開講学期 Course Start |
2014年度 後期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
機械航空創造系学科・機械システム工学コース |
対象学年 Year |
3 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
選択 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義形式 |
授業科目名 Course Title |
システム情報工学 |
授業科目名(英語) Course Title |
[授業科目名(英語)] |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
相津佳永 |
教員室番号 Office |
Y401 |
連絡先(Tel) Telephone |
0143-46-5348 |
連絡先(E-mail) |
aizu@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー Office Hour |
火曜日16:30〜17:30 |
授業のねらい Learning Objectives |
2次元情報の伝達,処理,計測を扱うシステムの代表例である画像,光情報にもとづくオプトメカトロニクスのシステムに関する基本原理と基礎知識の修得を目指す. |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
画像,光情報システムの基本的な原理を理解し,説明ができる. 光学応用デバイス,機構の仕組みを理解できる. 具体的には以下の通り 1.光の物理的性質の基本を理解し、種々の光学現象について簡易な説明ができる。(理解力,知識力) 2.光を利用した微小機械の性質をシステムの視点から理解し.情報の流れと取り扱いの仕組みを説明できる(理解力.知識力) 3.情報の入出力システムの原理を理解し.特質を考察できる(理解力.知識力.分析力) 4.情報の記憶システムの原理を理解し.特性を説明できる(理解力.知識力) |
授業計画 Course Schedule |
1週目 イントロダクション、シバラスの説明、オプトメカトロニクスと情報技術の概要 2週目 光の物理:光とは、光の特性、反射と屈折、レーザー光 3週目 光の物理:半導体レーザー、光ファイバー、フォトダイオード 4週目 中間まとめ 5週目 微小機械の物理:MEMS 6週目 微小機械の物理:光リソグラフィ、運動方程式 7週目 微小機械の物理:マイクロ振動子 8週目 中間まとめ 9週目 入出力システム:情報入力のための計測、形状計測 10週目 入出力システム:3次元形状出力の基本原理 11週目 入出力システム:3Dプリンタ 12週目 情報記憶システム:光ディスク、レンズの開口数 13週目 情報記憶システム:光ディスクの光学制御 14週目 色彩情報技術 15週目 システム情報工学のまとめ 総授業時間数(実時間)=24時間 授業時間内に小テスト,練習問題,課題レポート等を出すので,日頃より,予習・復習をしっかりやること |
教科書 Required Text |
オプトメカトロニクス 光情報システムの基礎 浮田宏生著(森北出版) ISBN 4-627-78361-2 |
参考書 Required Materials |
谷田貝豊彦著「光とフーリエ変換」朝倉書店 |
教科書・参考書に関する備考 | 特になし |
成績評価方法 Grading Guidelines |
定期試験100点満点で,60点以上を合格とする. 到達度目標の1.〜4.については,定期試験において,説明記述形式の問題を出題し,それぞれの達成度を評価する。 |
履修上の注意 Please Note |
再試験は行なわないので不合格者は再履修すること.質問は講義時間の終了時に積極的に受け入れる. 内容の一部変更や緊急時の連絡は授業中または掲示により通知する. |
教員メッセージ Message from Lecturer |
担当教員は企業での勤務経験を有し,実務レベルの具体的事例なども時間をみて紹介したい.また,卒業研究に必要な光センシングや画像情報技術の基礎となる物理的思考の大切さを伝えるつもりである.選択科目なので,こうした内容に興味を持つ学生が履修することを勧める. |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
機械システム工学コースの学習・教育到達目標との対応 (C) 工学専門知識の修得 ・機械工学に関する専門知識を駆使して、工学システムにおける課題を解決できる。 ・エネルギー・環境、ものづくり、ロボットに関する技術的課題に挑むことができる。 |
関連科目 Associated Courses |
計測電子工学T・U,卒業研究I・II |
備考 Remarks |
特になし |