開講学期
Course Start
2014年度 前期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
機械航空創造系学科
対象学年
Year
3
必修・選択
Mandatory or Elective
必修
授業方法
Lecture or Seminar
講義,演習(グループ学習)
授業科目名
Course Title
技術者倫理 (機械コース)
授業科目名(英語)
Course Title
[授業科目名(英語)]
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
藤木裕行
教員室番号
Office
B304
連絡先(Tel)
Telephone
0143-46-5323
連絡先(E-mail)
E-mail
fujiki(at)mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
Office Hour
水曜日12:30-14:30
授業のねらい
Learning Objectives
技術者倫理の基本概念を理解し、技術者として身につけなければならない基礎的な技術者倫理に関する知識を獲得する。そのうえで具体的な事例をとおして、技術者の判断が社会や環境に与える影響を理解し,倫理的ジレンマの解決方法を多様な価値観を踏まえ考察する。本授業では,講義、グループ討論、調査、分析、発表などを総合して技術者倫理を修得する。
到達度目標
Outcomes Measured By:
1.技術および技術者の判断が社会や環境に与える影響や効果を認識し、技術者の専門職としての責任を理解することができる。【技術と社会・環境】(知識・理解)30%
2.多岐にわたる分野にかかわる技術者倫理を総合的に理解することができる。【専門性と総合性】(知識・理解)20%
3.技術や技術者がかかわる倫理的な問題について,その解決をするために重視すべき価値や技術者としての態度を,個人はもとよりグループで認識することができる。【価値の多様性】(価値・態度) 20%
4.技術や技術者がかかわる倫理的な問題に対し、倫理的手法を用いて解決する道筋を選択することができる。【判断力・問題解決能力】(能力・スキル)30%
授業計画
Course Schedule
総授業時間数(実時間):24時間
第1週 シラバス説明、技術者倫理イントロダクション(藤木)
第2週 内部告発(藤木)
第3週 倫理は怖くない(蔵田)
第4週 事例研究:機械系(東野)
第5週 ヒューマンエラー(河合)
第6週 原発事故と倫理観(河内)
第7週 事例研究:情報系(板倉)
第8週 企業倫理(竹中)
第9週 グループ討論説明・班分け・テーマ決定
第10週 グループ討論
第11週 グループ討論
第12週 グループ討論
第13週 発表会
第14週 発表会
第15週 発表会
第16週 定期試験
※毎週,課題・レポートを課すので,決められた期日までに仕上げること 
教科書
Required Text
北海道技術者倫理研究会編 「オムニバス技術者倫理」 共立出版
参考書
Required Materials
札野順「改定版 技術者倫理」日本放送出版協会 (2400円)#
杉本泰治,高城重厚「大学講義技術者の倫理入門 第4版」丸善(1700円)#
中村収三ほか「技術者による実践的工学倫理 第2版」化学同人(2200円)#
今道友信、札野順編はじめて学ぶ 技術倫理の教科書」丸善(1800円)#
佐伯昇/杉本泰治「技術倫理 日本の事例から学ぶ」丸善(2000円)#
黒田光太郎ほか「誇り高い技術者になろう」名古屋大学出版会 (2800円)# 
教科書・参考書に関する備考 講義中にプリント類を配布する
本学附属図書館に関連書籍およびビデオが多数有ります
成績評価方法
Grading Guidelines
レポート40%,グループ討論および発表40%,定期試験20%を総合して評価する。 100点満点で60%以上を合格とする。
各到達度目標の評価方法は次のように行う。
目標1について:レポートおよび定期試験により評価する。
目標2について:レポートおよび定期試験により評価する。
目標3について:グループ討論および発表会により評価する。
目標4について:グループ討論、発表会および定期試験により評価する。
履修上の注意
Please Note
・ 当該系学科の学生に限る。
・ 履修には出席率(=出席回数/講義回数)80%以上が必要。
・ 不合格または出席率80%未満の者は来年度以降に再履修とする。
・ 授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知する。
・ 再試験は行わない。
・ 授業は1クラス制(大教室)と複数クラス制(中教室)で実施しますので,毎時間の教室の確認のこと。
教員メッセージ
Message from Lecturer
・ 講義に加えて調査、研究、討論、発表を行います。
・ 授業中の質問は大歓迎。オフィスアワーなどでの質問も適宜受け付ける。
・ 見やすいレポート(文字や書き方)を心がけること。
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
機械システム工学コースの学習・教育到達目標との対応
(F) 技術者倫理の修得
技術者としての幅広い役割を理解して、責任ある行動ができる。
関連科目
Associated Courses
○この科目の履修を必要とする科目、または関連する科目
  知的所有権,卒業研究I,II
備考
Remarks
外部講師紹介
 ○蔵田伸雄(北海道大学大学院文学研究科教授)
 ○竹中章二(東芝・首席技監)