開講学期 Course Start |
2014年度 後期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
応用理化学系学科 |
対象学年 Year |
3 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
選択 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義 |
授業科目名 Course Title |
光デバイス (後半8週) |
授業科目名(英語) Course Title |
[授業科目名(英語)] |
単位数 Number of Credits |
1 |
担当教員 Lecturer |
宮永滋己 |
教員室番号 Office |
Y201 |
連絡先(Tel) Telephone |
0143-46-5530 |
連絡先(E-mail) |
miyanaga@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー Office Hour |
水曜日 16:00〜18:00 |
授業のねらい Learning Objectives |
近年様々な分野で光エレクトロニクスを基礎とする光と物質の相互作用を利用した光デバイスが利用されている。本講義では、最も重要な光学素子のひとつであるレンズの幾何光学的,波動光学的特性について述べるとともに、光の偏光を利用した表示素子として液晶表示素子に注目し、光の電磁波動論を基礎にその動作原理について講義する。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
(1)レンズの幾何光学的,波動光学的特性について理解する(理解力) (2)液晶の光学的性質や光の偏光について理解する(理解力) (3)複数の偏光素子を透過する光の伝搬特性が計算できる(計算力) |
授業計画 Course Schedule |
総授業時間数(実時間):12時間(1.5時間/週×8週) 1週目 シラバスの説明および講義の概要 2週目 レンズの特性と光ピックアップの動作原理 3,4週目 物質中の光の伝搬 物質と光の相互作用の古典モデル−光の吸収と分散 5,6週目 光のベクトル的性質−偏光および偏光の表示 異方性媒質内での光の伝搬 7週目 液晶の電気光学効果と液晶表示素子の原理 8週目 定期試験 適宜プリントを配布し,演習等を行うので予習,復習をしておくこと。 |
教科書 Required Text |
なし |
参考書 Required Materials |
(1)艸林成和著「液晶材料」(講談社サイエンティフィク) # (2)櫛田孝司著「光物理学」(共立出版) # (3)大津元一著「現代光科学」T・U(朝倉書店) # |
教科書・参考書に関する備考 | なし |
成績評価方法 Grading Guidelines |
定期試験(100点満点)で評価し、60点以上を合格とする。 各到達度目標は定期試験において論述問題,計算問題を出題し 達成度を評価する。 |
履修上の注意 Please Note |
適宜復習はするが、以下の項目については、ある程度の基礎知識を前提として授業を進める。 (1)数学(ベクトル解析・行列・微分方程式・複素関数など) (2)電磁気学(双極子・物質中の電磁場・マックスウェル方程式など) (3)光学の基礎(電磁波としての性質・偏光・複屈折など) |
教員メッセージ Message from Lecturer |
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学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
この授業の単位修得は、付随的に 応用物理コースの学習目標:(F)応用物理専門能力 JABEE基準:1(1)の(d)-(2a)専門分野の専門能力 の修得に関与する。 |
関連科目 Associated Courses |
この科目の履修にあたっては、3年前期開講の応用光学を履修しておくことが望ましい。 |
備考 Remarks |
なし |