開講学期
Course Start
2014年度 後期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
全学科
対象学年
Year
2
必修・選択
Mandatory or Elective
選択
授業方法
Lecture or Seminar
講義
授業科目名
Course Title
平和と憲法
授業科目名(英語)
Course Title
[授業科目名(英語)]
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
清末愛砂
教員室番号
Office
Q510
連絡先(Tel)
Telephone
0143-46-5816
連絡先(E-mail)
E-mail
akiyosue@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
Office Hour
水曜日11:00〜12:00(事前に必ずメールでアポイントメントをとってください)
授業のねらい
Learning Objectives
日本国憲法が掲げる平和主義や同憲法が保障する平和的生存権に関する概念や学説、および関連する重要判例を学び、さらには関連するさまざまなテーマにまで視野を広げ、国内外の平和にかかわる問題の基礎知識を修得する。
到達度目標
Outcomes Measured By:
(1)ローカルな視点から、日本国憲法における平和主義と平和的生存権について理解する。
(2)国際的な視点から、日本国憲法における平和主義と平和的生存権の意義について理解する。
(3)<平和>というものがいったい何を意味するものであるのかということについて、具体的なテーマやさまざまな視点から考えることができる。
授業計画
Course Schedule
総授業時間数(実時間):22.5時間
1. 今、どのような時代に生きているのか
2. 平和とは何か:平和への権利
3. 国連憲章と安全保障理事会について
4. 日本国憲法の前文と平和的生存権(1)
5. 日本国憲法の前文と平和的生存権(2)
6. 日本国憲法と戦争の放棄(1)
7. 日本国憲法と戦争の放棄(2)
8. 戦後補償について(1)
9. 戦後補償について(2)
10. 治安立法と平和
11. 世界の軍事紛争について考える(1):パレスチナ・イスラエル問題から
12. 世界の軍事紛争について考える(2):パレスチナ・イスラエル問題から
13. 原子力発電と戦争・武力紛争の関係:劣化ウラン弾問題
14. 原発訴訟と被ばく労働者の問題
15. まとめ:平和と私たちの生活
(16. 定期試験)
教科書
Required Text
参考書
Required Materials
 
教科書・参考書に関する備考 教科書や参考書は特に指定しません。授業の際に必要な資料を適時配布します。
成績評価方法
Grading Guidelines
到達度目標(1)〜(3)すべてにおいて、授業内に書いてもらうミニレポート(30%)と期末試験(70%)で評価し、合計100点満点中60点以上を合格とします。 
履修上の注意
Please Note
この授業を履修するにあたっては、以下の点に注意してください。
(1) 新聞等のメディアの報道や書籍を通して、時事問題に関係する知識を身につけるようにしておいてください。
(2) 再試験は行いません。
教員メッセージ
Message from Lecturer
他者の痛みに対する想像力をはたかせて、平和とは何か、暴力/非暴力とは何か、平和的生存権とは何かについて考えていきましょう。
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
JABEE基準
(a)地球的視点から多面的に物事を考える能力
(b)技術者が社会に対して負っている責任に関する理解

機械システム工学コースの学習・教育到達目標との対応
(A) 多面的考察力の修得
関連科目
Associated Courses
日本の憲法(昼間コース、前期)、基本的人権論(昼間コース、前期)、ゼミナール「市民と公共」(昼間コース、前期)
備考
Remarks