開講学期
Course Start
2014年度 前期
授業区分
Regular or Intensive
集中講義
対象学科
Department
全学科(昼間)
対象学年
Year
3
必修・選択
Mandatory or Elective
選択(高等学校教諭1種免許(情報)(数学)(理科)取得には必修)
授業方法
Lecture or Seminar
集中講義(8月下旬または9月上旬の4日間を予定。日程の決定後できるだけ早く掲示する)
授業科目名
Course Title
教育内容論
授業科目名(英語)
Course Title
[授業科目名(英語)]
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
倉賀野志郎(窓口:若菜 博)
教員室番号
Office
若菜:Y205
連絡先(Tel)
Telephone
若菜:0143-46-5818
連絡先(E-mail)
E-mail
若菜:wakana(at)mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
Office Hour
若菜:月曜日13:00〜14:30
授業のねらい
Learning Objectives
 教育課程について、現在求められる教育内容の設定と、その内容の系列としての教育課程の編成、その意義および方法を考察する。あわせて各領域での指導法の実際にも触れる。
到達度目標
Outcomes Measured By:
(1)教科教育における教育内容編成の歴史を知る。
(2)教育内容の設定と教育課程の編成方法について体験する。
授業計画
Course Schedule
総授業時間数:22.5時間
第1回 オリエンテーション :
 ・PISAの現状 ,教えと学び論:教え/学びのズレ
第2回 教育内容と教材:
 ・学びと誤謬:子どもの環世界論,教えと問い:自己との対峙を演出する問い
第3回 教育課程(カリキュラム)とは何か:
 ・基礎基本の柱としての展開:小学校から中学・高校までの柱
 ・そもそも論/多様性/高次な展開/歴史的社会的の広がりの中で
第4回 教育内容編成の視点」:
 ・そもそも論⇒教具に即して
 ・多様性論⇒計算の多様性に即して
 ・より高次の展開で
第5回 教育内容編成と指導法の実際:
 数学に即して: ・小から中へ:数の概念の展開
 ・比の概念の展開とデカルト座標 
 ・無比数論 ・微分・積分のイメージ:微に分けて、分けたものを積む
第6回 教育内容編成と指導法の実際:
 理科に即して:・土台/柱/観の構造
 ・カリキュラムに即して:観点につながるカリキュラムの構造
第7回 教育内容編成と指導法の実際:物理/化学
  ・粒子論と、更なる発展としての原子論
  ・粒子概念の発展としてのスープ論
  ・力学の実体的イメージ
第8回 教育内容編成と指導法の実際:生物
  ・戦略論:微視的進化論と生き様
  ・進化史論
第9回 教育内容編成と指導法の実際:宇宙・地球科学
  ・7大事件:宇宙史と地球史及び生物進化史:7つのエポックに即して
第10回 合科的科目などにおける教育内容編成と指導法の実際
 教科横断的な教育内容構成を歴史や社会科的な視点から考察する
第11回 合科的科目などにおける教育内容編成と指導法の実際
  とりわけ情報に即して
第12回 合科的科目などにおける教育内容編成と指導法の実際
 異なる教科内容・複式学年での教育内容編成と指導法について
第13回 模擬授業の実施と検討:数学
第14回 模擬授業の実施と検討:理科
第15回 模擬授業の実施と検討:情報
教科書
Required Text
特定のテキストは使用しない。
講義中にプリント資料などを配付する。必要に応じてビデオを使用する。
参考書
Required Materials
講義中に適宜紹介する。 
教科書・参考書に関する備考
成績評価方法
Grading Guidelines
以下の到達度目標
(1)教科教育における教育内容編成の歴史を知る(60%)
(2)教育内容の設定と教育課程の編成方法について体験する(40%)
について,毎回の授業ごとのミニレポート(30%),授業終了後に提出するレポート(30%)および模擬授業の評価(40%)によって成績の評定を行う。
履修上の注意
Please Note
○高等学校教諭1種免許(理科・数学・情報)取得希望者を対象とする。
○高等学校教諭1種免許(理科・数学・情報)取得に必修。
○なお,「副専門教育」の単位とはならないことに注意。
教員メッセージ
Message from Lecturer
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
関連科目
Associated Courses
教育方法論
備考
Remarks