開講学期 Course Start |
2014年度 後期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
応用理化学系学科 |
対象学年 Year |
3 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
選択 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義 |
授業科目名 Course Title |
微生物工学 |
授業科目名(英語) Course Title |
[授業科目名(英語)] |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
菊池慎太郎 |
教員室番号 Office |
H202 |
連絡先(Tel) Telephone |
0143-46-5741 |
連絡先(E-mail) |
shintaro@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー Office Hour |
原則として月曜日から木曜日の午後1時から午後5時 |
授業のねらい Learning Objectives |
微生物工学の基礎理論と基本技術について解説し、併せて物質生産及び資源・環境分野における微生物工学の実際について解説する。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
1.微生物化学工学に関する基本的な用語を理解し、使用することができる(20%)。 2.微生物化学工学領域における物質生産の技術及び原理を理解し、応用することができる(20%)。 3.微生物化学工学領域における資源循環と環境の技術及び原理を理解し、応用することができる(20%)。 4.微生物化学工学領域において頻用される装置や機器の原理を理解し、実際に使用することができる(20%)。 5.微生物化学工学領域において頻用される微生物機能改変の原理について理解し、応用することができる(20%)。 |
授業計画 Course Schedule |
実質時間24時間 1週目:微生物操作法(1)(教科書第6講:滅菌,無菌操作,単離) 2週目:微生物操作法(2)(教科書第7講:微生物の保存と培養,集積培養法,休止菌) 3週目:生体触媒の固定化(1)(教科書第13講:微生物細胞の固定化) 4週目:生体触媒の固定化(2)(教科書第13講:免疫,標識免疫測定法) 5週目:微生物による物質循環(1)(教科書第11講:微生物による炭素循環,窒素循環,硫黄循環) 6週目:微生物による物質循環(2)(教科書第11講:微生物による炭素循環,窒素循環,硫黄循環) 7週目:第1回中試験、第1回中試験解説,質疑応答 8週目:微生物を利用する環境浄化(1)(教科書第12講:活性汚泥法,活性汚泥法の指標,バイオレメディエー ション) 9週目:微生物を利用する環境浄化(2)(教科書第12講:活性汚泥法,活性汚泥法の指標,バイオレメディエー ション) 10週目:微生物の遺伝子と遺伝情報の発現(1)(教科書第9講:遺伝子,遺伝情報の発現,同定) 11週目:微生物の遺伝子と遺伝情報の発現(2)(教科書第9講:遺伝子,遺伝情報の発現,同定) 12週目:ウィルス(1)(教科書第10講:ウィルスの構造,粒子数の増加,ウィルスの利用) 13週目:ウィルス(2)(教科書第10講:ウィルスの構造,粒子数の増加,ウィルスの利用) 14週目:微生物と抗生物質(教科書第15講:抗生物質) 15週目:第2回中試験、第2回中試験解説,質疑応答 ・数回の授業ごとに小テストを行うので、授業で学んだ事柄について,その日のうちに自己学習により復習すること。 ・小テスト終了後に直ちに解説を行う。誤答した問題について自己学習によって復習し、また担当教員に質問すること。 |
教科書 Required Text |
教科書:菊池慎太郎編著「微生物の科学と応用」(三共出版)(定価2200円+税) |
参考書 Required Materials |
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教科書・参考書に関する備考 |
1.教科書を補足する資料(プリント)を配布することがある. 2.上に示した教科書(菊池慎太郎編著「微生物の科学と応用」、三共出版)は、3年前期の「微生物科学」でも使用する。 3.また参考書は特に提示しませんが、本学図書館蔵の微生物関連図書には教科書に記載されている事項が詳細に解説されていますので参考とすることを薦めます。 |
成績評価方法 Grading Guidelines |
(1)「到達度目標1」から「到達度目標5」については,小試験(5回,5点満点x4回=20点満点)で評価す る. (2)「到達度目標1」から「到達度目標3」については第1回中試験(40点満点)で評価する. (3)「到達度目標3」から「到達度目標5」については第2回中試験(40点満点)で評価する. (4)4回の小試験(20点満点)と2回の中試験(80点満点)の合格得点が60点以上の者を,本無授業の「到 達度目標」を達成した者として合格判定する. (5)4回の小試験(20点満点)と2回の中試験(80点満点)の合格得点が合計得点が59点以下の不合格者 については1回の再試験を実施し,小試験合計得点と再試験得点を合計して60点以上の得点の者を合 格とする.なお再試験合格者は得点にかかわらず 「可」 の成績評価とする.また小試験の再試験は行 わない. (6)第1回中試験あるいは第2回中試験を欠席した者,または両試験を欠席した者については,それぞれ, 1回ずつの追試験を実施し,小試験の合計点数(20点満点)と追試験を含む中試験(2回)の合計点数 が60点以上の者を合格とする.なお小試験の追試験は行わない. (7)上記(5)及び(6)の試験を受験し,これらと小試験の合計点数が59点以下の者は再履修. |
履修上の注意 Please Note |
1.備考欄に記載の追試験及び再試験に不合格の者は再履修とする。 2.レポート等の提出は課さないが,不定期に行う小テストあるいは中テストに向けて自学自習することを課題と する。 2.授業の変更連絡等は掲示で行なう。 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
3年前期に開講の「微生物科学」を履修し,単位を取得することが望ましい.「微生物科学」の単位を取得していない者が、「微生物工学」の単位を取得するためには多大の努力が必要。 |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
この講義は応用化学科教育目標の B.専門知識−生物工学 に対応する |
関連科目 Associated Courses |
3年前期開講 「微生物科学」 3年後期開講 「環境生物工学」 3年後期開講 「生物工学実験」 |
備考 Remarks |
1.成績判定:小試験、中間試験及び定期試験の合計得点が60点以上の者を合格とする。 2.中間試験の追試験:やむを得ない事情で中間試験(6月に実施)を欠席した者で、担当教員が「正当な理由」と認め、かつ小試験と中間試験合計得点が30点以上の者には,追加の中間試験(追試験)を実施する(40点満点)。 3.定期試験の追試験:やむを得ない事情で定期試験(2月に実施)を欠席した者で、担当教員が「正当な理由」と認め、かつ小試験と中間試験の合計得点が36点以上の者には,追加の定期試験(追試験)を実施する(40点満点)。 4.小試験を欠席しても追試験は行わない。 5.再試験:小テスト、中間試験、及び定期試験の合計得点が36点以上でかつ59点以下の者には、再試験を実施する(40点満点,小テストと中間テスト の得点を加算して60点以上を合格とするが,得点にかかわらず成績評価は可とする)。 |