開講学期
Course Start
2014年度 後期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
情報電子工学系学科
夜間主コース
対象学年
Year
2
必修・選択
Mandatory or Elective
選択
授業方法
Lecture or Seminar
講義
授業科目名
Course Title
現代社会と情報工学
授業科目名(英語)
Course Title
[授業科目名(英語)]
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
永野宏治
教員室番号
Office
R204
連絡先(Tel)
Telephone
0143-46-5420
連絡先(E-mail)
E-mail
nagano[at]mmm.muroran-it.ac.jp スパム対策のため(at)を[at]で表示している。
オフィスアワー
Office Hour
火曜日 16:15〜17:45
授業のねらい
Learning Objectives
新しい情報化社会への変化、さらに来るべき社会で必要となる技術や価値観などを社会的・国際的な視点から理解し、以下の3点から情報工学を習得する。(1)現代社会の中での情報工学技術者の倫理問題、(2)情報セキュリティの本質とその枠組み、(3)知的財産権としての著作権の根本理念。
到達度目標
Outcomes Measured By:
1. 現代社会における情報技術者の倫理問題を考察する。
2. 情報工学・インターネット工学の体系について、その枠組みや社会的価値について学習する 
3. 技術者倫理に基づくネットワークや情報セキュリティ、著作権について理解する 
授業計画
Course Schedule
授業時間(実時間):22.5時間
第1週 授業の進め方と「著作権テキスト」の入手方法、人類社会の発展について
第2週 計算機の発展と現代社会の変化(インターネット・半導体工学・OSの発展の様子)
第3週 現代の情報社会がもたらす問題
第4週 技術文書の書き方
第5週 技術文書の書き方の演習
第6週 技術文書の書き方の演習
第7週 技術者倫理 
第8週  技術者倫理に関する演習 
第9週  インターネットの構造
第10週 著作権
第11週 著作権に関する演習
第12週 情報セキュリティ  暗号の歴史   
第13週 現代の暗号技術  
第14週 授業のまとめ 
第15週 期末試験   
教科書
Required Text
文化庁長官官房著作権課:著作権テキスト(無料ダウンロード可)
参考書
Required Materials
高橋参吉:情報倫理,実教出版(420円)
駒谷昇一:情報と社会、オーム社(2,500円)
戸根勤:ネットワークはなぜつながるのか,日経BP社(2400円)
サイモン・シン:暗号解読,新潮社(2600円)
結城浩:暗号技術入門,ソフトバンククリエイティブ(3000円) 
教科書・参考書に関する備考 自習のための演習問題プリントを不定期に配布します。
成績評価方法
Grading Guidelines
期末試験成績で評価します。
評価は100点満点、60点以上を合格とします。  
履修上の注意
Please Note
不合格者は原則的に再履修とします。
教員メッセージ
Message from Lecturer
情報技術は大きく変わろうとしています。
知識よりも、背景にあるものの考え方を理解してください。
学習の目的の一つに「著作権」の枠組みの理解があります。
社会への貢献など、倫理観や価値観が重要となります。
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
この授業科目は情報電子工学系学科の学習目標の以下の項目に対応している。
人[社会的視点]社会的・国際的視点に立って考える能力を身につける。
技術者[技術者倫理]環境と社会に対する技術者の責任意識を身につける。
関連科目
Associated Courses
「技術者倫理」「情報関連法規」「情報ネットワーク」などが関連します。  
備考
Remarks