開講学期
Course Start
2013年度 後期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
情報電子工学系学科
対象学年
Year
3
必修・選択
Mandatory or Elective
選択
授業方法
Lecture or Seminar
講義
授業科目名
Course Title
パワーエレクトロニクス
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
青柳 学
教員室番号
Office
E305-1
連絡先(Tel)
Telephone
0143-46-5504
連絡先(E-mail)
E-mail
maoyagi@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
Office Hour
情報電子工学系学科電気電子コース掲示板のオフィスアワー一覧、または、
{http://www.muroran-it.ac.jp/ie/elec/electronics/elec/undergraduate/officehour.html}
を参照してください。 
授業のねらい
Learning Objectives
電力用半導体素子、電力の変換、制御技術を中心にパワーエレクトロニクスの基本動作と応用を修得する。
到達度目標
Outcomes Measured By:
1.電力用半導体素子の動作原理と使用法を修得する。(20%)
2.整流回路の基本原理を理解し活用法を修得する。 (30%)
3.DC-DCコンバータの基本原理を理解し応用例を修得する。(30%)
4.インバータの基本原理を理解し応用例を修得する。(20%)
授業計画
Course Schedule
総時間数:1.5時間×16回=24時間

1回目 パワーエレクトロニクス緒論
2回目 電力変換の基本回路とその応用例
3回目 ひずみ波形の取り扱い方
4回目 パワー半導体デバイス
5回目 電力の変換と制御(1)
6回目 電力の変換と制御(2)
7回目 サイリスタコンバータ(1)
8回目  中間試験
9回目 サイリスタコンバータ(2)
10回目 サイリスタコンバータ(3)
11回目 DC−DCコンバータ(1)
      チョッパ回路,共振形コンバータ      
12回目 DC−DCコンバータ(2)
      スイッチングレギュレータ
13回目 インバータの基本回路
14回目 PWMインバータ
15回目 復習
16回目 定期試験
教科書
Required Text
新インターユニバーシティ 「パワーエレクトロニクス」 堀孝正 編著,オーム社 定価2,415円 ISDN978-4-274-20627-6
参考書
Required Materials
「セメスター大学講義 パワーエレクトロニクス」 矢野昌雄,打田良平著,丸善株式会社 定価3150円#
「パワーエレクトロニクス入門」 片岡昭雄,森北出版 定価2310円#
「パワーエレクトロニクス回路」 電気学会調査専門委員会編,オーム社 定価5040円#
「電動機の可変速駆動入門」 片岡昭雄,森北出版 定価2520円 (いずれも図書館に所蔵) 
教科書・参考書に関する備考
成績評価方法
Grading Guidelines
中間試験40%、期末試験60%で評価し、60点以上を合格とする。(最高点:100点)
各到達目標の評価方法は次のように行う。
目標1について:小テスト,中間試験で論述問題を出題し,達成度を評価する。
目標2について:小テスト,中間試験で解析および設計のための計算問題を出題し,達成度を評価する。
目標3について:小テスト,期末試験で解析および設計のための計算問題を出題し,達成度を評価する。
目標4について:小テスト,期末試験で解析および設計のための計算問題を出題し,達成度を評価する。

再試験は行わない。不合格者は再履修すること。
履修上の注意
Please Note
(1)電気回路I、II、III及び電気機器学の単位を取得していることが望ましい。
(2)関数電卓を用意すること。
教員メッセージ
Message from Lecturer
電気回路、電子回路、半導体工学、電気電子機器学、制御理論に幅広くまたがった境界領域を扱いますので、理解が不十分な授業科目はその都度学習し直すこと。身のまわりのパワーエレクトロニクス技術を探して見て下さい。電気を使用する所、ほぼ全てに存在しています。
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
学習・教育目標の, (B):電気電子工学分野の技術の基礎となる知識を習得する,に対応している。
関連科目
Associated Courses
電気回路I,II,III,基礎電子回路,電子回路I,電磁エネルギー変換工学,電気機器学,制御工学
備考
Remarks
電気電子工学実験Bの「電気機器関連実験」と平行して授業が進められますので、講義が実験と前後する場合があります。
電気主任技術者の資格には必ず取得しなければならない授業科目です。