開講学期 Course Start |
2014年度 後期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
機械航空創造系学科 航空宇宙システム工学コース |
対象学年 Year |
3 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
選択 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義 |
授業科目名 Course Title |
航空制御工学 |
授業科目名(英語) Course Title |
[授業科目名(英語)] |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
上羽 正純 |
教員室番号 Office |
B202 |
連絡先(Tel) Telephone |
0143-46-5346 |
連絡先(E-mail) |
ueba@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー Office Hour |
毎週水曜日 13時〜15時 |
授業のねらい Learning Objectives |
多入力・多出力系の制御系理論を習得するとともに、大気中を飛行する航空機、大気中と宇宙の両方を飛行するロケット、宇宙航行する衛星といった航空宇宙機で、古典制御理論も含めて適用されている制御系例を紹介し、実践的な技術者・研究者の育成を目指す。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
(1) 状態方程式の記述ができること。 (2) カルマンフィルター等の推定器、最適レギュレータの構成法が数式により説明できること。 (3) 航空機の代表的な運動モードとそれらに対する制御系を説明できる。 (4) ロケット姿勢制御の課題とそれに対する制御系構成を説明できる。 (5) 衛星の姿勢制御の課題とそれに対する制御系構成を説明できる。 |
授業計画 Course Schedule |
総時間:24時間 第1週 序論 第2、3週 状態変数表示 第4、5週 最適制御理論(1) 第6週 小テスト 第7、8週 最適制御理論(2) 第9、10週 航空機の制御 第11、12週 ロケットの制御 第13〜15週 衛星の制御 第16週 期末試験 |
教科書 Required Text |
|
参考書 Required Materials |
片桐亮二、 「航空機の飛行制御の実際」、森北出版 #冨田信之、「宇宙システム入門」、東京大学出版 #Etkins and Reid, [Dynamics of Flight: Stability and Control], John Wiley & Sons Inc. #Marshal Kaplan, [Modern Spacecraft Dynamics & Control]], John Wiley & Sons Inc. #茂原正道、「宇宙工学入門- 衛星とロケットの誘導・制御-」、培風館 |
教科書・参考書に関する備考 | 教科書は無し。自作資料を必要に応じて配布する。 |
成績評価方法 Grading Guidelines |
小テスト(40点×1回)と期末試験(60点)にて評価。合計100点満点中、60点以上を合格とする。小テストは計算及び導出問題、期末試験は基本原理・しくみについて説明を求める文章問題を予定。 |
履修上の注意 Please Note |
不合格者に対しては、再試験は行わないので、最履修のこと。 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
新たに多入力多出力系を対象とした制御理論を扱うともに、古典制御理論も含めて、航空宇宙分野での適用例を紹介。目指す目標を達成するために、どのような問題に対してどのような手法を選ぶべきかを念頭において受講することが重要。 |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
B) 航空宇宙システム工学分野に必要な様々な知識,技術の習得 (航空宇宙工学基盤知識「専門分野の基礎と応用能力」を身につける) |
関連科目 Associated Courses |
本授業の基礎となる科目:飛行力学、航空機ダイナミクス、制御工学、本授業で学ぶ知識を必要とする科目:宇宙航行力学 |
備考 Remarks |