開講学期
Course Start
2014年度 後期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
機械航空創造系学科 材料工学コース
対象学年
Year
2
必修・選択
Mandatory or Elective
必修
授業方法
Lecture or Seminar
講義
授業科目名
Course Title
材料加工プロセス学
授業科目名(英語)
Course Title
[授業科目名(英語)]
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
桃野 正(特任教授)
齋藤英之(世話人)
教員室番号
Office
齋藤英之(K-702)
連絡先(Tel)
Telephone
齋藤英之:0143-46-5654
連絡先(E-mail)
E-mail
齋藤英之:saitoh@mmm.muroran-it.ac.jp
桃野  正:momono@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
Office Hour
齋藤英之 火曜日 13:30〜15:00
授業のねらい
Learning Objectives
ものづくり生産現場に密接に関わる講義であり、金属加工技術全般を学ぶ。
到達度目標
Outcomes Measured By:
1.金属の凝固過程を理解し、結晶の生成・成長について説明できる。
2.鋳造工学を基礎としたものづくり方法をデザインし、応用できる。
3.溶接工学を基礎とした加工法を理解し、最適な設計ができる。。
4.圧延加工による薄板製造法を、理論的な解析により説明できる。
5.段造加工法について、塑性加工を基礎とした理論と応用を理解する。
6.各種加工法を比較検討し、最適加工法を実例に基づき検討し理解を深める。
授業計画
Course Schedule
総授業時間数(実時間): 22.5 時間
1週目 シラバスの説明、金属の凝固, 相平衡状態図と平衡分配係数、液相線こう配
2週目 組成的過冷の定義と臨界条件、および凝固界面組織
3週目 非平衡凝固、ミクロ偏析、マクロ偏析
4週目 Fe-C系複平衡状態図と片状黒鉛鋳鉄の生成、溶解法
5週目 球状黒鉛鋳鉄、CV鋳鉄
6週目 アルミニウム合金鋳物、銅合金鋳物の分類とその特性
7週目 凝固と流れのシミュレーション
8週目 各種溶接法の概論
9週目 アーク溶接と溶接部の組織変化
10週目 固相接合、拡散接合 
11週目 各種圧延法と圧延理論  
12週目 圧延荷重の見積りとその演習 
13週目 鍛造加工とプレス加工の理論と実際
14週目 鍛造荷重の見積りとその演習
15週目 各種加工法のまとめと事例、到達目標の検証とフィードバック
(16週目 定期試験)

次回講義のための予習を目的としたレポートを複数回課します。
教科書
Required Text
桃野 正 他著「材料プロセス工学」朝倉書店
参考書
Required Materials
日本金属学会編「金属加工」 講座・現代の金属学 材料編11
秀和システム「よくわかる最新金属加工の基本と仕組み」 田中和明著
共立出版「金属材料の加工と組織」森永正彦、古原忠、戸田裕之著 
教科書・参考書に関する備考 上記教科書以外の講義資料は、随時講義の際に配布する。
成績評価方法
Grading Guidelines
60点以上を合格点とする。各到達度目標の評価は,定期試験の成績(80%)、レポート(20%)により評価する。
履修上の注意
Please Note
特になし
教員メッセージ
Message from Lecturer
ものづくりの楽しさを伝えます。
演習課題を講義の最後、またはレポートとして課します。
次回講義のための予習を目的としたレポートを複数回課します。
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
材料工学コースの学習目標の(D)に対応
JABEE教育プログラムの学習教育到達目標の(G)に対応 
関連科目
Associated Courses
材料科学A
弾塑性力学
備考
Remarks
桃野特任教授への連絡は、齋藤英之教授にご連絡ください。