開講学期 Course Start |
2014年度 前期 |
授業区分 Regular or Intensive |
集中講義 |
対象学科 Department |
副専門<思考と文化>コース |
対象学年 Year |
2 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
選択 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義 |
授業科目名 Course Title |
宇宙の科学 |
授業科目名(英語) Course Title |
[授業科目名(英語)] |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
勝田 豊(窓口:松本ますみ) |
教員室番号 Office |
Q301(Q棟3F非常勤講師室) |
連絡先(Tel) Telephone |
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連絡先(E-mail) |
kat(at)astro1.sci.hokudai.ac.jp |
オフィスアワー Office Hour |
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授業のねらい Learning Objectives |
「私たちの住む宇宙はどのように生まれたのだろう?」「どのような経緯を辿って私たち人類はこの宇宙の中で生まれたのだろう?」 現在の宇宙論では宇宙はビッグバンと呼ばれる大爆発で,今からおよそ140億年前に,現在の宇宙とは比較にならないほど高温・高密度な状態で誕生したと考えられています。もちろん宇宙がこのような姿のままでは地球や生命が誕生することはできません。「宇宙の科学」では,宇宙の誕生から天体の形成までの宇宙の歴史を学び、冒頭の疑問に対する回答を探ることにより、私たちの起源と宇宙の進化の関係を学びます。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
・ 宇宙を学ぶ際に不可欠な重力や光の性質を理解する (知識力) ・ ビッグバン宇宙論を支持する観測的事実を理解する (論理力・知識力) ・ 天体の形成のシナリオを理解する (知識力・理解力) ・ 宇宙の化学進化と生命の起源の関係を理解する (理解力) |
授業計画 Course Schedule |
[総授業時間:(45分/60分)×2×15=22.5時間] 1 重力と光の性質 2 ビッグバン宇宙論 3 インフレーション宇宙論 4 火の玉宇宙の進化 5 最近の宇宙膨張とダークエネルギー 6 ダークマター 7 宇宙の大規模構造 8 銀河の形成 9 私たちの銀河系 10 恒星 11 恒星の誕生 12 恒星の進化 13 太陽系惑星と太陽系外惑星 14 まとめ 15 試験 |
教科書 Required Text |
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参考書 Required Materials |
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教科書・参考書に関する備考 | 第一回講義の際に資料を配布する |
成績評価方法 Grading Guidelines |
最終日に実施する試験で100点満点中60点以上を合格とする。 ただし、正当な理由により受験できない場合はレポートによって評価する。 各到達度目標の評価方法は、次のように行う。 目標1. 試験において光や重力についての問題を出題し、達成度を評価する。 目標2. 試験において観測的事実から導かれるビッグバン宇宙論に関する問題を出題し、達成度を評価する。 目標3. 試験において天体の形成に関する問題を出題し、達成度を評価する。 目標4. 試験において宇宙の進化と我々の物質的な起源についての問題を出題し、達成度を評価する。 |
履修上の注意 Please Note |
再試験は行わない。不合格者は、再履修すること。 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
私たちが日常接している世界とは全く異なる世界を学習するため、その概念を文章や数式のみから理解するのは容易いことではありません。そのため講義では、理解を助けるために図や動画を多用します。よって講義に出席することはとても重要です。 |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
JABEE基準1(1)「(a):地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養」に対応。 機械システム工学コースの学習・教育到達目標との対応 (A) 多面的考察力の修得 |
関連科目 Associated Courses |
「科学と倫理」 |
備考 Remarks |