開講学期
Course Start
2014年度 前期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
機械航空創造系学科 材料工学コース
対象学年
Year
2
必修・選択
Mandatory or Elective
必修
授業方法
Lecture or Seminar
講義と課題による演習
授業科目名
Course Title
材料科学A
授業科目名(英語)
Course Title
[授業科目名(英語)]
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
岸本弘立
教員室番号
Office
K212
連絡先(Tel)
Telephone
0143−46−5615
連絡先(E-mail)
E-mail
hkishi(at)mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
Office Hour
火曜日10-12時
授業のねらい
Learning Objectives
私達の身のまわりにある物質や材料は,細かい組織や構造の積み重ねであり,最終的には色々な原子の組みあわせにすぎないことを理解してもらい,元素周期律表の元素を組み合わせて素材を作り,組織を改変して材料として利用する方法を学んでもらう.
到達度目標
Outcomes Measured By:
1. 材料工学の専門能力
(1) 物質の系ー相ー成分のかかわりを理解すること)
(2) 状態図の見方,利用の仕方を理解すること
(3) 熱力学と状態図との関係を理解すること
(4) 基本的な専門用語を理解すること
授業計画
Course Schedule
総授業時間数(実時間); 22.5 時間
第1週 講義方針の説明と、1章プロローグ テキストp.1,p2
第2週 2章 物質の状態、
     3章 物質系の構成 テキストp.3,p4
第3週 4章 相平衡と自由エネルギー テキストp.5-p.7
第4週 5章 状態図の基礎、
    6章 全率固溶体型 テキストp.8-p.10
第5週 6-2 共晶型状態図、
6-3 共析反応、テキストp.11-p.p.13
第6週 7-1 包晶型状態図 、
7-2 偏晶型状態図 テキストp.14-p.16
第7週 8章 中間相を含む状態図 テキストp.17-p.19
第8週 中間試験
第9週 9章 状態図と自由エネルギーの9-1 テキストp.20
第10週 9章 状態図と自由エネルギーの9-2 テキストp.21
第11週 9章 状態図と自由エネルギーの9-3 テキストp.22-p.23
第12週 9章 状態図と自由エネルギーの9-4 テキストp.24-p25
第13週 9章 状態図と自由エネルギーの9-5 テキストp.26-p.27
第14週 10章 3元系状態図 p.30-p.32、
     11章 状態図を利用したモノ作り p.36-p.37
第15週 定期試験

・授業中の適当な時期に4回のレポートを課します。
教科書
Required Text
材料科学A
参考書
Required Materials
須藤一,田村今男,西澤泰ニ;金属組織学,丸善、図書館所蔵 #
杉本孝一,他6名の執筆:材料組織学,朝倉書店(この本は材料科学Bでも使います)、図書館所蔵 #
ジョン ウルフ編,永宮健夫監訳;材料科学入門I,II、図書館所蔵 
教科書・参考書に関する備考 テキスト「材料科学A」は室工大生協で販売しています。
第1週目から使用するので早めに入手すること。
簡単な計算を行うので関数電卓が必要です。
成績評価方法
Grading Guidelines
中間試験および定期試験の点数をそれぞれ40点満点に換算して加え,さらにこれに20点満点で採点する課題点を加えた総合点(100点満点)で60点以上を合格とする。
目標1-(1) レポートと定期試験において記述問題を課して評価する
目標1-(2) レポートと定期試験において記述問題を課して評価する
目標1-(3) レポートと定期試験において記述問題を課して評価する
目標1-(4) 定期試験において専門用語を問う問題を課して評価する
履修上の注意
Please Note
不合格のときは1回のみ再試験を行います。それでも不合格のときは再履修とします。
講義開始後20分経過して入室したら欠席とみなします。
中間・定期試験の受験資格は、それぞれの試験日において出席率が70%以上であることです。
教員メッセージ
Message from Lecturer
授業中にトイレに行くことのないように、授業開始前に済ませておいてください。
出欠をとります。安心して寝る人がいます。寝ている人は注意して起こします。
授業中の私語は絶対しないこと。うるさい人は注意して、それでもやめないときは退室してもらいます
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
材料工学コースの学習目標の(D)に対応
JABEE教育プログラムの学習教育到達目標の(d)に対応 
関連科目
Associated Courses
1年次の熱力学、結晶構造学
2年次の材料科学A演習(必修)、3年次の材料科学B(必修)、金属材料学A
備考
Remarks