開講学期 Course Start |
2014年度 後期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
情報電子工学系学科 情報システム学コース コンピュータ知能学コース |
対象学年 Year |
3 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
必修 |
授業方法 Lecture or Seminar |
実験 |
授業科目名 Course Title |
情報システム学実験 |
授業科目名(英語) Course Title |
[授業科目名(英語)] |
単位数 Number of Credits |
1.5 |
担当教員 Lecturer |
岡田 吉史,須藤 秀紹,倉重 健太郎 |
教員室番号 Office |
岡田:V402 須藤:V616 倉重:V407 |
連絡先(Tel) Telephone |
岡田:46-5408 須藤:5431(内線のみ) 倉重:5489(内線のみ) |
連絡先(E-mail) |
岡田:okada[at]csse.muroran-it.ac.jp 須藤:suto[at]csse.muroran-it.ac.jp 倉重:kentarou[at]csse.muroran-it.ac.jp ([at]を@へ変更してください) |
オフィスアワー Office Hour |
岡田:木曜日 16:00-17:00 須藤:月曜日 16:30-17:30 倉重:木曜日 15:00-16:00 |
授業のねらい Learning Objectives |
「情報推薦」,「数値積分法」,「計測・制御」の実験をとおして,講義で学んだ事柄をより深く理解する: <情報推薦> 情報推薦とは,ユーザの好みに合う商品や情報を推定して提示する技術である.本実験では,Java言語を用いて情報推薦手法の1つであるユーザ相関法を実装し,その動作原理および性能評価方法を身につけることをねらいとする. <数値積分法> 科学技術計算において微積分の使用頻度は高い.特に,解析的に解くことが難しい積分では,数値計算によってその性質が調べられる.しかし数値計算のためのパラメータを適切に設定しないと誤差が増大するばかりか真の性質からかけ離れた結果となる恐れもある.本実験ではC言語により数値積分法を実装し,パラメータ変化に対する結果の変化をみることで,正しく数値積分法を使用するための基礎知識を身につけることをねらいとする. <計測・制御> センサーから得られた情報に基づいて,自機の簡単な制御ができるようにする. |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
目標1: 情報推薦 ・ユーザ相関法の原理を理解し,それをプログラミングできる. ・ユーザ間の類似度指標の計算法を理解し,精度評価を行うことができる. 目標2: 数値積分法 ・複数種類の数値積分法について原理を理解し,プログラムによって実装できる. ・異なるパラメータを用いた場合の精度評価を行うことができる. ・希求された精度に対して適切なパラメータを選択できる. 目標3: 計測・制御 ・センサーからの情報を読み取ることができる. ・センサーから得られる状況に応じた動作をプログラミングによって実現することができる. |
授業計画 Course Schedule |
総授業時間数(実時間): 135分 × 15回 = 2025分(33.75 時間) 1週目〜4週目は情報推薦,5週目〜9週目は数値積分法,10週目〜14週目までは計測・制御の実験を行う.15週目は実験全体のまとめを行う. 1週目 ガイダンス, 情報推薦システム・ユーザ相関法について 2週目 ユーザ相関法のJavaプログラミング1 3週目 ユーザ相関法のJavaプログラミング2 4週目 性能評価実験 5週目 ガイダンス,対象とする数値積分法について 6週目 数値積分法1のプログラミング 7週目 数値積分法1の性能評価実験 8週目 数値積分法2のプログラミング 9週目 数値積分法2の性能評価実験 10週目 ガイダンス,Robocodeのインストール 11週目 ロボットの動きを理解する 12週目 簡単なロボットと戦う 13週目 少し複雑なロボットと戦う 14週目 複雑なロボットと戦う 15週目 実験全体のまとめ |
教科書 Required Text |
なし.実験時間中またはWeb上で適宜配布する. |
参考書 Required Materials |
<情報推薦> 「情報推薦システム入門 -理論と実践」,Dietmar Jannachら,共立出版 「情報検索の基礎」,Christopher D.Manningら,共立出版 <数値積分法> 「数値計算の常識」,伊理正夫ら,共立出版株式会社 「数値計算法演習」,途川隼人,電子情報通信学会大学シリーズ演習3 「シミュレーション技法入門」,矢部孝ら,日刊工業新聞社 「Numerical Recipes in C【日本語版】」William H. Press etc., 技術評論社 <計測・制御> 特になし(Moodleを使用) |
教科書・参考書に関する備考 | |
成績評価方法 Grading Guidelines |
到達度目標のすべての項目について,提出されたレポートの内容で成績を判定する. 100点満点中60点以上が合格点である. 目標1: 情報推薦 レポートにおいて,計算機実験による問題を出題し,それらの達成度を評価する. 目標2: 数値積分法 レポートにおいて,プログラムのソース・結果・考察を評価する. 目標3: 計測・制御 毎回出題される課題の達成状況を確認して評価する. ただし,次の2点が成績評価の必要条件である. (1)全ての実験に出席し,実験を行うこと. (2)全ての課題のレポートを提出すること. |
履修上の注意 Please Note |
不合格の場合は再履修すること. 再履修する場合,正規学年の学生と同様に出席し,レポートを提出すること. 関連科目の内容を調べ,理解して授業に臨むこと. |
教員メッセージ Message from Lecturer |
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学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
この授業科目は,情報電子工学系学科(情報システム学コース・コンピュータ知能学コース)の学習目標の以下の項目に対応している.: 情報技術者:「コンピュータサイエンス」− 情報工学の基礎知識と応用能力を身につける. |
関連科目 Associated Courses |
「プログラミング演習」,「オブジェクト指向言語」,「確率・統計」,「ファイルとデータベース」 |
備考 Remarks |