開講学期 Course Start |
2014年度 後期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
建築社会基盤系学科(建築学コース) |
対象学年 Year |
2 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
必修 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義及び演習 |
授業科目名 Course Title |
建築構造力学U |
授業科目名(英語) Course Title |
[授業科目名(英語)] |
単位数 Number of Credits |
3 |
担当教員 Lecturer |
荒井康幸 |
教員室番号 Office |
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連絡先(Tel) Telephone |
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連絡先(E-mail) |
yarai(at)mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー Office Hour |
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授業のねらい Learning Objectives |
建築構造物は地震などの外力によって生ずる応力や変形に基づいて設計される。本授業では,静定構造物の変形解法を理解し,次に,不静定構造物の応力と変形を求める手法を修得する。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
1.基本的な変形解法を理解し,応用することができる。 2.仕事に関する原理を理解し,静定構造物の変形を求めることができる。 3.不静定構造物の反力と応力を求めることができる。 4.たわみ角法を理解し,簡単なラーメンの解析ができる。 |
授業計画 Course Schedule |
総授業時間数(実時間) 46.5時間 1週目 応力・ひずみ関係と弾性曲線式(1) 2週目 弾性曲線式(2) 3週目 はりのたわみの実験 4週目 モールの定理 5週目 仕事とエネルギー,カスチリアノの定理 6週目 仮想仕事の原理 7週目 静定骨組みの変形 8週目 せん断変形および静定トラスの変形 9週目 中間試験 構造物の安定・不安定および静定・不静定 10週目 不静定はりの解法 11週目 不静定骨組みの解法 12週目 不静定骨組みの変形および不静定トラスの解法 13週目 たわみ角法 14週目 節点が移動しない矩形ラーメンの解析 15週目 節点が移動する矩形ラーメンの解析 (16週目 定期試験) |
教科書 Required Text |
「建築構造力学T」山田孝一郎,松本芳紀共著,森北出版 # 「建築構造力学U」山田孝一郎,松本芳紀共著,森北出版 |
参考書 Required Materials |
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教科書・参考書に関する備考 | 他に授業に使用する必要な資料は適宜プリントとして配付する。 |
成績評価方法 Grading Guidelines |
100点満点で中間試験40点,定期試験50点,レポート(演習)10点の割合で評価し,60点以上を合格とする。 各達成度目標の評価方法は,次のように行う。 目標1.レポートならびに中間試験において,はりの変形問題を出題し,達成度を評価する。 目標2.レポートならびに中間試験において,骨組みの変形問題を出題し,達成度を評価する。 目標3.レポートならびに定期試験において,不静定構造物の応力を求める問題を出題し,達成度を評価する。 目標4.レポートならびに定期試験において,たわみ角法によって不静定骨組みの応力を求める問題を出題し,達成度を評価する。 |
履修上の注意 Please Note |
@レポート(演習)の提出が必要(未提出の場合は,非履修とみなす)。 A授業中の質問は大歓迎。オフイスアワーなどでの質問も適宜受け付ける。 B授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知をする。 C再試験は1回のみ行い,60%以上の得点を合格とするが,評価は最高80点とする。 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
・構造力学は,全ての構造系科目の基礎科目です。理解していないと今後の関連科目も理解できないので,十分な時間をとって学習して下さい。 ・毎回,レポート(演習課題)を課す予定である。他人のレポートを見ることなく自力で作成すること。 ・採点しやすいように,見やすいレポート(文字や書き方)を心がけること。 ・レポートは指定された期日までに必ず提出すること。 ・演習課題を解くことだけに専心することなく,教科書や板書の説明を熟読し,考え方を理解すること。 ・模範解答は,教員室の前に掲示しておくが,解き方を覚えても力にならないことを心得ておくこと。 ・何時でも質問を歓迎しますが,先ず自分で何が解らないかを整理して下さい。 |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
この授業の単位修得は、学科(建築学コース)の学習・教育目標の (G)構造演習や実験を重視した教育により,建築の構造に関する基礎的知識と応用力を修得する,に対応している。 |
関連科目 Associated Courses |
この科目の履修にあたっては,1学年開講の材料の力学と2学年開講の建築構造力学Tを修得しておくこと。 今後の関連科目は,建築構造解析T・Uおよび建築構造系科目の全科目である。 |
備考 Remarks |