開講学期
Course Start
2014年度 後期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
建築社会基盤系学科(建築学コース)
対象学年
Year
3
必修・選択
Mandatory or Elective
選択
授業方法
Lecture or Seminar
講義及び演習
授業科目名
Course Title
建築構造解析U
授業科目名(英語)
Course Title
[授業科目名(英語)]
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
永井宏
教員室番号
Office
D-319
連絡先(Tel)
Telephone
0143-46-5219
連絡先(E-mail)
E-mail
nagai@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
Office Hour
月曜日12:00〜12:30,火曜日12:00〜12:30
授業のねらい
Learning Objectives
1.建築骨組みの塑性解析の基礎を理解する.
2.建築構造物の地震応答解析に関する基本的な事項について学び,合理的な耐震設計法に対する理解を深める.
到達度目標
Outcomes Measured By:
1.塑性解析の基礎を理解し,簡単な構造物の崩壊機構や崩壊荷重を求めることができる.(計算力)
2.耐震構造解析に関する基本的な用語を理解し,使用することができる.(知識力)
3.動力学に関する基本的な事項を理解し,説明することができる.(論理力,計算力)
4.モーダルアナリシスを理解し,多層建物の固有モードや応答値を求めることができる.(計算力)
授業計画
Course Schedule
 総授業時間(実時間);24時間
 1週目 シラバスの説明,塑性解析の基礎
 2週目 崩壊機構と崩壊条件
 3週目 上・下界定理
 4週目 矩形ラーメンの塑性解析(1)
 5週目 矩形ラーメンの塑性解析(2)
 6週目 地震応答解析の概要,1自由度系の非減衰自由振動
 7週目 1自由度系の減衰自由振動
 8週目 調和外力に対する応答
 9週目 地震応答スペクトル
10週目 振動とエネルギー
11週目 多自由度系の振動方程式
12週目 多自由度系の固有周期とモード
13週目 多自由度系の応答(1)
14週目 多自由度系の応答(2)
15週目 モーダルアナリシス
(16週目 定期試験 )
教科書
Required Text
「建築構造力学U」山田孝一郎,松本芳紀共著,森北出版 ISBN 978-4627500426 #
「最新構造解析」柴田明徳著,森北出版 ISBN 978-4627520929
参考書
Required Materials
 
教科書・参考書に関する備考 他に授業に使用する必要な資料は適宜プリントとして配付する.
成績評価方法
Grading Guidelines
100点満点中60点以上が合格である.
100点満点で定期試験60点,レポート40点の割合で評価する.

各到達度目標の評価方法は,次のように行う.
目標1. レポートおよび定期試験において塑性解析に関する計算問題を出題し,達成度を評価する.
目標2. 定期試験において用語問題を出題し,達成度を評価する.
目標3. レポートおよび定期試験において式の誘導や計算問題を出題し,達成度を評価する.
目標4. レポートおよび定期試験において多自由度系応答の計算問題を出題し,達成度を評価する.
履修上の注意
Please Note
@理解力,計算力などの向上を目指すために,適宜レポートを課すので提出すること.
A授業中の質問は大歓迎。オフイスアワーなどでの質問も適宜受け付ける.
B授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知をする.
C再試験は行わない.
教員メッセージ
Message from Lecturer
やや難解な部分もあるが,最後まで諦めずに受講して欲しい.
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
この授業の単位修得は、建築学コースの学習・教育目標の (C):未来に対する深い洞察力をもって高い視点から問題に対処し,将来にわたって豊かな能力を身につける,(G):構造演習や実験を重視した教育により,建築の構造に関する基礎的知識と応用力を修得する,に対応している.

JABEE基準1(1)の(d):該当する分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に応用できる能力,(g):自主的,継続的に学習できる能力,(h):与えられた制約の下で計画的に仕事を進め,まとめる能力,に対応している.
関連科目
Associated Courses
この科目の履修にあたっては,1学年開講の材料の力学,2学年開講の建築構造力学T,Uおよび3学年開講の建築構造解析Tを修得しておくこと.
備考
Remarks