開講学期 Course Start |
2014年度 後期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
情報電子工学系学科 |
対象学年 Year |
1 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
必修 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義及び演習 |
授業科目名 Course Title |
基礎電磁気学 (情電後半) |
授業科目名(英語) Course Title |
[授業科目名(英語)] |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
植杉克弘 |
教員室番号 Office |
Y701 |
連絡先(Tel) Telephone |
0143-46-5546 |
連絡先(E-mail) |
uesugi@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー Office Hour |
月・火曜日 12時〜13時 |
授業のねらい Learning Objectives |
電磁気学への数学的な準備を行い,「場」の考え方を理解する。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
1.スカラー場とその勾配について説明できる(20%) 2.ベクトル場とその湧き出し・回転について説明できる(20%) 3.線積分・面積分・体積分とその変換の物理的意味について説明できる(30%) 4.ベクトルを用いた演算・微分・積分の計算ができる(30%) |
授業計画 Course Schedule |
総授業時間数:1.5時間×16回=24時間 1週目 ベクトルとスカラーの違い 2週目 ベクトルとはどんな量か 3週目 スカラー積とベクトル積 4週目 ベクトルどうしの積の意味 5週目 場は何によって定義されるのか 6週目 場の概念に慣れよう 7週目 場の微分のとらえ方 8週目 grad, div 9週目 rot 10週目 やさしい場の微分 11週目 線積分・面積分・体積分 12週目 ガウスの定理がわかる 13週目 体積分を面積分におきかえる 14週目 ストークスの定理をつかむ 15週目 線積分を面積分でおきかえる 16週目 定期試験 ・授業時間内に小テストを実施するので、準備すること。 ・宿題を毎週課します。 |
教科書 Required Text |
高木隆司著 「キーポイント ベクトル解析」 岩波書店(ISBN4-00-007863-1) 2200円 |
参考書 Required Materials |
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教科書・参考書に関する備考 | 図書館,書店にはベクトル解析に関する名著がたくさん揃っています。少し内容がわかってきたら,それらについてもチェックしてみてください。 |
成績評価方法 Grading Guidelines |
60点以上を合格とする。その成績は,定期試験週間に行う期末試験(70%)と小テスト(又はレポート)(30%)により100点満点で評価する。原則として再試験は実施しない。不合格者は再履修すること。 各到達度目標の評価方法は,次のように行う。 目標1.小テスト,定期試験において論述問題を出題し,達成度を評価する 目標2.小テスト,定期試験において論述問題を出題し,達成度を評価する 目標3.小テスト,定期試験において論述問題を出題し,達成度を評価する 目標4.小テスト,定期試験において計算問題を出題し,達成度を評価する |
履修上の注意 Please Note |
毎回,授業の終わりに小テストを行ない,理解度のチェックを行ないます。 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
本講義では電磁気学を念頭においてベクトル解析を学びますが,他にも,「物体の運動」「流れや変形」などベクトル解析が基本になっている分野は数多くあります。一度,気合を入れて勉強すると色々な分野のことが見えてきます。半年間,ベクトルとみっちりとつき合ってみましょう。 |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
電気系コースの学習・教育目標の, 「B.(専門知識):電気電子工学分野の技術の基礎となる知識を習得する」に主体的に関与する。 情報系コースの学習・教育目標の,「〇情報技術者[情報基礎]:数学と自然科学の基礎知識を身につける。」 に対応している。 この授業の単位修得は,JABEE基準1(1)の(d):該当する分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に応用できる能力 に対応している。 |
関連科目 Associated Courses |
今後の関連科目は,2年前期開講の電磁気学Iと2年後期開講の電磁気学IIである。 |
備考 Remarks |