開講学期 Course Start |
2014年度 前期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
機械航空創造系学科 (機械システム工学コース) |
対象学年 Year |
3 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
必修 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義 (一部,演習) |
授業科目名 Course Title |
機械システム設計学 |
授業科目名(英語) Course Title |
[授業科目名(英語)] |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
風間 俊治 |
教員室番号 Office |
B319 |
連絡先(Tel) Telephone |
0143-46-5349 |
連絡先(E-mail) |
kazama(at)mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー Office Hour |
(月)15:30-16:30 |
授業のねらい Learning Objectives |
多種多様な機械および機械システムを設計する際には,その用途や分野に応じた部品や設計法が求められる.しかし,機械の全体あるいはその主要部は,基盤となる工学知識に基づき設計され,代表的な機械要素で構成される.本授業では,力学系基礎工学の応用や機械要素技術の理解を通して,機械設計の基礎を学ぶ. |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
1.機械システムの結合系,回転軸系,動力伝達系の基礎を理解できる(理解力). 2.機械システムの結合系,回転軸系,動力伝達系に用いられる構成要素の規格を把握できる(理解力). 3.静的あるいは定常的な特性評価および基礎的な設計計算ができる(計算力). |
授業計画 Course Schedule |
総授業時間数(実時間);24時間 第 1 週 概要,生産設計,単位 (教科書ページ)pp.1〜3,281〜305 [(課題番号)1] 第2,3週 基礎(強度設計,許容応力・安全率) pp.3〜23 [2][3] 第 4 週 基礎(はめあい,表面性状・粗さ) pp.23〜32 [4] 第 5 週 結合系(ねじ,リベット,溶接) pp.33〜87[5] 第 6 週 中間まとめ 第7,8週 回転系(軸,キー) pp.88〜104 [6][7] 第 9 週 回転系(軸継手,すべり軸受) pp.104〜117,117〜132 [8] 第10,11週 回転系(転がり軸受,シール) pp.132〜154 [9][10] 第12,13週 伝達系(歯車) pp.155〜185 [11] 第 14 週 伝達系(クラッチ,ブレーキ,ベルト) pp.185〜230 [12] 第 15 週 総まとめ 第 16 週 定期試験 ※授業計画(課題を含む)は,進捗状況や都合により,一部,変更する場合がある. ※レポートや宿題を課す.予復習等,授業時間外の学習も必要とされる. |
教科書 Required Text |
和田稲苗編著「機械要素設計」実教出版,3,360円(税込.平成26年2月現在) |
参考書 Required Materials |
日本機械学会編「機械工学便覧 B:応用編」,日本機械学会.[附属図書館蔵, 1F参考図書 530.3 ] # 伊藤美光著「機械要素のシステム設計」日刊工業新聞社.[附属図書館蔵,1F泉文庫 531.3] # 米山猛著「機械設計の基礎知識」日刊工業新聞社.[附属図書館蔵 ,1Fシラバス 531.9] # 畑村洋太郎編著「実際の設計」日刊工業新聞社.[附属図書館蔵, 1Fシラバス 531.9] # 福田収一著「良い製品=良い商品か?」工業調査会.[附属図書館蔵,336.17F74] |
教科書・参考書に関する備考 | ここに挙げた参考書は,ごく一部です. |
成績評価方法 Grading Guidelines |
評価は定期試験(筆記試験.学生証,筆記用具のほか,関数電卓(電池切れに注意)を持参すること)および提出レポートで行う.定期試験を80点満点,提出レポートを20点満点(提出遅れや不完全は減点)で採点し,60点以上を合格とする.(定期試験の不合格者を対象に)再試験を1回のみ実施する(日時は未定).再試験の受験資格は出席状況が良好で,ノートを取っており,課題を解いている者.再試験を受験して60%の点数を以上取った者を,60点として合格とする.再試験の不合格者は再履修. 各到達度目標の評価方法は以下の通り. 目標1.考察問題を出題し,達成度を評価する(主に提出レポート). 目標2.知識問題を出題し,達成度を評価する(主に定期試験). 目標3.計算問題を出題し,達成度を評価する(主に定期試験). |
履修上の注意 Please Note |
毎回の出席,予復習が原則です.配布する課題は,必ず,次週までに自分で解き,教室に持参するとともに,学期中はなくさないように各自で保管して下さい. |
教員メッセージ Message from Lecturer |
授業中は携帯電話の電源を切り,ノートやメモを取り,演習問題に取り組んで下さい.他の受講生の迷惑になりますので,遅刻,中途退室,私語をしないで下さい.授業内で簡単なグループワークを行う場合があります.積極的に参加して下さい.連絡事項は,授業中に伝達します.授業に対するご意見,ご希望,ご質問などがありましたら,授業中あるいはオフィスアワーにお願い致します.急病や事故など,止むを得ない事情が生じた場合には,事前に(あるいは,できる限り早急に),電話,メール,来室,友人等への言付けなどにより,担当教員まで連絡して下さい. |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
機械システム工学コースの学習・教育到達目標との対応 (C) 工学専門知識の修得 ・機械工学に関する専門知識を駆使して、工学システムにおける課題を解決できる。 ・エネルギー・環境、ものづくり、ロボットに関する技術的課題に挑むことができる。 |
関連科目 Associated Courses |
機構学,機械製図,機械工作法実習,材料力学,機械力学,ダイナミックシステム設計学,トラック別の設計法,卒業研究(テーマに依存) |
備考 Remarks |
授業中にお渡しする課題はすべて解いて下さい.授業中にも,簡単な演習問題を解いて頂きます.毎回,教科書・ノート・筆記用具・関数電卓を持参して下さい. |