開講学期 Course Start |
2014年度 後期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
機械航空創造系学科 |
対象学年 Year |
2 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
選択 |
授業方法 Lecture or Seminar |
演習 |
授業科目名 Course Title |
制御工学演習 |
授業科目名(英語) Course Title |
[授業科目名(英語)] |
単位数 Number of Credits |
1 |
担当教員 Lecturer |
花島直彦 |
教員室番号 Office |
B-312(花島) |
連絡先(Tel) Telephone |
来室あるいは E-mail にて連絡のこと |
連絡先(E-mail) |
hanaアットマークmondo.mech.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー Office Hour |
花島((火)12:55-14:25) |
授業のねらい Learning Objectives |
演習を通じて制御工学の内容の理解を深める。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
1.伝達関数とブロック線図を理解できる。(理解力、知識力) 2.システムの時間応答を計算できる。(理解力、知識力) 3.周波数応答法を使いこなすことができる。(理解力、論理力、知識力) 4.システムの安定性解析を行うことができる。(論理力、知識力) 5.制御性能、根軌跡法を理解し説明することができる。(理解力、知識力) 6.制御系設計を行うことができる。(論理力、総合力) |
授業計画 Course Schedule |
総授業時間数(実時間);22.5時間 初回に演習問題集と解答例を渡す。演習は(1)解答を見ずに自力で問題を解く,(2)解けたら解答を見て各自で赤ペンで採点をする,(3)間違っていたら,解答を参考にして,もう一度解き直す,(4)解き直したところをもう一度採点する,以上をその回の範囲の問題について繰り返す。リクエストがあった問題について解説する。なお、3週を小テストの時間にあてる。 第1週目 ガイダンス,複素関数とラプラス変換 第2週目 微分方程式とラプラス変換 第3週目 伝達関数とブロック線図 第4週目 システムの過渡応答 第5週目 <第1回小テスト> (p.1-35) 第6週目 周波数応答(周波数伝達関数、ベクトル軌跡) 第7週目 周波数応答(ボード線図 ) 第8週目 周波数応答(ボード線図 ) 第9週目 システムの安定性(ラウスの安定判別法,ナイキストの安定判別法等) 第10週目 システムの安定性(ナイキストの安定判別法) 第11週目 <第2回小テスト> (p.36-97) 第12週目 制御性能(安定度,定常特性、過渡特性) 第13週目 根軌跡法 第14週目 制御系設計 第15週目 <第3回小テスト> (p.98-130) 毎回,演習課題や小テストがあるので,家庭学習を行い準備すること. 上の計画は「制御工学」の授業時間割との関係で1週間前後することがある。 |
教科書 Required Text |
制御工学演習問題集(平成26年度 編集版) 花島 |
参考書 Required Materials |
田中、他「制御工学の基礎」 森北出版 # 河合素直「制御工学―基礎と例題―」 昭晃堂 # 伊藤正美「自動制御概論(上)」 昭晃堂 # 樋口龍雄「自動制御理論」 森北出版 # 水上憲夫「自動制御」 朝倉書店 # 吉川恒夫「古典制御論」 昭晃堂 |
教科書・参考書に関する備考 | |
成績評価方法 Grading Guidelines |
100点満点の小テストの平均点が60点以上を合格とする。 各到達度目標の評価方法は、次のように行う。 目標1-6.小テストにおいて計算問題や論述問題を出題し、達成度を評価する。 |
履修上の注意 Please Note |
(1) 制御工学を同時履修、あるいは過去に履修していること。 (2) 不合格の場合は再履修すること。 (3)小テスト実施回も含めて,80%以上出席していない者は成績評価対象者としないので注意すること。 (4)30分以上の遅刻は欠席とみなすので注意すること。 (5) 休講等,授業変更は事前に授業中に通知する。 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
演習は教科書、配付資料、ノートを持ち込み可とするが、該当する範囲まで復習していることを前提にしている。 小テストは教科書と電卓のみ持込可とするが,事前に十分復習していなければ,合格点に達しないので注意すること。 |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
機械システム工学コースの学習・教育到達目標との対応 (C) 工学専門知識の修得 ・機械工学に関する専門知識を駆使して、工学システムにおける課題を解決できる。 ・エネルギー・環境、ものづくり、ロボットに関する技術的課題に挑むことができる。 JABEE に対応する学習・教育目標との対応 (d)当該分野において必要とされる専門的知識とそれらを応用する能力 |
関連科目 Associated Courses |
1年生のロボティクスの基礎,3年生のロボット工学に関連する. この科目の履修にあたっては、機械力学T、計測電子工学を履修ずみ、あるいは履修中であること。 今後の関連科目は、3学年開講のロボット工学、システム制御工学、機械システム工学実験、ロボティクス実験、4学年開講のロボティクス設計法、卒業研究I、II(テーマに依存)である。 |
備考 Remarks |