開講学期 Course Start |
2013年度 後期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
情報電子工学系学科 |
対象学年 Year |
3 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
選択 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義 |
授業科目名 Course Title |
送配電工学 |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
佐藤 孝紀 |
教員室番号 Office |
F309-1 |
連絡先(Tel) Telephone |
0143-46-5506 |
連絡先(E-mail) |
ksatoh@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー Office Hour |
火曜日12:10-12:45、木曜日12:10-12:45 ※都合により変更となる場合は教員室ドアの掲示板に表示します。 |
授業のねらい Learning Objectives |
送電、配電、変電に関するハードとソフトについて学習し、電気エネルギー伝送技術の基本原理を理解する。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
1.送配電システムの構成、使用される機器とその運転・制御について学ぶ(理解力60%)。 2.送配電システムの解析について学ぶ(理解力20%、計算力20%)。 |
授業計画 Course Schedule |
総時間数:1.5時間×16回=24時間 第1週 ガイダンス、電力系統と送電・配電1(系統の基本構成、送電方式、周波数) 第2週 電力系統と送電・配電2(送電電圧、交流送電、直流送電、送電網) 第3週 送配電線路(架空送電線路、地中送電線路、低圧配電線路、高圧配電線路) 第4週 変電所(機能、運転、制御) 第5週 電力の伝送特性(電圧降下、電圧変動率、電力損失と力率改善、送電電圧と送電電力) 第6週 故障計算1(故障、単位法とパーセント法、三相交流と対象座標法) 第7週 故障計算2(故障計算の実例) 第8週 安定度と送電容量1(解析モデル、定態安定度、過渡安定度) 第9週 安定度と送電容量2(電圧安定度、送電容量) 第10週 サージと絶縁(雷サージ、開閉サージ、絶縁対策、絶縁協調) 第11週 保護継電方式(保護継電器、送電線の保護、母線の保護、変圧器の保護、発電機の保護) 第12週 直流送電(仕組みと方式、変換器、運転と制御) 第13週 誘導と電波障害(静電誘導、電磁誘導、コロナ、電波障害) 第14週 配電(負荷と設備計画、事故対策、高調波障害) 第15週 まとめと将来展望 第16週 定期試験 |
教科書 Required Text |
「送電・配電(改訂版)」 電気学会 定価(2900円+税) |
参考書 Required Materials |
「電気エネルギー伝送工学」 オーム社 [附属図書館所蔵] |
教科書・参考書に関する備考 | 必要な資料を授業中に適宜配布する。 |
成績評価方法 Grading Guidelines |
定期試験および4回の小テスト(あるいはレポート)の結果を総合し、100点満点中60点以上を合格とする。なお、定期試験と小テストの割合は、それぞれ60%および40%である。再試験は行わない。目標1.小テスト,定期試験において論述問題を出題し評価する. 目標2.小テスト,定期試験において論述問題と計算問題を出題し評価する. |
履修上の注意 Please Note |
第1週目の授業で説明する。 工系国立大学生としてのモラルを再認識して、授業に参加する。(私語をしない。遅刻・早退は原則として認めない。予習・復習を行い、積極的に授業に参加する) 小テストおよび定期試験において関数電卓の使用を認める。 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
電気主任技術者の資格に関係する科目であるので、予習と復習を十分に行って理解を深めるよう心がけて頂きたい。 |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
学習目的のうち (B)「電気電子工学分野の技術の基礎となる知識を修得する」 に関連する。 |
関連科目 Associated Courses |
電気回路T〜V、高電圧工学、電力発生工学、電磁エネルギー変換工学、電気機器学 |
備考 Remarks |