開講学期 Course Start |
2014年度 後期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
全学科 |
対象学年 Year |
1 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
選択 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義 |
授業科目名 Course Title |
日本の歴史 (後半8週) |
授業科目名(英語) Course Title |
[授業科目名(英語)] |
単位数 Number of Credits |
1 |
担当教員 Lecturer |
牧之内友 (窓口教員 永井真也) |
教員室番号 Office |
Q301(非常勤講師控室) |
連絡先(Tel) Telephone |
0143-46-5848(非常勤講師控室) |
連絡先(E-mail) |
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オフィスアワー Office Hour |
毎週水曜日 |
授業のねらい Learning Objectives |
本講義では、「アジア・太平洋戦争」についてとりあげる。戦後60年以上たつにもかかわらず、この戦争に対する評価は政治問題・外交問題とも絡まって揺れ動いている。戦後日本はとりあえずこの戦争を否定的に評価し、戦前・戦中と戦後の断絶を強調してきたが、近年の歴史学では戦時中につくられた諸制度が戦後日本において大きな役割を果たしたとの指摘もなされている。戦後日本を考える上でも戦時期の日本がどのようなものであったのかを考えなければならないであろう。 書店に行けばこの戦争を論ずる本は多く出ているが、一般書で、史料をきちんと読んだ上でのものはそう多くない。 本講義では基礎的な知識を確認するとともに、史料を紹介しながら、戦争の実態について考えていきたい。その上で、史料に立脚して歴史について自分なりに解釈、考察できるようになってほしい。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
@「アジア・太平洋戦争」についての基礎的な知識を身につける。 A史料へのアクセス方法を身につける。 B現代の私たちにとって、「アジア・太平洋戦争」がいかなる意味を持つのか、自分なりに考える。 |
授業計画 Course Schedule |
総授業時間:45分/60分×2×8=12時間 第1回 ガイダンス 第2回 「アジア・太平洋戦争への道」@ 第3回 「アジア・太平洋戦争への道」A 第4回 「アジア・太平洋戦争への道」B 第5回 銃後の生活 第6回 「終戦」の経緯 第7回 戦後史のなかの「アジア・太平洋戦争」 第8回 まとめ |
教科書 Required Text |
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参考書 Required Materials |
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教科書・参考書に関する備考 | 特になし。授業中に配布するレジュメや史料を教材として使用。 |
成績評価方法 Grading Guidelines |
講義ごとに提出する小文とレポートによる評価を行う。 到達度目標の@とBについては、おのおの小文(20%)およびレポート(80%)で評価する。 到達度目標のAについてはレポートで評価する。 100点中60点以上を合格とする。 |
履修上の注意 Please Note |
受講者には、毎回授業中に5〜10分程度の時間を使って、授業を聴いて理解できたことに対して「自分はどう考えるのか」の小文を書き、毎回提出する。この小文も評価対象となる。したがって授業に出席し、なおかつ「自分なりの意見」が持てない場合は、成績評価も下がることになる。 また講義日程終了後に、3000字程度で、授業のテーマに沿ったレポート課題を出す。 不合格者に対する再試験tは行わない。 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
近年政治問題化している「歴史」の見方について、あるいは「歴史とは何か」ということを考えてみたい学生に受講をすすめる。本講義の対象とする時代は、評価の難しい時代ではあるが、それだけに多面的な見方ができ、関心がわくのではないかと思われる。基礎的な知識から説明して行くので、中学・高校の歴史内容を覚えていなくても安心してほしい。 |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
JABEE基準 (a)多面的に物事を考える能力 の達成に寄与する。 機械システム工学コースの学習・教育到達目標との対応 (A) 多面的考察力の修得 |
関連科目 Associated Courses |
2年生からの「市民と公共」コースの日本近現代史Aと日本近現代史B |
備考 Remarks |