開講学期
Course Start
2014年度 前期
授業区分
Regular or Intensive
集中講義
対象学科
Department
全学科(昼間)
対象学年
Year
2
必修・選択
Mandatory or Elective
選択(高等学校教育職員免許状「情報」「数学」「理科」取得希望者には必修)
授業方法
Lecture or Seminar
集中講義(2014年8月下旬から9月の期間で行う予定)
授業科目名
Course Title
教育学概論
授業科目名(英語)
Course Title
[授業科目名(英語)]
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
荒井眞一(窓口:若菜 博)
教員室番号
Office
若菜:Y205
連絡先(Tel)
Telephone
若菜:0143-46-5818
連絡先(E-mail)
E-mail
若菜:wakana(at)mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
Office Hour
若菜(窓口)のオフィスアワー
月曜日13:00〜14:30
授業のねらい
Learning Objectives
 前半で,近代ヨーロッパにおける教育思想の展開について述べた後、学制公布から教育勅語・国定教科書の発行に至る戦前期の日本における教育思想を概観する。その後、教育基本法などを中心とした戦後日本の教育理念を考察し,日本の教育に関する歴史および思想を分析する。そして,これら思想を実現するための教育法規・教育制度や学級経営のあり方について検討する。
  後半で,戦後日本の教育課程・教育実践の思想・歴史を概括しながら,科学を本格的に教えようとした優れた授業実践をできるだけ多く紹介した後、学問的な方法を採用した授業づくりの方法について実際の授業をもとに述べる。
到達度目標
Outcomes Measured By:
(1)西欧・日本の教育に関する歴史および思想を学ぶ。
(2)日本の教育に関する社会的、制度的基盤について学ぶ。
(3)優れた授業を創り出すための教授学的知見について学ぶ。
授業計画
Course Schedule
授業総時間数:22.5時間

第1回 オリエンテーション:教育学の対象領域
第2回 近代社会の成立と教育思想の起こり
第3回 近代社会における教育思想の展開
第4回 教育思想の展開と教育学の成立
第5回 近代日本における教育思想:学制から教育勅語
第6回 教育基本法にみる教育制度を支える思想的基盤
第7回 日本の教育関係諸法規の概説
第8回 学校経営の課題:学習集団の形成と学習形態
第9回 戦後日本の教育課程論の展開
第10回 日本における科学教育実践の到達点
第11回 教育実践・思想の展開 @:教育学としての教育方法学
第12回 教育実践・思想の展開 A:教育方法学のあゆみと展開
第13回 教科教育における教育方法 @:資本主義的な生産の成立
第14回 教科教育における教育方法 A:資本主義的な生産の成立
第15回 教育学としての教育方法学の知見と課題
教科書
Required Text
 テキストはとくに指定しない。
 講義中にプリント資料などを配付する。必要に応じてビデオを使用する。
参考書
Required Materials
参考文献は講義中にその都度紹介する。 
教科書・参考書に関する備考
成績評価方法
Grading Guidelines
以下の事項に関する理解をレポートにより評価する。
(1)西欧・日本の教育に関する歴史および思想(30%相当)
(2)日本の教育に関する社会的、制度的基盤(40%相当)
(3)優れた授業を創り出すための教授学的知見(30%相当)
毎回の授業で課すミニレポート(70%を目途)および全授業終了後に課すレポート(30%を目途)で成績の評定を行う。
100点満点中60点以上を合格とする。
履修上の注意
Please Note
高等学校教諭1種免許(数学)(情報)(理科)取得希望者を対象とする。
高等学校教諭1種免許(数学)(情報)(理科)取得にとって必修。
「副専門教育」の単位とはならないことに注意。
不合格者は再履修となる。
教員メッセージ
Message from Lecturer
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
関連科目
Associated Courses
教職原論,教育内容論,教育方法論
備考
Remarks