開講学期
Course Start
2014年度 後期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
情報電子工学系学科
情報システム学コース
コンピュータ知能学コース
対象学年
Year
3
必修・選択
Mandatory or Elective
選択
授業方法
Lecture or Seminar
講義
授業科目名
Course Title
認識と学習
授業科目名(英語)
Course Title
[授業科目名(英語)]
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
渡部 修
教員室番号
Office
R308
連絡先(Tel)
Telephone
0143-46-5421
連絡先(E-mail)
E-mail
watanabe@csse.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
Office Hour
木曜日16:30-17:30
授業のねらい
Learning Objectives
情報関連技術の高度化と普及に伴い、現在の情報科学で扱うべき「情報」の種類は急速に多様化・複雑化が進んでいる。しかし、コンピュータの処理能力がいくら向上しても、あらゆる場面で適切な処理を行うシステムの構築は簡単ではない。無数の状況を事前に想定し、その処理方法を逐一プログラムすることは限界がある。このため、現在の情報処理システムは、単なる計算機ではなく、現在の状況を自ら「認識」し、適応的に「学習」する、知的なシステムであることが求められている。本講義では、情報処理システムの「認識(パターン認識)」と「学習(機械学習)」に関する基本的なアルゴリズムを理解し、現実の問題に応用できる能力を習得する。
到達度目標
Outcomes Measured By:
1.パターン認識と機械学習に関する基礎的なアルゴリズムを理解し、その特徴を説明できる(理解力)。
2.パターン認識と機械学習のアルゴリズムを、具体的な問題に応用できる(応用力)。
授業計画
Course Schedule
総授業時間数(実時間);24時間
1回目 パターン認識とは(教科書第1章)
2回目 識別規則と学習法の分類(教科書第2.1節)
3回目 汎化能力(教科書第2.2節)
4回目 最大事後確率基準(教科書第3.1.1節)
5回目 ベイズの識別規則の例、尤度比、誤り率(教科書第3.1.2-4節)
6回目 リジェクト(教科書第3.1.6節)、確率・統計の復習
7回目 特別講義(*注)
8回目 平均ベクトルと共分散行列、正規分布(教科書第4.1.1、4.2.1-2節)
9回目 中間試験
10回目 中間試験の解答、k最近傍法(教科書第5章)
11回目 ボロノイ図、kNN法(教科書5.1-2節)
12回目 線形識別関数の定義(教科書6.1節)
13回目 パーセプトロンの学習規則(教科書7.1.1節)
14回目 収束定理、多層パーセプトロン(教科書第7.1.3-7.2.1節)
15回目 誤差逆伝播法(教科書第7.2.2節)
(16回目 定期試験)

(*注) 特別講義の実施は未定です。決定次第、講義中にアナウンスします。
教科書
Required Text
「はじめてのパターン認識」 平井有三 著、森北出版
参考書
Required Materials
「フリーソフトで作る音声認識システム」 荒木雅弘 著、森北出版 
教科書・参考書に関する備考
成績評価方法
Grading Guidelines
・100点満点中60点以上の者を合格とする。
・成績は、レポート(10点満点)、中間試験(30点満点)、定期試験(60点満点)で評価する。

各到達度目標の評価方法は、次のように行う。
目標1.レポート、中間試験、定期試験において論述問題を出題し、達成度を評価する。
目標2.レポート、中間試験、定期試験において実例を分析する問題を出題し、達成度を評価する。
履修上の注意
Please Note
不合格者は再履修とする。
教員メッセージ
Message from Lecturer
・基礎として線形代数と初歩の確率論が必要になる。講義中に必要最小限の説明は行うが、各自で必要な知識を復習しておくこと。
・「認識と学習」で学ぶ柔軟で適応的な情報処理技術は、情報科学のあらゆる場面で必要とされるものである。本講で扱う内容は、現在も新たな知見が続々と集積されつつある進展中の分野であり、将来研究開発の一線に立つ諸君に、今後様々な応用が見込まれるこの分野に対応できるよう、その基礎理論と考え方について理解を深めるものである。
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
この授業科目は情報電子工学系学科の情報システム学コースとコンピュータ知能学コースの教育目標の以下の項目に対応している。
・情報技術者[コンピュータサイエンス]情報工学の基礎知識と応用能力を身につける。
関連科目
Associated Courses
・履修の必須要件となる科目はないが、1年次開講の「線形代数」、2年次開講の「確率・統計」、3年次開講の「視覚情報処理」の内容を修得していると理解しやすい。
・講義「認識と学習応用演習」では、本講義で学ぶ内容を実習を通して習得する。
備考
Remarks