開講学期 Course Start |
2014年度 後期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
情報電子工学系学科 |
対象学年 Year |
2 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
選択 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義 |
授業科目名 Course Title |
応用数理工学 |
授業科目名(英語) Course Title |
[授業科目名(英語)] |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
加藤正和 |
教員室番号 Office |
Q404 |
連絡先(Tel) Telephone |
0143-46-5809 |
連絡先(E-mail) |
mkato@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー Office Hour |
木曜日13:00 − 15:00 |
授業のねらい Learning Objectives |
工学部のどの課程でも必要となる数学の基礎知識のうち複素解析にかかわる内容を講義する。 複素関数の微分可能性、正則関数の積分、特にその周回積分を理解する事を目的とする。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
1.複素関数の連続性・微分可能性を理解し、確認することができる。 2.コーシー・リーマンの関係式を理解する。 3.複素関数の三角関数・指数関数・対数関数などの性質を理解する。 4.複素関数の線積分を計算することができる。 5.コーシーの積分公式を用いて、周回積分を計算することができる。 6.留数定理を用いて、周回積分や実関数の積分を計算することができる。 |
授業計画 Course Schedule |
総授業時間数(実時間):24時間 1週目: 複素数と複素平面 2週目: 複素関数の連続性と微分可能性 3週目: 正則な関数 4週目: 級数・関数列 5週目: 整級数 6週目: 初等関数(1) 7週目: 初等関数(2) 8週目: 複素関数の積分 9週目: 中間試験 10週目: コーシーの積分定理 11週目: 留数定理 12週目: 実定積分の計算 13週目: テイラー展開 14週目: ローラン展開 15週目: 正則関数の性質 16週目: 定期試験 |
教科書 Required Text |
「複素解析入門」、原惟行・松永秀章 著、共立出版 |
参考書 Required Materials |
「複素関数の微積分」、高見穎郎 著、講談社# 「理工系の数学入門コース5 複素関数」、表実 著、岩波書店# 「キーポイント 複素関数」、表実 著、岩波書店# 「明解 複素解析」、長崎憲一他 著、培風館# 「複素解析へのアプローチ」、山本稔・坂田定久 著、裳華房# 「工学基礎 複素関数論」、矢嶋徹・及川正行 著、サイエンス社# 「改訂 関数論」、洲之内治男・猪股清二 著、サイエンス社# 「流体力学と複素解析」、今井功 著、日本評論社社# 「複素数30講」、志賀浩二 著、朝倉書店 |
教科書・参考書に関する備考 | 特になし |
成績評価方法 Grading Guidelines |
中間試験40%、定期試験40%、演習20%の割合で評価する。100満点中60点以上を合格とする。 到達度目標1〜3は中間試験、演習における計算・論述問題で評価する。 到達度目標4〜6は期末試験、演習における計算・論述問題で評価する。 |
履修上の注意 Please Note |
再試験は行わない。不合格者は再履修すること。 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
講義での疑問点などは、そのままにせずに気軽に質問して下さい。 |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
「学科の学習・教育目標との対応」 1.工学上の諸問題を科学的に解決するための基礎知識の修得 (b) 数学基礎とその応用能力 「JABEEの学習・教育目標との関連」 (c) 数学、自然科学及び情報技術に関する知識とそれらを応用できる能力 |
関連科目 Associated Courses |
解析A,解析B,解析C,線形代数 |
備考 Remarks |
オフィスアワー以外にも在室時には質問などに対応します。 |