開講学期
Course Start
2013年度 後期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
情報電子工学系学科
対象学年
Year
3
必修・選択
Mandatory or Elective
選択
授業方法
Lecture or Seminar
講義
授業科目名
Course Title
応用数理工学
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
黒木場正城、加藤正和
教員室番号
Office
Q411
連絡先(Tel)
Telephone
連絡先(E-mail)
E-mail
kurokiba@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
Office Hour
火曜日16:30-18:00
授業のねらい
Learning Objectives
工学部のどの課程でも必要となる数学の基礎知識のうち複素解析にかかわる内容を講義する。
複素関数の微分可能性、正則関数の積分、特にその周回積分を理解する事を目的とする。
到達度目標
Outcomes Measured By:
1.複素関数の微分・積分を理解し,求めることができる.
2.正則関数を整級数に展開して,取り扱うことができる.
3.周回積分を利用して,実関数の積分を求めることができる.
4.リーマン面を使い,多価関数の微分・積分を理解することができる.
5.定理を表現する論理を身につけ理解することができる.
授業計画
Course Schedule
総授業時間数(実時間):24時間
 1週目 : 複素数と複素平面
 2週目 : 複素数列とその極限値
 3週目 : 複素関数(1)
 4週目 : 複素関数(2)
 5週目 : 複素関数の極限値と微分係数
 6週目 : コーシー・リーマン方程式と正則性
 7週目 : 複素関数の積分とその性質
 8週目 : 中間試験
 9週目 : コーシーの積分定理
 10週目: 複素数の級数
 11週目: テイラー展開
 12週目: ローラン展開
 13週目: 留数定理
 14週目: 留数定理と実定積分
 15週目: 複素関数とリーマン面
 16週目: 定期試験
 
教科書
Required Text
特に指定しない.
参考書
Required Materials
「理工系の数学入門コース5 複素関数」、表実 著、岩波書店
「キーポイント 複素関数」、表実 著、岩波書店
「工学基礎 複素関数論」、矢嶋徹・及川正行 著、サイエンス社
「改訂 関数論」、洲之内治男・猪股清二 著、サイエンス社
「流体力学と複素解析」、今井功 著、日本評論社社
「複素数30講」、志賀浩二 著、朝倉書店 
教科書・参考書に関する備考 特になし
成績評価方法
Grading Guidelines
中間試験40%、定期試験40%、演習20%の割合で評価する。100点満点中60点以上を合格とする.
履修上の注意
Please Note
・ 出席を重視する.出席率が低いものは上の規則では評価しない.
・ 講義の際、演習課題を与えるので、レポートとして提出すること.
・レポートの提出は出欠の確認も兼ねているので留意すること.
・レポート演習問題を完全に解答していない答案,および氏名,出題日が
 記載されていない答案は、提出しても未提出の扱いとする. 
・ 中間試験の掲示には注意すること.
・ 中間試験、定期試験は必ず受験すること.然るべき理由で受験できない場合は、
 試験後1週間以内に理由書(病気の場合は医師の診断書の写し、交通事故の場合は
 事故証明書の写し)を提出すること.本人が連絡できない場合は代理人の連絡でも
 良いが,1週間以内に必ず連絡をすること.正当な理由の場合のみ、追試験等の措置
 を講ずる.
・出席が良好で、成績が50点以上60点未満の不合格者に対し、本人の申し出により
 再試験を行う.申し出のない再試験受験は認めない.
・再試験合格者の成績は、試験の得点にかかわらず60点とする.
・再試験受験希望者は試験日の連絡に注意すること.再試験日時の相談には応じない.
教員メッセージ
Message from Lecturer
講義での疑問点などは、そのままにせずに気軽に質問して下さい。 
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
「学科の学習・教育目標との対応」
1.工学上の諸問題を科学的に解決するための基礎知識の修得
(b) 数学基礎とその応用能力
「JABEEの学習・教育目標との関連」
(c) 数学、自然科学及び情報技術に関する知識とそれらを応用できる能力 
関連科目
Associated Courses
解析A,解析B,解析C,線形代数
備考
Remarks