開講学期 Course Start |
2014年度 後期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
応用理化学系学科 |
対象学年 Year |
3 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
選択 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義 |
授業科目名 Course Title |
環境生物工学 |
授業科目名(英語) Course Title |
[授業科目名(英語)] |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
張ヨンチョル(チャン ヨンチョル) |
教員室番号 Office |
H203 |
連絡先(Tel) Telephone |
0143-46-5757 |
連絡先(E-mail) |
ychang(at)mmm.muroran-it.ac.jp(緊急時のみ) 緊急時外は来室してください。 |
オフィスアワー Office Hour |
平日(午後5時〜6時) |
授業のねらい Learning Objectives |
微生物は、地球上の様々なところでその環境特性に適した生理的性質を有して存在し、環境浄化や環境保全に大きな役割を果たしている。これら、微生物の機能を利用した排水処理やバイオレメディエーション技術の解説を行うと共に環境保全に微生物を用いることの有用性と問題点についても講義をする。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
1. 排水処理、特に活性汚泥(活性スラッジとも言う)による処理法を理解することができる(20%)。 2. 活性汚泥法の理解に必要な計算問題の理解ができる(20%)。 3.有害性の有機炭素化合物の生物的な分解メカニズムを理解することができる(20%)。 4.バイオレメディエーション技術の基礎と応用を理解することができる(20%)。 5.上水管路中の生物膜の生成と制御の基礎を理解することができる(20%)。 |
授業計画 Course Schedule |
総授業時間数(実時間); 24時間 1週目 環境微生物工学で何を学ぶか 2週目 水質と水環境 3週目 活性汚泥法の原理 4週目 活性汚泥法の運転条件 5週目 活性汚泥と微生物 6週目 活性汚泥工法の応用 7週目 バイオレメディエーションの原理 8週目 バイオレメディエーションと微生物 9週目 バイオレメディエーションの応用 10週目 管路生物膜 11週目 生物膜における微生物の増殖条件 12週目 生物膜における微生物増殖の制御 13週目 先端環境バイオテクノロジー 14週目 生物浄化に必要な計算問題解説 15週目 土壌汚染浄化微生物の評価法 毎週小テスト(open book)がある。期末テストは板書、配布資料、小テストを中心として出題するので 小テストの復習は期末テストの高得点につながる。 |
教科書 Required Text |
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参考書 Required Materials |
1)菊池慎太郎編著「微生物工学」三共出版# 2)菊池慎太郎編著, 高見澤一裕、張ヨン赴、著「微生物の科学と応用」 三共出版株式会社.# 3)藤田正憲、池 道彦、「バイオ環境工学」、シーエムシー出版# |
教科書・参考書に関する備考 | 一部講義資料を配布する。 |
成績評価方法 Grading Guidelines |
60点以上を合格とする。その成績は、定期試験70%、小試験20%、レポート10%の割合で評価する。 目標1.小テスト、定期試験において論述問題を出題し達成度を評価する。 目標2.小テスト、定期試験において論述及び計算問題を出題し達成度を評価する。 目標3.小テスト、定期試験において論述問題を出題し達成度を評価する。 目標4.小テスト並びにレポートを課し達成度を評価する。 目標5.小テスト、定期試験において論述問題を出題し達成度を評価する。 |
履修上の注意 Please Note |
再試験は行わない。 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
他の微生物関連書籍を参考とし、微生物関連技術用語の意味を理解したうえ、講義を受けることが望ましい。なお、授業の妨げにならないよう、授業中は静粛にしてください。 |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
応用化学科の教育目標B(専門的知識−生物工学)とE(調和ある科学技術)の達成に寄与する。 |
関連科目 Associated Courses |
微生物科学、生化学A |
備考 Remarks |
講義内容によっては、工学用電卓が必要な場合があるので、工学用電卓を持参すること。 |