開講学期 Course Start |
2014年度 後期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
全学科 |
対象学年 Year |
1年次夜間主コース |
必修・選択 Mandatory or Elective |
選択 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義 |
授業科目名 Course Title |
ヨーロッパ史 |
授業科目名(英語) Course Title |
[授業科目名(英語)] |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
本間 俊行 |
教員室番号 Office |
Q-301(非常勤講師控室) |
連絡先(Tel) Telephone |
0143-46-5848(非常勤講師室) |
連絡先(E-mail) |
honma(at)let.hokudai.ac.jp |
オフィスアワー Office Hour |
講義終了後 |
授業のねらい Learning Objectives |
この授業では、古代ギリシアから現代まで、ヨーロッパの歴史を概観する。 この講義の第1の目的は、ヨーロッパの歴史における基本的な知識を習得し、またその歴史の流れを理解することである。 この授業における基本的な観点は、ヨーロッパとほかの地域との歴史的な関係に置かれる。中世以降、ヨーロッパ世界は、地中海を介して、イスラーム世界などと交流や対立を繰り返してきた。16世紀になると、ヨーロッパは大西洋をわたってアメリカ大陸へ、またアジア諸諸地域に進出するようになる。そして近代において、ヨーロッパは世界各地に大きな影響を及ぼすようになり、その影響は今日の日本にも残っている。このような世界の歴史との関係のなかで、ヨーロッパの歴史を理解することが、この授業の第2の目的である。 そして第3に、我われが生きる現代の世界にとってヨーロッパがもつ歴史的な意義について考える手がかりを得てもらう。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
(1) ヨーロッパ史の基礎的知識を得る(40%) (2) ヨーロッパ史の展開を理解する(40%) (3) ヨーロッパにおける政治と社会の関係を考察する (20%) |
授業計画 Course Schedule |
総授業時間 45分/60分×2×16=24時間 週 授業内容等 1週目 ガイダンス 2週目 古代1(古代ギリシア) 3週目 古代2(ヘレニズムと古代ローマ) 4週目 中世1(古代から中世へ) 5週目 中世2(十字軍と12世紀ルネサンス) 6週目 中世3(ルネサンスと宗教改革) 7週目 近世1(スペインとポルトガル) 8週目 近世2(オランダとイギリス) 9週目 近世3(主権国家体制の成立) 10週目 近世4(絶対王政と啓蒙思想) 11週目 近代1(環大西洋革命) 12週目 近代2(自由主義の時代) 13週目 近代3(帝国主義の時代) 14週目 近代4(二つの大戦) 15週目 まとめ (16週目 定期試験) |
教科書 Required Text |
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参考書 Required Materials |
中井義明他『教養のための西洋史入門』ミネルヴァ書房、2007年 ISBN978-4623049097 近藤和彦編『西洋世界の歴史』山川出版社、1999年 ISBN978-4634645400 服部良久他編著『大学で学ぶ西洋史[古代・中世]』ミネルヴァ書房、2006年 ISBN978-4623045921 小山哲他編著『大学で学ぶ西洋史[近現代史]』ミネルヴァ書房、2011年 ISBN978-4623059386 |
教科書・参考書に関する備考 |
教科書は使用しない。 参考書のうち、少なくとも一冊(一組)は通読することが望ましい。 各回の講義に関連する参考書は、必要に応じて講義内で挙げる。 |
成績評価方法 Grading Guidelines |
定期試験、および必要に応じてレポートを課し、それらを総合的に判断して成績を評価する。形式は講義内で説明する。やむを得ない事情によって試験を欠席した者に対しては、別の課題によって試験に代える。 100点満点中60点以上を合格とする。 すべての到達度目標において、定期試験およびレポートによって評価する。 |
履修上の注意 Please Note |
1.出席が良好でない者には、定期試験の受験資格を認めない。 2.授業の変更や緊急時の連絡は、授業中または掲示板で通知する。 3.再試験は行わない。不合格の場合は再履修とする。 4.成績評価を含めた重要事項の説明と、それに関する質問等を第1週目のガイダンスで行うので、履修希望者は必ず出席することが望ましい。 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
歴史には、知る楽しみ、そして考える楽しみがあります。この授業を通して、皆さんが歴史を学ぶ楽しさ、大切さ、そして難しさを知ってもらいたいと思います。また、歴史を通して得た知識や物の考え方によって、身の回りの物事・出来事についても、新しい視点でみることができるようになるでしょう。テストでは自ら歴史を調べる問題も出題します。授業をとおして、自らの歴史に対する関心を育てて下さい。 |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
JABEE基準 (a)地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養 機械システム工学コースの学習・教育到達目標との対応 (A) 多面的考察力の修得 |
関連科目 Associated Courses |
1年次の「西洋の歴史」 |
備考 Remarks |