を進めること.
教科書
Required Text
参考書
Required Materials
門田和雄「ロボコンに挑戦!図解もの創りのためのおもしろロボット工学」技術評論社
# 藤沢幸穂「H8マイコン完全マニュアル」オーム社
# 鹿取祐二「C言語でH8マイコンを使いこなす」オーム社 
教科書・参考書に関する備考 (1) ロボット・トライアスロン標準ロボットお助けキットBパックはグループに1台ずつ貸与する.
(2) ロボット・トライアスロン標準ロボットのマニュアルを CD-ROM or ハードコピーで配布する
成績評価方法
Grading Guidelines
設計図面やプログラム,工程計画書や作業日誌(チーム内の役割分担,打合せ事項なども記す),プレゼンテーションなどにより評価する.
各評価項目の採点結果を合計し,100点満点に換算する.60点以上を合格とする.
不合格となった者は再履修すること.

ロボット設計製作について、各到達度目標の評価方法は、次のように行う。
目標1.マインドマップ、設計ワークシート、プレゼンテーションによる自己評価、コンテスト成績によって、達成度を評価する。
目標2 設計ワークシート,コンテスト成績、プレゼンテーションによる自己評価によって、達成度を評価する。
目標3 マインドマップ、設計ワークシート、記録会での稼働状況、プレゼンテーションによる自己評価によって、達成度を評価する。
目標4 ミーティングシートの安全配慮欄、プレゼンテーションによる自己評価によって、達成度を評価する。
目標5 物品購入申請書、設計図やプログラム、プレゼンテーションによる自己評価によって、達成度を評価する。
目標6 ミーティングシートの打合せ欄、プレゼンテーションの方法により、達成度を評価する。
目標7 ガントチャート、ミーティングシートの打合せ欄、マインドマップ、プレゼンテーションの方法により、達成度を評価する。
目標8 ガントチャート、ミーティングシートの計画欄、作業報告書の時間、Todoリスト、WBS、マインドマップ、プレゼンテーションによる自己評価、ロボット製作費により、達成度を評価する。

プレゼンテーションについて、各到達度目標の評価方法は、次のように行う。
目標1,3 口頭発表やポスター発表の資料は話す態度を、採点表により、達成度を評価する。
目標2,4 口頭発表やポスター発表における質疑応答の態度や内容を、採点表により、達成度を評価する。
履修上の注意
Please Note
★★★受講生は必ず傷害保険に加入すること★★★
この科目は3年次にロボティクストラックに分属し,ロボティクス演習を履修した者が受講できる.
欠席は認めない。ただし,事情によっては代替の課題等により出席相当と見なせることもあるので,担当教員に申し出ること。
授業はロボットアリーナで実施する.遅刻なきよう注意のこと.
教員メッセージ
Message from Lecturer
オープンキャンパスで完走できるように頑張ろう
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
機械システム工学コースの学習・教育到達目標との対応
(D) デザイン能力の修得
・創造性を発揮しつつ自発的かつ継続的に取り組み、機械システムを設計、製作、評価できる。
・様々な与条件のもとに解決すべき課題を認識、整理し、作業を計画的に進め、結果をまとめることができる。
関連科目
Associated Courses
フレッシュマンセミナー,機械工作法実習I,II, 機械製図I,II,機械システム工学実験,ロボティクス演習,卒業研究I,II に主に関連する
備考
Remarks