開講学期 Course Start |
2014年度 前期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
機械航空創造系学科 |
対象学年 Year |
2 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
必修 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義 |
授業科目名 Course Title |
材料力学演習 |
授業科目名(英語) Course Title |
[授業科目名(英語)] |
単位数 Number of Credits |
1 |
担当教員 Lecturer |
長船康裕 |
教員室番号 Office |
B201 |
連絡先(Tel) Telephone |
46-5326 |
連絡先(E-mail) |
osafune(at)mmm.muroran-it.ac.jp ((at)は半角に直してください) |
オフィスアワー Office Hour |
月曜 10:00-11:30 |
授業のねらい Learning Objectives |
材料力学は,材料,機械及び構造物の強度や変形に関する基礎的学問であり,機械や構造物の設計の基礎として広く他の工学分野に関連している.材料力学演習 Iでは,材料及び構造体の力学的性質,応力やひずみの概念,変形する物体の強度・破損や変形に関する現象及び理論的取り扱い等に関する基本的な例題を実際に解くことで,それらの理解と応用を修得する. |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
1. 材料力学に関する基本的な用語と内容を理解し,問題内容を理解することができる. 2. 軸,梁及びそれらの組合された構造部材に生ずる応力や変形に関する力学的現象を理解し,力学的解析ができる. 3. 実際の機械及び構造物の安全強度設計ができる. |
授業計画 Course Schedule |
総授業時間数(実時間);22.5時間 1. 材料の力学的性質に関する演習 (第1〜2週) 2. 応力とひずみに関する演習 (第3〜4週) 3. 引張りと圧縮に関する演習 (第5〜6週) 4. 簡単な骨組構造に関する演習 (第7〜8週) 5. 剪断と捩じりに関する演習 (第9〜10週) 6. 梁の曲げモーメントと剪断力に関する演習 (第11〜12週) 7. 梁の曲げ応力及び曲げ変形に関する演習 (第13〜15週) 毎週,教科書の演習問題を中心にレポートを課す. |
教科書 Required Text |
「基礎から学ぶ材料力学」,臺丸谷政志・小林秀敏 共著, 森北出版(発行2003.4) |
参考書 Required Materials |
「JSMEテキストシリーズ材料力学」,日本機械学会,丸善 #「JSMEテキストシリーズ演習材料力学」,日本機械学会,丸善 #「材料力学」,S.P. チェモシェンコ 著,鵜戸口・国尾 訳,東京図書 #「材料力学」,桜井忠一 著,産業図書 # 「Elements of Strength of Materials」,S.P.Timoshenko & D.H.Young, Maruzen Co. Ltd. |
教科書・参考書に関する備考 | 上記「基礎から学ぶ材料力学」教科書は材料力学 I,IIの講義及び材料力学演習でも使用する. 上掲の参考書すべて本学付属図書館に所蔵 |
成績評価方法 Grading Guidelines |
授業中の演習課題とレポート(宿題)を100点満点で評価し,60点以上を合格とする. 定期試験は行わない. 各達成度目標の評価は次のように行う. 目標1:材料力学で使用する基本的な用語に関して授業中の課題とレポートによって達成度を評価する. 目標2: 軸,梁及びそれらの組合された構造部材に生ずる応力や変形に関して授業中の課題とレポートによって達成度を評価する. 目標3:機械及び構造物の安全強度設計に関して授業中の課題とレポートによって達成度を評価する. 授業課題を100点満点で採点する. レポート課題をC〜A+で採点する. 全演習課題と全レポートの評価点の合計を平均し,その平均値を最終成績とする. A+→100点(評価点) A→95点(評価点) B+ →85点(評価点) B→80点(評価点) C+→70点(評価点) C→60点(評価点) |
履修上の注意 Please Note |
講義回数の80%以上出席した者を成績評価対象者とする. 不合格者は再履修すること(再試験等は実施しない). 材料力学Iを履修すること. レポートはA4サイズ罫線入りのレポート用紙を使用すること. それ以外の紙に書かれた場合は評価しないことがある. レポートが2枚以上になった場合,左上をステイプラー(ホッチキス)でとめること. 図表は定規,コンパスを使用して描くこと. フリーハンドで書かれている場合は大きな減点または評価しない. 遅刻は0.5の欠席とする. また,15分以上の遅刻は欠席とする. ことわりなく演習を中抜けした場合は欠席とする. |
教員メッセージ Message from Lecturer |
材料力学1の合格を目指します.2年前期のこの科目でつまずかないことが今後に大きな影響を及ぼします.わからないことを放置せず,この演習を通して解決してください.合格のコツは教科書の例題と演習問題を全て解答できるようになることです. |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
機械システム工学コースの学習・教育到達目標との対応 (C) 工学専門知識の修得 ・機械工学に関する専門知識を駆使して、工学システムにおける課題を解決できる. ・エネルギー・環境、ものづくり、ロボットに関する技術的課題に挑むことができる. |
関連科目 Associated Courses |
<科目間の連携> ○この科目を履修する上で必要な主要科目 車のサイエンス,熱力学T,熱力学演習,材料力学T ○この科目の履修を必要とする主要科目 材料力学U,基礎構造力学,機械システム設計学,機械製作法 |
備考 Remarks |