開講学期
Course Start
2014年度 後期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
全学科
対象学年
Year
1
必修・選択
Mandatory or Elective
選択
授業方法
Lecture or Seminar
講義形式
授業科目名
Course Title
現代工学の課題 (後半8週)
授業科目名(英語)
Course Title
[授業科目名(英語)]
単位数
Number of Credits
1
担当教員
Lecturer
亀田正人、佐藤孝紀、永野宏冶、岩佐達郎
教員室番号
Office
Q613 亀田教員室
連絡先(Tel)
Telephone
0143-46-5819
連絡先(E-mail)
E-mail
kameda@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
Office Hour
水曜日 16:15-17:45
授業のねらい
Learning Objectives
現代工学はどのような問題を抱えているか。
問題を解決するために現代工学は何をしているか。
それは真の解決につながるのか。
これらの事項について知り、自らの問題として考える。
到達度目標
Outcomes Measured By:
現代工学はどのような問題を抱え、それらを解決するために何をしているか。それは真の解決につながるのか。
これらについて事例を挙げて説明しながら自分の意見を述べられることを目標とする。
授業計画
Course Schedule
総授業時間数(実時間):12時間
オムニバス方式で講義を行う。全体のとりまとめは亀田が行う。
項目1:第1−2回(佐藤担当):電気エネルギーはクリーン、安全、高効率変換等の特長を有し、交通、通信、熱源、動力など、幅広く利用されている。ここでは現在の主流である、水力、火力および原子力発電と輸送について説明する。また、風力、バイオマスなどの再生可能エネルギー源による発電、電気エネルギーの展望について説明する。
項目2:第3−5回(亀田担当):エネルギー問題の一つの解決策として省エネルギーが求められている。様々な省エネルギー技術が開発されているが、それらを普及させるためにはどのような経済・社会のしくみが必要か。事例を紹介し、将来に向けた対策を考える。
項目3:第6−7回(永野担当):再生可能エネルギーの概要とその一つである地熱エネルギーについて解説する。また、地球温暖化対策としてカーボンフットプリントを紹介する。
項目4:第8回(岩佐担当):現代社会はこれまで自然界にはなかった多くの化学物質を作り出し、それらを利用して「快適な」生活を送ることを可能にしている。しかしこれらの「新規な」化学物質はこれまで自然界には存在しなかっただけに、生態系に多くの影響を与えている。本講義では、これらの化学物質の影響をどのように考えるかについて、生物学的視点から解説する。
教科書
Required Text
参考書
Required Materials
 
教科書・参考書に関する備考 教科書は使用しない。プリント等を配布する。
成績評価方法
Grading Guidelines
到達度目標について、項目毎にレポートで評価する。
項目1は25点、項目2は37.5点、項目3は25点、項目4は12.5点満点で評価する。
合計100点満点で60点以上を合格とする。
ただし、全項目の評価を受けることを必須要件とする。
履修上の注意
Please Note
不合格者は、希望すれば再履修できる。
教員メッセージ
Message from Lecturer
これから工学を学ぼうとする諸君が、工学の過去、現在、未来を学び、自分の問題として考え、これからの学習、研究、生活に生かしていくことを期待する。
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
建築社会基盤系学科 建築学コース・土木工学コース:
 (B) 良識ある人間性、倫理性、福祉への感性と健全なる心身の形成
機械航空創造系学科 機械システム工学コース: (A) 多面的考察力の修得
機械航空創造系学科 航空宇宙システム工学コース: (D)(E)(F) 語学力一般教養の修得
機械航空創造系学科 材料工学コース: (A) 多面的思考能力の修得
応用理化学系学科 応用化学コース・バイオシステムコース: 対応なし
応用理化学系学科 応用物理コース: (A) 科学技術倫理・多面的思考能力の修得
情報電子工学系学科 電気電子工学コース・情報通信システムコース: (H)技術者倫理の修得
情報電子工学系学科 情報システム学コース・コンピュータ知能学コース: (人) 社会的・国際的視点の修得
JABEE基準
1(1)(a) 地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養
1(1)(b) 技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、及び技術者が社会に対して負っている責任に対する理解
1(1)(f) のうち、日本語による論理的な記述力
関連科目
Associated Courses
主専門の全科目および副専門「環境と社会」コースの全科目
備考
Remarks