開講学期 Course Start |
2013年度 後期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
情報電子工学系学科 情報システム学コース コンピュータ知能学コース |
対象学年 Year |
3 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
必修 |
授業方法 Lecture or Seminar |
実験 |
授業科目名 Course Title |
情報システム学実験 |
単位数 Number of Credits |
1.5 |
担当教員 Lecturer |
魚住 超、 岡田 吉史、須藤 秀紹 |
教員室番号 Office |
魚住:V615 岡田:V402 |
連絡先(Tel) Telephone |
魚住:46-5434 岡田:46-5408 |
連絡先(E-mail) |
魚住:uozumi[at]csse.muroran-it.ac.jp 岡田:okada[at]csse.muroran-it.ac.jp ([at]を@へ変更してください) |
オフィスアワー Office Hour |
魚住:木曜日 10:25-11:45 岡田:木曜日 16:00-17:00 |
授業のねらい Learning Objectives |
「計測」と「ネットワーク」の実験をとおして,講義で学んだ事柄をより深く理解する: <計測実験> Linuxシステム上でのC言語プログラミングによる自動制御実験をとおして,計測・制御システムの動作原理および実装応用能力を身につけることをねらいとする. <ネットワーク実験> ネットワークの基礎から応用までの仕組みを理解し,安全で確実なネットワークを実現するための手続きを,授業の「情報ネットワーク(必修)」と実験を通して学習する. |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
<計測実験> ・オペアンプの基本動作と微弱信号の増幅を理解する. ・C言語によるポート操作の基礎を理解する. ・フィードバック制御の基礎を理解する. ・ON/OFF制御の動作原理を理解する. ・PID制御の動作原理を理解する. <ネットワーク実験> ・インターネット発展の歴史を,標準化の過程を通して理解する. ・OSI 参照モデルを通して,ネットワークの階層性を理解する. ・ネットワークの構成要素について理解する. ・インターネットの基本プロトコル TCP/IP について理解する. ・ルーティング(経路制御)について理解する. |
授業計画 Course Schedule |
総授業時間数(実時間): 135分 × 15回 = 2025分(33.75 時間) 履修登録した学生を2グループに分ける.そして,7週を計測実験,7週をネットワーク実験にあて,その後交代する。第15週は実験全体のまとめを行う. 1週目 オペアンプの基本動作(反転増幅回路・熱電対の信号増幅) 2週目 ポート操作の基礎 (スピーカーのON/OFF制御) 3週目 ポート操作の基礎 (D/A変換ボードの操作) 4週目 フィードバック制御 (ON-OFF制御) 5週目 フィードバック制御 (PID制御:リアクションカーブの生成) 6週目 フィードバック制御 (PID制御:制御パラメータの決定) 7週目 フィードバック制御 (PID制御:動作確認と考察) 8週目 ネットワークの基礎知識 9週目 TCP/IPの基礎 10週目 Webサーバを作る(1) 11週目 Webサーバを作る(2) 12週目 メールサーバを作る(1) 13週目 メールサーバを作る(2) 14週目 通信の暗号化 15週目 実験全体のまとめ |
教科書 Required Text |
実験テキストを印刷物、またはWebで配布する。 |
参考書 Required Materials |
<計測実験> 「コンピュータアーキテクチャ」,内田啓一郎・小柳滋 著,オーム社#「制御工学」,森 泰親 著,コロナ社#「優しく学べるC言語入門」,皆本晃弥 著,サイエンス社#「「KNOPPIX HACKS」,Kyle Rankin 著,オライリ−・ジャパン <ネットワーク実験> 「マスタリングTCP/IP 入門編 (第4版)」,竹下隆史, 村山公保, 荒井透, 苅田幸雄 共著,オーム社 |
教科書・参考書に関する備考 | |
成績評価方法 Grading Guidelines |
提出されたレポートの内容で成績を判定し、60点以上を合格とする。 ただし,次の2点が成績評価の必要条件である。 (1)全ての実験に出席し,実験を行うこと。 (2)2つの実験で課す全てのレポートを提出すること。 |
履修上の注意 Please Note |
不合格の場合は,次年度再履修すること。 再履修する場合,正規学年の学生と同様に出席し,レポートを提出すること。 「情報計測学」、「電子情報回路」、「情報ネットワーク」の内容を復習,理解して臨むこと。 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
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学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
この授業科目は情報電子工学系学科の学習目標の以下の項目に対応している: 情報技術者「コンピュータサイエンス」 情報工学の基礎知識と応用能力を身につける。 |
関連科目 Associated Courses |
「情報計測学」 、「電子情報回路」、「システム制御理論」、「情報ネットワーク」 |
備考 Remarks |