開講学期
Course Start
2014年度 前期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
建築社会基盤系学科 土木工学コース
対象学年
Year
3
必修・選択
Mandatory or Elective
必修
授業方法
Lecture or Seminar
講義と演習
授業科目名
Course Title
土木鋼構造学T
授業科目名(英語)
Course Title
[授業科目名(英語)]
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
小室雅人
教員室番号
Office
D210
連絡先(Tel)
Telephone
0143-46-5228(内線:5228)
連絡先(E-mail)
E-mail
komuro(at)news3.ce.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
Office Hour
水・金曜日:12:10-12:45(上記時間外でも来室可。メールにてアポを取ると確実)
授業のねらい
Learning Objectives
土木構造物に用いられる鋼材の性質を理解し,接合,引張と圧縮部材,曲げ材,梁-柱部材の耐荷性状とその設計方法の基本を修得する。
到達度目標
Outcomes Measured By:
1.鋼材の基本的な性質を理解し,説明できる。
2.接合,引張と圧縮部材,曲げ材,梁-柱部材の耐荷性状とその設計方法を理解し,実際に簡単な設計及びその照査ができる。
授業計画
Course Schedule
総授業時間数(実時間);35.25時間  
1週目:鋼構造物の概要
2週目:構造材料としての鋼材,鋼材の力学的性質
    (材料の力学と関連,応力,ひずみについて復習してくること)
3週目:鋼材の接合(溶接)
4週目:鋼材の接合(高力ボルト)(1)
5週目:鋼材の接合(高力ボルト)(2)
6週目:部材の種類,引張材の耐荷性状,圧縮材の耐荷性状(1)
    (構造力学Uと関連,弾性座屈を復習してくること)
7週目:圧縮材の耐荷性状(2)
    (微分方程式を復習してくること)
8週目:圧縮材の耐荷性状(3)
9週目:圧縮材の耐荷性状(4)
10週目:局部座屈,圧縮材の設計法
11週目:曲げ材の耐荷性状(1)
    (構造力学Tと関連,曲げモーメントと直応力について復習してくること)
12週目:曲げ材の耐荷性状(2)
13週目:曲げ材の設計
14週目:梁-柱部材の耐荷性状
15週目:全体の復習
(16週目:定期試験)
教科書
Required Text
伊藤學 著 「改訂 鋼構造学」 コロナ社,定価(3200円+税)
参考書
Required Materials
三木 千寿 著 「鋼構造」 共立出版(5,040円税込み) 
教科書・参考書に関する備考
成績評価方法
Grading Guidelines
60点以上を合格とする。
その成績は,定期試験80%,レポート20%の割合で評価する。

各到達度目標の評価方法は,次のように行う。
目標1.レポート,定期試験において論述問題を出題し,達成度を評価する。
目標2.レポート,定期試験において論述問題および計算問題を出題し,達成度を評価する。
履修上の注意
Please Note
材料の力学,構造力学Iをきちんと理解していることが前提である。
80%以上の出席が必要である。
必要に応じて一度のみ再試験を実施する。不合格者は最履修すること。
教員メッセージ
Message from Lecturer
鋼構造物の設計に関する基礎的な部分を教授します。
しっかりした態度で授業に臨むこと。
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
○ (C)未来に対する深い洞察力をもって高い視点から問題に対処し,将来にわたって豊かな能力を身につける,
◎ (D)ジェネラルコントラクター(総合建設業)・コンサルタント(設計会社)・官公庁などで働く技術者に必要とされる工学基礎の習得,
○ (E)実験・実習・演習や,現地視察・実務に携わる人々からの講義などを重視した実践力の習得,
○ (F)環境保全・防災に関わる技術の習得
関連科目
Associated Courses
材料の力学(建築社会基盤系学科1年後期・必修)
          ↓
土木構造力学I(建築社会基盤系学科土木工学コース2年前期・必修)
          ↓
土木構造力学II(建築社会基盤系学科土木工学コース2年後期・必修)
          ↓
土木鋼構造学I(建築社会基盤系学科土木工学コース3年前期・必修)
          ↓
土木鋼構造学II(建築社会基盤系学科土木工学コース3年後期・選択)
備考
Remarks