開講学期 Course Start |
2014年度 後期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
全学科 |
対象学年 Year |
1 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
選択 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義及び実験 |
授業科目名 Course Title |
こころの科学 (後半8週) |
授業科目名(英語) Course Title |
[授業科目名(英語)] |
単位数 Number of Credits |
1 |
担当教員 Lecturer |
前田潤 |
教員室番号 Office |
Y207(総合研究棟2階) |
連絡先(Tel) Telephone |
0143-46-5823 |
連絡先(E-mail) |
maedaj(at)mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー Office Hour |
水曜10:00-12:00 |
授業のねらい Learning Objectives |
こころはとても身近でなんとなくわかっているようで、関心を持つとわかりにくいものです。心理学は、その「こころ」を正面から扱い、矛盾と格闘しています。主観と客観、主体と客体、こころとからだ、物質と精神、あなたと私、事実と嘘、慣れた二分法ですが、その二分法もまた問うべき事柄です。問うべき形に問いを組み立てる方法について考えてみたい。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
1. こころに関わる基礎的考え方を学び、自己や他者の存在への興味と理解を深める。 2. こころを対象とする問題の立て方や検証方法を学び、多様なアプローチの知見に関する理解を深める。 3. 人間理解を深めるための多様な考え方や平等な態度を培う |
授業計画 Course Schedule |
総授業時間数:10.5時間 (1)序論 (こころとからだ) (2)こころの所在 (脳神経科学) (3)視知覚の特性 (盲点の存在/錯視/上下反転・左右反転の世界) (4)こころを探る (心理測定) (5)こころを伝える (コミュニケーションの特性) (6)こころのバランス(ストレス評価と軽減) (7)こころを科学する(方法論の検討) |
教科書 Required Text |
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参考書 Required Materials |
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教科書・参考書に関する備考 |
講義で扱うテーマについての資料はその都度プリントにて配布する。 「ヒルガードの心理学」ブレーン出版ほか、本学図書館には多数の心理学関連図書があり、講義のテーマに即して探索されたい。 |
成績評価方法 Grading Guidelines |
100点満点中60点以上が合格である。 目標1から3までの達成度について、毎回講義で小レポートを課して評価する。 不合格者は再履修とする。 |
履修上の注意 Please Note |
出席を重視します。また、小レポートを通じて質問や意見等を積極的に寄せてくれることを期待しています。不合格者は再履修とする。 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
最高学府の学生として、学問に対する真摯な態度を持って講義に臨んでもらいたい。 |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
本講義は、科学技術の基礎となる自然科学的手法を人間事象に応用したときに得られる成果を検証し、人文科学的視点の基礎を学習することを主眼としている。これは人間に関する知見と多角的視点を育むことに通じ、知識の活用と問題解決能力の向上を図るとの目標に対応している。 <JABEEの学習・教育目標との関連> 該当する分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に応用できる能力 機械システム工学コースの学習・教育到達目標との対応 (A) 多面的考察力の修得 |
関連科目 Associated Courses |
現代心理学/認知心理学/認知心理学の諸問題/教育心理学 |
備考 Remarks |